デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

愛と性のはざまで。。。(その1)

2006-01-23 07:56:44 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ



愛と性のはざまで。。。
 



レンゲさん、しばらく寂しさを紛らわせるためにも、仕事に身を入れて頑張ったらどうですか?

あたしは仕事だけに生きがいを見出すことなんて出来ません。

しかし、夢のバンクーバーにやって来て、8歳の女の子に戻ってですよォ~、パンティーとブラになって、ベッドに飛び込んで泳いだって、気晴らしにはなっても、レンゲさんの問題の解決にはならないんですよ。

デンマンさん、パンツとブラの事は持ち出さないでくださいな。ふざけないでください。。。

マジですよ。ふざけていませんよォ~。

デンマンさんは、あたしの事を、。。。あたしの事を。。。愛しているとおっしゃいました。。。マジでおっしゃったんですよね?

もちろんですよ。僕は今でもあなたのことを愛していますよ。

だから。。。

でも、それは不倫の愛ではないんですよ。“心の恋人”としてレンゲさんを愛しているんですよ。


夢のバンクーバー

2004-8-16 19:46


ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、denmanさんに
エスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人になれるのかもしれません。

でも、妄想にふける中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

denmanさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

denmanさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがdenmanさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはdenmanさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より


レンゲさんだって、このように僕の “求愛” を “心の恋人” として受け入れたんですよ。。。でしょう?

でも、それは、あたしたちがまだ会う前でしたわァ~。

会う、会わないは関係ないんですよ。

いいえ、関係ありますわァ~。。。あたしたち、。。。デンマンさんとあたしは2ヶ月近くもバンクーバーで一緒に暮らしましたわァ。

それは、しかし、。。。しかしですよ。。。いわゆる同棲したわけじゃないんですよ。大阪からやって来た“心の恋人”を僕はお客さんとしてもてなしたんですよ。

でも、。。。でも、あたしは。。。あたしはデンマンさん抱かれました。

レンゲさん、。。。あなたは、。。。あなたは、。。。またそのようなことを言い出すゥ~。。。僕は、また泣きたくなりますよゥ~。。。

どうしてですかあああ?デンマンさんは、あたしを、。。。あたしを抱いたじゃありませんかあああ?

あのねぇ~、レンゲさん、“抱いた” とか “抱かれた” とか、その言葉だけを切り取って単独で言うと誤解を招くんですよォ~。。。この記事を初めて読む人は絶対に誤解してしまいますよォ~。んも~~。。。

だって、それ以外に言い方がありませんものォ~

ありますよ。 僕が、8歳の女の子になりきったレンゲさんを自分の娘のように可愛がった。。。とか、。。。男が女を求めるようではなく、父親が娘をハグするように可愛がった、。。。とか、。。。いくらでも言い方があるじゃないですかアアア。。。

でも、あたしは、。。。あたしは、。。。デンマンさんに抱かれて、。。。あのォ~、。。。つまり、。。。つまり、。。。イッてしまいました。

でも、それは、レンゲさんが勝手にイッてしまったんですよ。。。僕がイカせようとして、それで、。。。あなたがイッタわけではないんですよ。

だって、あたしはデンマンさんに抱かれたからイッたんですわァ~

レンゲさん、“抱かれた” という言葉を強調しないでくださいよ。レンゲさんと僕が不倫関係を結んだように誤解されてしまいますよ。。。この記事を直美も読むんですからねぇ~。んも~~。。。(デンマンの顔が泣き出しそうにゆがむ)。。。だから、僕はこだわるんですよォ~。。。んも~~

だって、。。。だってぇ~、。。。

分かりましたよ。それならば、その時の様子を僕はもう一度ここに書きますよ。


レンゲさん、あなたには下心はなかったかもしれないけれど、誤解を与えますよ。

どうしてですかあ~?

どうしてですかって、。。。あなたは、このような格好で僕の部屋に入ってきたんですよ。

いけませんか?

ダメだとは言わないけれど、。。。その上にガウンかなんかを羽織ったらどうですか?

夏でした。

それは分かるけれど、確か、。。。午前1時ごろでしたよ。。。。暑くはなかったですよ、むしろ涼しいくらいでしたよ。 

だって、あたし、これでいつも寝ていたんです。

しかし、あなたは自分の高井田のアパートではワンピースを着たままで寝ていたと言ったでしょう。。。?

デンマンさんが、こういうベビードルのナイティー(nightie)が好きだと言っていたので買ったんです。

そんな事を言った覚えはないけどなあァ~。。。

おっしゃいましたわああああ!

それで見せに来たというわけですかァ~?

そういうわけではありません。デンマンさんには無様(ぶざま)な姿はお見せしたくありませんでしたから、デンマンさんが好きだとおっしゃっていたナイティーを買って着ていたんです。

とにかく、あなたは僕がびっくりするような事をするからねぇ~。んも~~。。。風呂場の逆立ちの次がこれだったんですよ。

デンマンさんが、お部屋に入ってもよいとおっしゃいましたわ。

そうするより他にないでしょう。あなたは怖い夢を見て眠れなくなったと言って入って来たんですよ。30才になろうとする女性が “怖い夢を見て眠れない。 だから、一緒のお部屋に居させてくれ”。。。そんなことを言われたら、何も知らない男なら“据え膳”だと思いますよ。

デンマンさんも、そう思われたのですか?うふふふ。。。。

うふふ、じゃないですよォ~。僕は内心では、ぶったまげていましたよ。

でも、ポーカーフェースを通していましたわ。

もちろんですよ、冷静にならねばいけない、と自分に言い聞かせていましたからね。その一方で来るものが来たかァ~。。。とも思いましたよ。レンゲさんの“幼児的なふれあい”へのあこがれが、こういう形になって現れたんだと思ったわけですよ。あなたは、僕のベッドの中にもぐりこんで、ニィーと笑ってんですからねぇ~。。。全く、憎めないところがありますよォ~。

デンマンさんは、それから2時間もあたしをかまってくれませんでしたわね。ほったらかしでしたわァ~。

そのうち眠ってくれるだろうと思ったわけですよ。しかし、眠らないんですよねぇ~。そろそろ眠ったかなあァ~と思って、そっと振り返って見てみると、あなたはベッドの中でしっかりと眼を開いて僕の方を見ている。僕がニヤッと笑って見せても、もうあなたは笑わない。。。。潤んでいる目で訴えるように僕を見つめているんですからねぇ~。。。僕は本当に迷いましたよ。あなたを残してリビングのソファーでも眠ろうものなら、また人種差別をしていると言われかねない。。。だから、もう観念して僕もあなたの隣に横になりましたよ。
(注: 人種差別の事は次のリンクをクリックして読んでください。
   『不倫した私を差別しているのですか?』


2時間も待たせたんですよ。

レンゲさんが勝手に眠らずに待っていただけですよ。

あたしだって意地になっていましたわ。

どうして、あのように手の込んだ事をするのですか?

デンマンさんは、今でもあたしがシナリオを書いて小説的演技をしていたと思っているのですか?

そうは思っていませんよ。レンゲさんが“幼児的ふれあい”を求めているのだという事が分かりましたからね。僕が言っているのは、狸眠りでもいいから寝たフリをしていれば、僕だって2時間も机に向かって居る必要がなかったんですよ。実際、あのような状況では何も手がつかないんですよ。

でも、ハグしてくれたのであたしうれしかったです。

しかたありませんよ。あなたは7つか8つの女の子になりきっていたんですからね。ああいう時って、女性は幼い時の気持ちになれるのだろうけれど、でもレンゲさんは、すっかりなりきってしまっていたんですからね。僕は驚きましたよ。


Women fall into 'trance' during orgasm



The key to female arousal seems rather to be deep relaxation and
a lack of anxiety, with direct sensory input from the genitals
playing a less critical role.

The parts of the female brain responsible for processing fear,
anxiety and emotion start to relax and reduce in activity. 
This reaches a peak at orgasm, when the female brain’s emotion
centres are effectively closed down to produce an almost
trance-like state.

The male brain was harder to study during orgasm, because of its
shorter duration in men, but the scans nonetheless revealed
important differences. Emotion centres were deactivated, though
apparently less intensely than in women, and men also appear to
concentrate more on the sensations transmitted from the genitals
to the brain.

This suggests that for men, the physical aspects of sex play
a much more significant part in arousal than they do for women,
for whom ambience, mood and relaxation are at least as important.

Men find it more important to be stimulated on the penis than
women find it to be stimulated on the clitoris.

"What this means is that deactivation, letting go of all fear and
anxiety, might be the most important thing, even necessary, to have
an orgasm," Dr. Holstege said.

Times Online June 20, 2005
(ロンドン発行のタイムズ紙 2005年6月20日の記事より)


何ですの、この長い英文の引用わああ?

これを訳すと問題があるので日本語には訳しません。でも、ロンドンのタイムズ紙の記事から抜粋したものですよ。オランダの性科学者の実験に基づいた科学論文についての記事ですよ。

それがあたしの“幼児的なふれあい”と関係があるのですか?

そうなんですよ。僕はこの記事を読んでレンゲさんがイッてしまった理由がすべて納得できましたよ。

イッてしまったって。。。デンマンさんは、。。。知っていたんですのォ?

僕は、レンゲさんがお漏らししたのかと思ったんですよ。セックスしたわけじゃありませんからね。おしっこなら、舐めればツンと沁みるような。。。刺すような味がありますからね。でも、おしっこと比べれば、かすかに甘い味がしましたよ。臭いはほとんどありませんでした。

デンマンさんは舐めたんですの?

シーツがかなり濡れていたんですよ。。。。確かめてみただけですよ。

イヤやわァ~、デンマンさんたらァ~。。。あたし、恥ずかしいわァ。。。

何もあなたが恥ずかしがることではないでしょう。

あたし、他の女性と比べて変わってますかァ?

だから僕もそう思ったんですよ。。。。上の記事を読むまではね。でもね、納得ゆきましたよ。

どういうことですか?

あの時の女性というのはトランス状態になる人も居るんですよね。日本では“失神する”と言うようですよね。そのことは僕も知っていましたよ。でも、僕はレンゲさんをハグして頬擦(ほおず)りしたりキスしたり、。。。レンゲさんは8歳の女の子になりきっていましたからね、僕は妙な気分でしたよ。でも、そういうレンゲさんのことが実に可愛いと思いましたよ。。。だから僕は8歳の時の娘を可愛がるようにあなたを可愛がっていた。。。そんな気持ちでしたよ。。。あなたは、なかなか僕を離さない。20分か、30分か、。。どのくらいあなたをハグしていたか、はっきりとは分からないけれど、気づいたら、あなたはトランス状態なんですよ。

あたしには、良くそういうことってあるんです。

僕はヨガもやるし、禅をやった事もありますがねぇ、精神をよほど“集中”しても“空”にしても肉体的な快楽の極地に到達する事って出来ないですよ。僕の修業が足りないのかもしれません。。。。でも、レンゲさんは僕にハグされて。。。頬擦りされてキスされて。。。可愛がってもらっているだけで。。。イッてしまったんですからね。。。

デンマンさん、そんな風に見つめないでくださいな、。。。火照(ほて)ってしまいますわアアア。。。。

『あたしは、どのように愛せば良かったのでしょうか?』より


レンゲさん、あなたはね、まるで自己催眠をかけたようにトランス状態にのめり込める人なんですよ。僕はあなたのような人を自分の腕の中で見るのは初めてでしたよ。

あたしは、それ程変わっていますか?

でもね、上の英文の引用にもあるとおり、科学的にはレンゲさんのような女性が理想的なイケるタイプなんですよ。つまり、何もかも忘れてしまうほどに自我を高揚した官能の中に埋没させてしまう事が出来るんですよ。“頭の中が真っ白になる”というのはそういう状態なんだと僕は思いますよ。

それで、デンマンさんは、何がおっしゃりたいのですか?

翌日レンゲさんが詠んだ詩はその時のトランス状態がいわば言葉になったんですよ。
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愛と性のはざまで。。。(その2)

2006-01-23 07:55:34 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ






あなたと
 
 
交わした愛




2005/08/19

あなたの全てがいとおしい

そのまぶたをくちびるで愛撫する

くちびるから全身にしびれるような

熱い波がひろがっていく

あなたをつつむやすらぎの光

おだやかな時がいつまでも流れていく

あなたに出会い

そして愛し合う

こんなに強く抱きしめた腕

ふたりは確かに結ばれて

身も心もとけあう

あなた ・ ・ ・

いとしいひと ・ ・ ・

あの出会いからわかっていた

夕べのしじまの中で

あなたと交わした愛が

とこしえに続くことを

愛している

今朝はすべてが澄み切って

誰にもじゃまはできない

(『あなたと交わした愛』より)



つまり、レンゲさんはこういう人を探し求めているんですよ。。。。でもね、残念ながら、その人は僕ではないんですよ。

なぜですか?

何度も言ったように不倫以外にそれを実現する道はないですよ。僕は不倫はコリゴリですからね。

あたしの探している人は誰ですか?

レンゲさんは、その人を野々宮さんの中に求めようとしたのかもしれませんね。

あの人はあたしを拒絶しました。

拒絶したわけではないんですよ。レンゲさんが、例によって拒絶される前に逃げ出したんですよ。

いいえ、そうではありません。

椎名さんとの関係も、いつもそれですよ。ただし、椎名さんの場合には“腐れ縁”になってしまって別れようとして別れられない。殺されそうになったというのに、レンゲさんは彼と別れられない。

だから、椎名さんときっぱり別れようと思って、あたしはバンクーバーに行ったんです。

確かに気晴らしにはなったようだけれど、レンゲさんは振り出しに戻ってしまいましたよね。

なぜ、あたしは、いつもこうなるんですか?

逃げているからですよ。

あたしは、誰からも逃げていません。

対話を持つことから逃げているんですよ。

対話を持てない人とは、どうにもなりません。

そう思い込んでしまうから、いまだにお母さんとも和解が出来ない。もう6年以上もレンゲさんはお母さんと会ってないし、電話で話した事もない。野々宮さんの事だって、対話を持てば関係が修復できるかもしれない。でも、あなたにはその気はない。でしょう?

だって、対話を持っても意味がないからです。

どうしてですか?

不毛です。

その同じ言葉を僕にも吐いたことがありましたよ。


対話できないんじゃなくて、

対話したくないだけ。


2004 12/22 04:24 編集 返信


> どうして精神年齢が
> 4歳児のように、
> 満足にデンマンと対話を
> 持つことができないの?

できないんじゃなくて、
対話したくないだけ。
ただでさえだるいのに、
これ以上ウザイことしたくない。

> この掲示板に書くか、
> 個人的に僕にメールを
> 書けばよいのに、
> 僕と面と向かって
> 話し合いを持つことが、
> レンゲさんには
> 出来ないんですね。

できないんじゃなくて、したくない。
不毛。

> 問題を解決するためには
> 話し合いを持つということは、
> 小学校6年生でも
> よく分かっていることなのに、

なーんか年齢に固執するよね。
Myものさしですか?

> この掲示板に書かずに、
> コソコソと隠れるように
> 『喜怒哀楽むきだし!日記』に書いているんですね。

かかわり持つとややこしいからね。

> レンゲさん!
> コソコソ隠れずに出てきなさいよ!

隠れてないってばァ~。
絶対自分の方が正義だという、困った脳みそしてるね。

by レンゲ

『対話したくないだけ』より


黒いパンティーをはいたサディステックなレンゲさんが、このように不貞腐(ふてくさ)れた言葉を吐き出すんですよ。でもね、やがて寂しくなって反省すると、仲直りできるレンゲさんも居る。それで、次のようなしおらしい事も言えるんですよね。


仲直りしたい。でも、。。。

不良娘は、それがなかなかできないんです。


2004 09/08 13:03 編集 返信

ほんとうにありがとうございます。
わたしが、グレていた間も
ビーバーランド XOOPSに行きたかったんです。
でも、わかっていただけたらうれしいのですが、不良娘は、それができないんです。

できないから、どんどん距離が大きくなる。
わたしの家庭はそんな所でした。
「話し合い」なんて、タブーでしたから。

トラブルが起きるたびに、
家族の溝は深まっていきました。

わたしは、その家庭崩壊を、追体験したような、そんな気持ちがします。

でも、denmanさんは、
玄関の鍵をあけてくださるんですね。
感謝します。

できそこないの身に、痛いほどしみてきます。
ありがとうございます。

by レンゲ

『次元の違いとは端的に言うと』より


これを、レンゲさんは繰り返すんですよね。現在は、僕とは仲直りしてこうして対話を持つことが出来るけれど、これがまたいつか“不毛”になるんですよね。

あたしは、別に繰り返そうとは思っていないんです。

分かりますよ。次のように、手記にも書いていますからね。




幼児的な

ふれあいへの

あこがれ


わたしのぐずぐず

さびしいよおおおお!

彼氏にあえないからねえ・・・

でも、本当はね、ここがふんばりどころだと気付いてる

遊びだけの男とセックスするのはやめとこう

連絡したら来てくれるヤツもいるけど・・・

ずるずると同じことくり返して学習しないわたしを変える

誰とでもセックスするヤツやったんや!って

あの人を傷つけてしまった。

さびしさでこわれてるけど、きっと直る、この心。

どうしても、幼児的なふれあいへのあこがれが、

この年になると、イコールセックスになるんやわあ。

Renge 2004-12-27 11:37:24

『愛とセックスは、もちろん、違いますよね?』より


レンゲさんだって分かっているんですよ。


ずるずると同じことくり返して学習しないわたしを変える


あたしはどうして学習しないんでしょう?

それはね、レンゲさんが “愛” と “性” のハザマで揺れ動いているからですよ。

どういうことですか?

それを説明すると、また長くなりますよねぇ~。

また明後日ですかああああ?

そういうことになりますよねええぇ。。。へへへ。。。マジで、この記事がまた長くなりすぎていますよ。レンゲさんも、トイレに行きたくなった頃じゃないですか?

いいえ、あたしはデンマンさんとお話しする時には、いつだっておトイレを済ませてきますわ。

そうですかァ。でも、これを読んでいる人はきっと駆け込みたくなっていると思うんですよ。レンゲさん、申し訳ないけれど明後日まで待ってよね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

       

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』



バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 
レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『レンゲの悩みの数々。。。本当にわたしは悩みの宝庫です。。。』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさんのスナップ写真集』

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』
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古代紫 

2006-01-23 07:53:27 | 世界の神話・西洋史・オリエント史・世界史


古代紫
 

Tyrian purple




“古代紫”という言葉の響きって、すっご~くいいと思いませんか?
わたしはとても好きです。

あなたはいかがですか?
古代紫ってどのような色だか、あなたにもなんとなく分かっているでしょう?
でも、実際どのような色のことを“古代紫”と呼ぶのか?。。。考えてみた事がありますか?

この記事では、そのことについて考えてみようと思います。

岩波の理化学辞典には、 Tyrian Purple は「古代紫」の名称で取り上げられています。
この項には次のように書かれています。



【古代紫】
地中海産の貝
purpura、Murex、Thais 属の
鰓下腺(サイカセン)から分泌される黄色液で、
主な色素成分は、
6.6’-ジブロモインディゴ C16 H8 O2 N2 Br2。

これで繊維を染めて空気にさらすと、
紫に近い深紅色に変わる。
ギリシャ・ローマ時代における
貴重な紫色素で高価であった。


ところで私が日常使っている三省堂の国語辞典には次のように出ています。




【古代紫】

多少灰色がかった紫。

江戸紫よりも黒味を帯びている。 



私の頭の中では「古代紫」というのはTyrian purpleのことなんですが、国語辞典の定義にある「古代紫」とは全く違っているようですよね。
Tyrian purpleと言う色は理化学辞典で説明されているように「紫に近い深紅色」なんですね。
国語辞典で定義されているような「多少灰色がかった紫。江戸紫よりも黒味を帯びている」色ではありません。


では、Tyrian purpleとはどのような色をしているのかと調べたら、右の絵に書かれている人物が身にまとっている帽子と上着の色がその色なのです。古代紫とも江戸紫とも違い、かなり赤みを帯びています。

古代紫には人によってかなりの受け止め方に違いがあるようです。
むしろ「貝紫」と言ったほうが的確かもしれません。
貝紫とは磯に住むイボニシやレイシ、アカニシ、センジュガイといったアクキガイ(悪鬼貝)科の巻貝(murex)から取れる染料のことです。

この貝が持つ鰓下腺(通称パープル腺)から分泌される乳白色~淡黄色の液は、太陽の光にあたると酸化されて紫色に変化する性質があります。
この分泌液は6.6ジブロムインディゴと呼ばれる色素の1種が還元された状態で貯蔵されているもので、神経を麻痺させる作用があるため、他の魚貝類を攻撃する武器になると共に産卵期には卵殻の中に注入して、卵が他の生物に食われないようにする役目も果たしています。

アクキガイ科の貝の中には食用になるものもあり、大昔から海辺の人々によって採捕されて来ましたが、殻を割って料理する際、内臓が手や衣服に付着して紫色に変化するのを見て、染色に利用することを思いついたのでしょう。

この貝から取れる染料に基づいた染色法は地中海沿岸の古代フェニキアで行われ、それがギリシャ・ローマ時代に受け継がれていったものです。
これで染めた衣服を着られるのは王候貴族に限られていました。
歴史書によると、貝紫は1gの染料を取るために二千個もの貝を必要としたとあります。
ちょっとオーバーじゃないかと思うのですが、とにかく希少価値であったことには違いないようです。
そのようなわけで極めて高価な色として珍重されました。

ちなみに1万個の貝から1gと書いてあるウェブページがありました。
二千個でもオーバーだと思ったのですが、1万個はさらにオーバーじゃないかと思いますね。
でも、それ程わずかしか取れないということは、このような記述から確かなようです。

Tyrian purpleとは“Tyre(ティルス)で貝から取れた紫”ということです。
このTyreというのは古代のフェニキアの都市です。
現在は es-Sur と呼ばれるレバノンにある小さな村です。



このフェニキア人は、紀元前15世紀頃から紀元前8世紀頃にティルス、シドン、ビュブロスなどの都市国家を形成して海上交易に乗り出し、のちにはカルタゴなどの海外植民地を建設して地中海沿岸の広い地域に渡って活躍しました。

フェニキア人は系統的には様々な民族と混ざって形成された民族です。
彼らはアフロ・アジア語族セム語派に属するフェニキア語を話し、言語的に見ればカナン人の系統に属する民族です。

彼らが自分たちの言葉を書き表すために発明したフェニキア文字は、ギリシャ文字・アラム文字・アラビア文字・ヘブライ文字など、ヨーロッパ・西アジアの多くの言語で用いられる文字の起源になりました。
もちろん、英語のアルファベットもこの系統です。

貝紫はこの古代フェニキア人が最初に染料として用いたことになっていますが、歴史研究者の中には、その起源はもっと古くクレタ文明(ミノス文明とも呼ばれます)でも使われていたとする人たちも居ます。
レウケー(Leuke)と呼ばれる小さな島が、上の地図で示したようにクレタ本島の南東にありますが、この小島には初期のクレタ文明(紀元前3000-2200年)の頃に貝紫が取引されていたという記録が残っています。紀元4世紀までは人が住んでいましたが、現在は無人島です。

個人的には私は貝紫の起源はクレタ文明だと思いますね。
なぜなら、この文明は男も女も身だしなみに、ことのほか気を使ったのです。
考古学者のアーサー・エヴァンズはクノッソスで発掘調査した時に次に示すフレスコ画を見つけました。
これを見た彼は“可愛いパリジェンヌ”と言って驚いたという話が伝わっていますが、確かにナウい感じがしませんか?



“Ladies in Blue” fresco from Knossos, 16th century BC.

この3人のクレタ女性はお祭りでなにやら愉快に話しをしています。
当時上流社会で流行していた胸を見せる短い胴着(bolero)を身に着けています。
当時も細いウエストが好まれたそうです。この胴着の肩当を見てください。
これは貝紫で染めてあると思いませんか?ちょっと色が茶色っぽく変色していますが、これが描かれた時にはもっと赤みを帯びていたのではないでしょうか?



ヘアスタイルといい現代風なスカートといいセックスアピールする胴着といい、もしクレタ島の“パリジェンヌ”と19世紀のパリジェンヌが次に示すように町の通りを歩いていたら、19世紀の女性はダサいと思われてしまうのではないでしょうか?
我々の眼にはフープ・スカートは明らかに時代遅れと映りますよね。

 

“どちらの女性と喫茶店に入って話がしたいですか?”と問われれば、私はおそらくクレタ島の女性に声をかけるでしょう。
バルキーなスカートをはいた女性は、やはりダサいですよ。クレタ島の女性の方がモダンな感じがしませんか?19世紀の女性のように、こんな幅広のスカートをはいて喫茶店に入ったら、周りの人が迷惑するでしょうね。(笑)

19世紀の女性と比較するのでは、時代が違いすぎるので、同じ時代のエジプトの女性と比べてみたいと思います。
次の絵の中の女性たちは今から3500年から3000年前の服装をしています。
上のクレタ島の“パリジェンヌ”とほぼ同じ時代です。



一目見ただけでも、エジプトの女性の方がシンプルですよね。というか、言葉は悪いですが“土人スタイル”ですよね。
パリジェンヌよりも原始的な感じがします。我々の眼には、どう見てもクレタ島の女性の方が現代的な印象を与えます。
そう思いませんか?

いづれにしても、クレタ文明では5000年も前から貝紫が使われていたんです。
その貝紫を抽出していたのがレウケー(Leuke)と呼ばれる小さな島だったわけです。
恐らく、この島からフェニキア商人によって抽出技術がティルスに伝わったのでしょう。

ところで、日本にも古代地中海から伝わったものがあります。
それは古代に中国の絹織物がヨーロッパへと運ばれてた道、シルクロードを通じて運ばれてきました。
奈良の正倉院に収められている楽器を彩る紫の色は古代の日本でも最も高貴な色とされていました。
でも、それは日本独自の考えで紫を選んだわけではありません。
紫を最高級の色とする考えは、地中海でとれる貝紫という染料から始まっているのです。

ところが、貝で染める紫の染料は弥生時代の日本でも使われていたのです。
佐賀県の吉野ヶ里遺跡は弥生時代先期から中期(B.C.3世紀~A.D.1世紀)の古代人の遺跡です。

吉野ヶ里遺跡では弥生中期頃の甕棺墓が多数発掘されています。
その甕棺に葬られていた人骨に付着している織物を分析した結果が報告されています。
その報告によると、布は絹織物で蚕の種類は違っているようですが、日本国内の蚕から得られたものです。またその絹織物の一部に貝紫で染められたと見られるものが残されているのです。

当時、絹織物を身につけることのできた人物は、集落の中でも高い身分の人であったと考えられます。
貝紫染めの織物を身につけることのできた人物は極く限られた人であったでしょう。

ここで問題です。貝紫染めは地中海沿岸だけで行われていたと考えている人が多いようです。
吉野ヶ里遺跡で国産の絹が貝紫染めされていたということは意外な感じがします。
日本でも弥生時代にすでに貝紫染めが行われていたという事実をどのように解釈すればよいのか?
極めて難しい染色がなぜ地中海と、遠く離れた有明海で行われていたのか?
現在のように通信手段の発達した世界ならば、情報はあっと云う間に地球の端から端まで伝えられます。
しかし、今から2000年以上も昔に地球の表と裏で、なぜ同じような染色が行われていたのか?

どうしてだと思いますか?
興味ありませんか?

もし関心があったらぜひ次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
意外な事実を発見できますよ!

『古代紫のナゾ』

では、また近いうちに、お会いしましょうね。




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