女の会話
おほほほほ。。。今日は初めて小百合さんと対話する事になりましたわ。なんだか、胸がドキドキしているのでござ~♪~ますわ。
そうですわね。思えば、こうして卑弥子さんと話すのって初めてですよね。
デンマンさんがしぶしぶ許してくださったのでござ~♪~ますわ。
どうして、しぶしぶだったのですか?
だってぇ、デンマンさんは心配だったのでござ~♪~ますわよう。
心配って。。。?
おととい、デンマンさんは墓穴を掘るようなことをしゃべってしまったからでござ~♪~ますわ。ジューンさんも書いていましたわ。
墓穴を掘る
こんにちは。ジューンです。
いつものようにデンマンさんは卑弥子さんを説得するために
涙ぐましい努力をしていますよね。
どこで調べてくるのか、とにかく、あちらこちらから
記事の断片を貼り付けて
熱心に卑弥子さんに語って聞かせています。
でも、卑弥子さんの目に、デンマンさんは
次のように見えているのです。
“墓穴を掘る”
「自分がした事が原因で破滅する」という意味ですよね。
つまり、デンマンさんは、いろいろと理屈を並べながら、
知らないうちに自分の不利になるような理屈を並べている。
それで、いつの間にか、自分の並べた理屈の落とし穴に
知らずに落ち込んでしまう。
卑弥子さんは、そのように言おうとしているのだと思います。
ところで、この“墓穴を掘る” を英語で何と言うのでしょうか?
考えてみた事がありますか?
いろいろな言い方がありますが、
会話の中では次のように言う事が多いですよ。
Stop it or you will dig your own grave.
止めときなさいよう。さもないと、墓穴を掘ることになるわよ。
ところで、卑弥子さんが面白い話をまとめました。
興味があったら読んでみてください。
■ 『あなたも笑って幸せになりませんか?』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
『一線を引く (2008年7月1日)』より
“墓穴を掘る”って、具体的にデンマンさんはどのようなことを言ったのですか?
6月8日の記事の中でデンマンさんはレンゲさんと次のような事をお話していたのでござ~♪~ますわ。
緊張感のある幸せ
分かるでしょう、レンゲさん?。。。はっきりとした「緊張感のある幸せ」を感じ取る事ができるのです、とレンゲさんは言っているのですよう。僕は上の記事を読み返してみて、初めてレンゲさんが言った「緊張感のある幸せ」が具体的に分かったような気がしたのですよう。
それが“純潔主義”の中の素晴しいモノなのですか?
僕は“純潔”にこだわっている訳ではないのですよう。でもねぇ、レンゲさんが清水君と毎晩ベッドで愛し合っているのにもかかわらず、“やっぱり憂鬱”だと感じてしまう。僕と小百合さんは太平洋を挟んで何千キロも離れている。もちろん、僕と小百合さんは毎晩ベッドで愛し合うはずがない!それなのに、レンゲさんは、はっきりとした「緊張感のある幸せ」を感じ取る事ができる、と言う。
そうですわ。。。でも。。。その。。。その。。。「緊張感のある幸せ」って何ですか?
やだなあああぁ~。。。もともとレンゲさんが言った言葉ですよう。レンゲさんは、はっきりと感じたと言っているのですよ。もう、忘れてしまったのですか?
もちろん覚えていますわ。あたしは、確かにそのように言いましたから。。。ただ、言葉で言い換えて説明する事って、あたしにはできないのですわ。
あのねぇ~、この当時のレンゲさんは清水君と毎晩ベッドで愛し合うことが味気なくなってしまったのですよね。つまり、世間でよく言うところの、マンネリ化してしまったのですよう。期待に胸が弾んでワクワクする事もなければ、胸をときめかせて清水君の腕に抱かれるような新鮮な気分にもなれなくなっていた。そうでしょう。。。?
(レンゲさん無言。。。)
要するに、毎日毎日、変わり映えのしない沢庵とお新香で朝ご飯を食べるようなものですよう。食べたいから食べる訳じゃないのですよう。食べないと空白感に襲われて仕事にならないし、学校ならば、勉強に手が付かない。。。仕方なく、朝の空っぽの胃袋に一日のエネルギーを詰め込むだけですよう。
あたしと洋ちゃんの夜の営みが、すっかりマンネリ化してしまったとデンマンさんはおっしゃるのですか?
そうですよう。軽井沢の「幸福の谷」で僕と小百合さんが会うような幸福感をレンゲさんは期待することもできなくなっていた。
それで、あたしは小百合さんのメールを読んで「緊張感のある幸せ」を感じたのでしょうか?
そうですよう。確かに“純潔”は古臭くなっているかもしれません。でもねぇ、レンゲさんのように清水君と毎晩ベッドで愛し合っていると、かえって「緊張感のある幸せ」は感じられなくなってしまう。僕の言おうとしている事がレンゲさんにだって分かるでしょう?
あたしと洋ちゃんは太平洋を挟んで離れ離れになった方が良いのでしょうか?
だから、たまには離れて暮らす事を考えてみるのもいいでしょうね?。。。清水君が3ヶ月間ニューヨークに出張していた事があるでしょう?
ええ、そのような事がありましたわ。
清水君が帰って来た頃のことをレンゲさんは覚えているでしょう?
ええ、覚えていますわ。
その頃、レンゲさんは目の下に隈(クマ)を作っていましたよねぇ、うしししし。。。
また、デンマンさんは、そのようなヤ~らしい妄想に捉(とら)われてしまうのですか?
でも、レンゲさんは、今よりも「緊張感のある幸せ」を感じていたと思いますよ。どうですか?
『一線を越える (2008年6月8日)』より
この事とデンマンさんが“墓穴を掘る”事と、一体どのように関係しているのですか?
デンマンさんは上の箇所を何度もあたくしに説明してくださったのでござ~♪~ますわ。
それで。。。?
確かに、あたくしも小百合さんとデンマンさんが感じている「緊張感のある幸せ」がなんとなく分かるのでござ~♪~ますわ。
卑弥子さんには分かるのですか?
ええ。。。なんとなく。。。小百合さんは、もちろんお分かりになっていますよね?
私、あのォ~。。。デンマンさんが何を言おうとしているのか判っているつもりですけれど。。。でも。。。でも。。。
でも、何ですの?
「緊張感のある幸せ」って、私、あまり実感がないのですわ。
あらぁ~。。。小百合さんには、実感がないのでござ~♪~ますか?
あまりないのですわ。うふふふ。。。
それって。。。それって。。。デンマンさんが聞いたら絶対に落ち込むと思いますわぁ~
そうかしら。。。?
そうでござ~♪~ますわよう。デンマンさんって、ときどき強がりを見せる事がありますけれど、意外に繊細なところがあるのでござ~♪~ますわ。デンマンさんは、小百合さんも「緊張感のある幸せ」を感じていると思い込んでいるのでござ~♪~ますわ。
多分そうでしょうね。私もこれまでの記事を読んで、そう思っていますわ。
でも、小百合さんは、ぶっちゃけた話が、「緊張感のある幸せ」って感じていないのでござ~♪~ますか?おほほほほ。。。
もちろん、私はデンマンさんのことが心配になったり。。。男性に10数年間チョコをプレゼントした事などなかったのに。。。デンマンさんには、ずいぶんとお世話になったので感謝の気持ちを込めて、チョコをプレゼントする気にもなったのです。。。私は、それなりに、デンマンさんとは気が合っていると感じているのですわ。。。
でも。。。でも、ぶっちゃけた話が、小百合さんは「緊張感のある幸せ」って感じていないのでござ~♪~ますか?
「幸せ」と呼ぶほど強い意識はないと思います。。。それに。。。それに。。。私は「緊張感」って、それほど感じていないのですわ。
うふふふふ。。。デンマンさんが、これを読んだら、絶対に落ち込みますわよう。。。落ち込まないとしても、気持ちが沈んで、今夜は枕を涙で泣き濡らすかもしれませんわ。うしししし。。。
それで、あのォ~。。。“墓穴を掘る”お話はどうなったのですか?
ええ、ええ、ええ。。。その事ですわよう。上の箇所を説明してから、おとといデンマンさんは、あたくしに次のように言ったのでござ~♪~ますわ。
“ついたて”を立てたのは…
長い引用になったけれど、これを読んで卑弥子さんだって理解できたでしょう?
何をでござ~♪~ますか?
やだなあああぁ~。。。マジで分からないのですか?
じらさないで端的に教えてくださいなぁ~。。。
僕は、卑弥子さんとも、この。。。この。。。「緊張感のある幸せ」を感じて居たかったのですよう。もちろん、今だって、その気持ちに変わりがありませんよう。
つまり。。。、つまり、“ついたて”を立てたのは、そのつもりだったとおっしゃるのでござ~♪~ますか?
もちろんですよう。。。当然の事でしょう!。。。僕は、いつまでも卑弥子さんと「緊張感のある幸せ」を感じて居たいのですよう。うしししし。。。
『一線を引く (2008年7月1日)』より
つまり。。。、つまり。。。、デンマンさんのお話を要約すれば、「緊張感のある幸せ」を感じて居たい、と言うことはエッチをしないで心の交流を続ける、と言う事なのでござ~♪~ますわよう。
そのために、卑弥子さんのお布団とデンマンさんのお布団の間に“ついたて”を立てたと。。。
そうでござ~♪~ますわ。デンマンさんは、そのように主張しているのでござ~♪~ますう。
デンマンさんは、卑弥子さんと「緊張感のある幸せ」を感じながら心の交流を続けてゆきたい。。。そのようにデンマンさんが言うことが“墓穴を掘る”ことになる。。。卑弥子さんは、そう思うのですか?
その通りでござ~♪~ますわ。
でも、そのことがどうして“墓穴を掘る”ことになるのですか?
だってぇ~。。。デンマンさんは、あたくしとは絶対にエッチしないと断言しているのでござ~♪~ますわ。
ええ。。。確かにデンマンさんは心の交流を強調しているように見えます。
そうでしょう?デンマンさんは体の交流をメチャ蔑(さげす)んでいるのでござ~♪~ますわ。
でも、そのことが“墓穴を掘る”ことになるのですか?
だってぇ~、そうですわア。デンマンさんは、あたくしとは心の交流と言っておきながら、小百合さんとは体の交流を求めているのでござ~♪~ますわ。
そうかしら。。。?
そうかしらってぇ。。。小百合さんは、ご存知ないのですか?デンマンさんは次のように書いていましたわ。