子供とネット
子供とインターネット
2008-07-04
tanomuは子供がインターネットを
使うことに、大反対である。
保護者たちの怠慢さには、腹立ちを覚える。
インターネットに、
子供にとってどれほどの有益な情報があるのか。
勉強のために使うなど、
詭弁としか思えない。
調べることがあるなら、
図書館に行けと言いたい
大人にとってすら、インターネットには、
危険な情報があるというのに、
それに子供を触れさせるとは何事か。
携帯電話を子供に持たせる場合、
通話機能のみの機種を与えればよい。
パソコンは、パスワードなどで保護して、
子供が使えないようにすべきだ。
子供たちをインターネットから締め出してもらいたい。
『子供とインターネット (2008年7月4日)』より
デンマンさんは、tanomu さんの考え方に反対なのですか?
反対です。僕は tanomu さんが子供をネットの危険から守る気持ちは分かります。でも、子供をネットから締め出す事は反対ですね。。。というよりも無理ですよう。
どうしてですか?
子供は好奇心が旺盛ですよう。レンゲさんだって思い出があるでしょう?小さな子供の頃、お父さんやお母さんにいろいろと尋ねたものですよね。。。。赤ちゃんって、どこから生まれるの?。。。どのように?。。。なぜ?。。。どうしてなの?。。。どういうわけで。。。?
確かにそうですわ。子供って知識欲が旺盛ですよね。でも、だから、子供を害悪な情報から守るのは親の役目ですわ。
レンゲさんも子供はネットをやるべきでないと思うのですか?
どちらかと言えば、あたしはデンマンさんの考え方よりも tanomuさんの考え方に共鳴しますわ。
でもねぇ、ゲーム機を取り上げられたり、ネットをやってはダメだと言われて、自殺した子供も居るのですよう。このネットの時代に、ネットをやってはダメだと言う方が無理だと僕は思いますよう。
親にWiiを取り上げられた少年が
首を吊って死亡
事件が起きたのはイギリス、ノース・ヨークシャー。
その日、ジェイクは誕生日に貰ったお金でWiiを買いに出かけた。
期待に胸を膨らませながら家に戻ると、ジェイクの姉妹がテレビを見ているところだった。
「これじゃWiiで遊べないじゃないか」と癇癪を起こしたジェイクに対して、父親はWiiを没収することにした。
荒れに荒れたジェイクは、そのまま部屋へと閉じこもってしまう。
数時間後、彼の父親によって二段ベッドにぶら下がるかたちで、学校のネクタイで首を吊っているジェイクが発見された。
SOURCE: http://news.livedoor.com/article/detail/3703385/
このような事は日本でも起こりますよう。だから、あまり厳しくするのは問題があります。
でも、この自殺は極端な例だと思いますわ。
しかし、父親は、まさか子供が自殺するとは思わなかったに違いない。親だって人間だから間違いがある。でも、そのために子供が命を落とす結果になれば、本末転倒ですよう。
確かに、そうですわ。でも、現在のネット上には子供に害になるような情報がたくさんありますわ。
でもねぇ、そのために子供を守るつもりで、ネットやるのを禁止して子供が自殺したら、結局、子供を守る事にはならない。例えば、アダルト画像は子供には良くない。それは僕にも充分理解できますよう。でもねぇ、どのようなアダルト画像を子供に見せても、自殺する子供は居ませんよう。
つまり、デンマンさんは、アダルト画像を子供に見せてもよいとおっしゃるのですか?
いや。。。僕はそんな事を言ってませんよう。ただ、子供がアダルト画像を見るので、ネットを禁止する。そういう短絡的な事はヤバイと言っているのですよう。もし、それで悲観して子供が自殺したら、親はきっと後悔しますよう。
デンマンさんのおっしゃる事は分かりますわ。でも、やっぱり、親は害悪のある情報から子供を守るべきだと思いますわ。
僕も、子供を害悪のある情報から守る事は賛成ですよう。しかし、その“害悪のある情報”と言うのは人によって定義が異なっている。ある大人にとって子供には害悪だと思う情報も、別の大人には、害悪ではないと言うことだって充分にありえることですよう。
でも、何らかの形で規制する事は必要だと思いますわ。
確かに、そう考える人も多いのですよう。事実、「青少年ネット規制法」と言う法律ができたのです。
どのような法律ですか?
有害情報をネットで規制しようと言う法律です。でもねぇ、こういう法律はネットの発展を妨げるのではないか?そう考える人たちも居るのですよう。最近、興味ある記事を見つけました。ちょっと読んでみてください。
「ネットの発展損なう」 MIAU、
「青少年ネット規制法」成立に
「廃止を含めた検討を」
2008年06月16日19時02分
MIAU(Movements for Internet Active Users:インターネット先進ユーザーの会)はこのほど、いわゆる「青少年ネット規制法」が成立したことを受け、「インターネットの創造的な発展を大きく損なう可能性が拭えない。
廃止を含めた検討が行われるよう、今後も注視していく」とするコメントを発表した。
青少年ネット規制法は、犯罪や自殺を誘引したり、著しく性欲を興奮させる情報などを「有害情報」として例示し、こうした情報を青少年が閲覧する機会を少なくするため、フィルタリングサービスの普及を促している。
MIAUは「表現の自由、成人および青少年の知る権利、私生活上の自由、家庭の自治などを侵害する恐れがある」と指摘。
法案が国会提出から短時間の審議で成立したことに対しては「政策決定の透明性に大きな問題があったと言わざるをえない」と批判した。
今後MIAUは、青少年への教育や啓蒙活動など具体的な対策を充実させていくという。
「危険なものを全て包み隠してしまうのではなく、何が危険かを教えていくことが危険への対処として妥当」としている。
SOURCE: http://news.livedoor.com/article/detail/3687166/
確かに僕も、この通りだと思いますよう。まず、親と子供のコミュニケーションがうまく取れていることが基本ですよね。その上で、「危険なものを全て包み隠してしまうのではなく、何が危険かを教えていく」ことが大切だと思いますよう。
確かに、人によって「何が危険か」は違ってくるでしょうね。
tanomu さんは上の投稿を書いた2日後に次のような投稿も書いていました。読んでみてください。
子供はインターネットを使うな
2008-07-06
さて、tanomuの経験だが
あるコミュニティで、物言いを
つけられたことがある。
いわく、メンバーには、
子供たちもいるのだから
過激な発言や不適切な画像は、
やめるように、とのことだった。
tanomuは、違法な情報など発信していない。
性的な表現を使っていたが、
誤った知識を植え付けるものでもない。
よくよく話を聞けば、
クレームを付けた本人は
未成年の子供を持つ親だった。
彼いわく、子供がインターネットを使う時には、
一緒について見ていると言う。
tanomuが「親の見ていないところで、
何を見ているかはわからないだろう」
と言うと、彼は言葉を失ってしまった。
つまり、携帯電話にしろ、パソコンにしろ、
子供がインターネットに触れることを、
シャットアウトしなければ、
有害な情報から、子供を遠ざけることは、
できないということを、
世間の親たちは、わかっていないのではないか。
玉石混淆の玉のみで、子供たちの好奇心を、
満たせるはずは、ないだろう。
親たちは、子供にせがまれるままに、
携帯電話を買い与え、
パソコンの使用も制限を 設けることなく
我が子に有害な情報を与えているのではないか。
tanomuの私感だが、自分のサイトを持ち、
友達とメール交換する小学生や中学生…
考えただけで、ヘドが出そうだ。
『子供はインターネットを使うな (2008年7月6日)』より
tanomuさんが「違法だとは思わない情報」にクレームをつけた親は「危険なもの」だと考えた。それで tanomu さんに注意したのですよう。
見解の相違と言ってしまえばそれまでですけれど、こう言う事ってありますよね。
あるでしょう!? しかも、親は子供を監視しているつもりでも、子供って好奇心が旺盛だから、アダルト画像が見たければ、何とかして見てしまうものですよう。
デンマンさんにも経験があるのですね?