今年こそ自殺したい (PART 1)

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デンマンさん。。。 あんさんは、2017年に自殺したいん?

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なんでぇ~、わてが自殺せなァあかんねん。。。
そやかてぇ、タイトルに“今年こそ自殺したい”と書いてますやん。。。
わてが自殺したいんとちゃうねん。。。
そんなら、誰が自殺しようとしてるん?
ちょっと次のリストを見て欲しい。

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これはライブドアの わての『徒然ブログ』の1月6日の「生ログ」の一部やねん。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。

あらっ。。。 新年早々の1月6日の日本時間で午後7時24分にスペインのGOOGLEで検索して あんさんが投稿した『マジで自殺したいの?』を読みはったのねぇ~。。。
そういうことやがなァ~。。。 スペインの首都・マドリードから北北西に300キロほど行ったレオンという街に宿泊している山田花子(仮名)さんが読んだのやがなァ~。。。
どないなわけで、あんさんは そんなことまで知ってるん?
簡単なことやがなァ~。。。 IPアドレスを調べると判るねん。。。

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上の地図の赤い矢印で示したレオンという街は、カスティーリャ・イ・レオン州レオン県の県都で、市の人口は2006年時点で136,999人。。。 レオン郊外も含めると 204,212人が住んでいるスペインではちょっとした都市やがなァ~。。。

山田花子さんはレオンに何しに行きはったん?
レオンという街は、昔 レオン王国の中心都市で、たくさんの見所があるねん。。。 花子さんは月並みな観光旅行ではつまらんさかいに、日本人があまり訪れないレオンに行ったのやんかァ~。。。
レオン

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中世にはレオン王国の首都が置かれていたため、有名なゴシック様式のレオン大聖堂やその他多くの記念建造物がある。
サン・イシドロ聖堂は、かつてのレオン王国歴代国王や王家の人々が埋葬された霊廟であり、ロマネスク様式の絵画を多く収めている。
市内にあるカサ・デ・ボティーネスは、建築家アントニオ・ガウディが初期に設計したもので、現在は銀行が入っている。
かつてサンティアゴ騎士団の本拠として16世紀に建設されたサン・マルコス修道院は、現在パラドールとレオン美術館として利用されている。
レオンは、復活祭のようなフィエスタで知られている。レオン市民による礼拝行進は国内外から観光客を集める有名な伝統行事となっている。
レオンは紀元前1世紀、ローマ軍団第6軍団ウィクトリクスによって建設された。
68年、第7軍団ゲミナが恒久的な軍事キャンプを創設し、これが市の原型となった。
レオンという都市の名前は、かつてのラテン語の名前Legio VII Geminaに由来する。
ローマ軍団は、ローマ皇帝ガルバによりイベリア人から補充され、彼らは市の場所を、アストゥリアスやカンタブリアの山岳民族から領土を守るための要地とした。
そして域内の、特にラス・メドゥラスで採掘される金の輸送を取り締まっていた。
後の皇帝たちの支配下でこの定期的なレオンの冬期宿舎は、プトレマイオスの旅行日記や幾つかの碑文から我々は知ることができる。
しかし、多くの碑文からは、強力な分遣隊は州の主要都市タラコ(Tarraco、現在のタラゴナ)にいたことが証明されている。
レオン王国
ローマ以後のレオンは、レオン王国の歴史が占める。アストゥリアス地方にあったローマ軍団の基地は、重要な都市に成長し、586年まで西ゴート族の攻撃に抵抗し続けた。
586年、ついに西ゴート王リウヴィギルド(en)に征服されたのである。レオンは、西ゴート王国が要塞の維持を許した数少ない都市の一つだった。
イスラム勢力との抗争時代、ローマ人が山岳民族の侵入から平野を守るために建設した要塞は、スペイン独立の最後の避難所として、山地を覆った進化した地位になった。
846年間近には、モサラベの集団が市に再び植民しようとしたが、イスラム勢力の攻撃で主導権が妨げられた。
856年、キリスト教徒のアストゥリアス王オルドーニョ1世の再植民の試みがなされ成功した。
オルドニョ2世はレオンをレオン王国の首都とし(914年)、イベリア半島のキリスト教徒都市で最重要の地となった。
987年頃イスラムの将軍による略奪に遭い、市はレオン王アルフォンソ5世によって再建され、彼は市場の機能を含む経済活動を取り締まる1017年法令を出した。
レオンはサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路の拠点の一つであった。貿易商人と職人のための郊外が13世紀以降ふくらみ、自治対政府の影響を受け始めた。中世初期、家畜の飼育が市繁栄の時代を築いた。
近代から現代
16世紀、経済と民主主義の衰退が固定され、その状態は19世紀まで続いた。1936年7月、スペイン内戦時、レオンは共和主義者に対する闘争に参加した。
1960年代、レオンは県の田舎からの人口流入によって過大な成長を経験した。
1983年、レオンは近隣のカスティーリャ地方と合併し、新設されたカスティーリャ・イ・レオン州に含まれることになった。
少数の住民と地元政治運動は、カスティーリャに支配されることに反対した。
結果として、レオンは人口の少ない、レオン自治のための穏健な政治運動の中心となった。
一部のレオン住民は、サラマンカ県、レオン県、サモラ県(いずれもレオン地方を構成していた)各県からなるレオン州の創設構想を支持した。
見どころ
レオンは、目を引く中世建築からアヴァンギャルドな現代建築まで、多くの印象的な記念物を所有している。
最も有名な建物は、優れたステンドグラスを擁するレイヨナン式ゴシック建築のレオン大聖堂、ロマネスク絵画を収蔵するレオン王家の菩提寺サン・イシドロ聖堂、あふれるばかりのプラテレスク・ファサードのある旧サン・マルコス修道院(現在は豪華なパラドールとなっている)である。

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レオン大聖堂
県議会の建物として使われているロス・グスマーネス宮殿は、ヒル・デ・オンタニョンによるプラテレスクの印象的なパティオを含む。
旧市街は中世の市壁の大部分と、ローマ時代の市壁の名残を保存している。
カサ・デ・ボティーネスは、ネオゴシック様式の建物で、アントニオ・ガウディの作品である。
レオンは、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(略称MUSAC)の本拠地である。
建物は印象的な現代的構造で、マンシージャ&トゥニョン(Mansilla & Tuñón)の建築チームによる設計である。
建物の最も他と区別できる部分は、数千の大きなステンドグラスでできたファサードである。
近郊のレオン講堂(これもマンティージャ&トゥニョンによる)は、不規則にはめ込まれた窓によって貫通した簡潔な白い立方体の存在が、一様に心を打つ。
その他に、飲食店の集中するバリオ・ウメドと、グラーノ広場がある。
民俗
レオン住民の習慣によると、聖週間市中心部でおびただしい数の礼拝行進が行われる。
最も美しいものは、聖ヨハネと聖母マリア、キリストが面会する様子を3つのグループが表現する『面会の礼拝行進』で、レオン大聖堂前の遊歩道で行われる。

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聖ヨハネ聖ペトロ祭も顕著なもので、6月最終週に祝われる。
開催中にコンサートと祭りが開催され、町全体がテラスと路上市場で占拠される。
レオン住民は、夏の最初の日、特に聖ヨハネの夜(6月23日)を祝い、皆が外へ出て美しい花火と焚き火を楽しむ。
出典: 「レオン (スペイン)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

つまり、花子さんは死に場所を探すためにレオンに行きはったん?

ちゃうねん。。。 花子さんは、もともとスペインの歴史に興味があったのやがなァ~。。。
どないなわけで、花子さんはスペインの歴史に興味を持ちはったん?
花子さんはフラメンコが踊れるねん。。。

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そやけど、フラメンコというのんは、スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる踊りですやん。。。

あれっ。。。 めれちゃんは、意外にスペインの事に詳しいのやなァ~。。。
別に、詳しいわけやあらへん。。。 フラメンコがスペイン南部のアンダルシア地方に伝わる世界的に有名な踊りであることは、なかば常識ですやん。。。
さよかァ~。。。?
それやのに、花子さんは、どないなわけでレオンに行きはったん?
アンダルシア地方には日本人の観光客があまりにも多すぎて、花子さんは幻滅してしまったのやがなァ~。。。
花子さんは日本人を避けてるわけやのォ~?
あのなァ~、花子さんは大恋愛に破れて傷心を癒すためにスペインに行きはってん。。。 それやのに、日本人のうるさい観光客がガヤガヤ周りにいたら、ますます鬱陶(うっとう)しくなるやんかァ~。。。 そやから、日本人観光客があまり立ち寄らないレオンに行ったわけやァ~。。。
それで、どないなわけで、あんさんの記事を読む気になりはったん?
スペインに来てまで、日本人のうるさい観光客がガヤガヤ周りにいたさかいに、花子さんは鬱陶(うっとう)しくなって落ち込んでしもうたのやァ~。。。 そないなわけで、忘れようとしていた大恋愛の心の痛手がまたぶり返してきたわけやァ~。。。
つまり、自殺しようという思いが、またオツムに根付き始めはったのやねぇ~。。。
そういうわけやがなァ~。。。 スペインで自殺すると、日本人の観光客にみっともない様を見せることになるので、花子さんは考えを変えたわけやねん。。。
それで、自殺するなら、スペインではなく、やっぱり日本でするほかないと思いはったん?
そういうことやァ~。。。 それで、ネットで検索していたら『マジで自殺したいの?』という わての記事に出くわしたのやがなァ~。。。 タイトルを見て、花子さんは一瞬心のうちを見透かされたような気がしてギクリとしやはってん。。。
それで、読み始めたわけやのォ~?
そういうこっちゃがなァ~。。。で、次の めれちゃんの手記に出くわしたのやァ~。。。
存在を否定してくれ

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みんなわたしを否定してくれ
わたしの存在を否定してくれ
自分ひとりじゃ間に合わないんだ
みんなでわたしを否定してくれ
石ころのように扱ってくれ
虫けらのように踏みつけてくれ
やりきれない喪失感に
苛まれて生きるのはもうたくさんだ
自分のすべてを否定したいんだ
自分が存在することに吐き気がするんだ
命を断とうとしたさ
何度も何度も自分を破壊しようとしたさ
マヌケな命はそれでもこの世に
未練がましくのさばってるのさ
存在を消してしまいたい
誰からも見られたくない
めれんげ
August 28, 2009 15:19
『極私的詩集 存在を否定してくれ』より
『愛のコラボ (2009年9月29日)』に掲載

。。。で、上の手記を読みはってぇ、花子さんはどないな気持ちに なりはったん?

花子さんは、ギクッとしたのやがなァ~。。。 なぜなら、花子さん自身も命を断とうとしたさ 何度も何度も自分を破壊しようとしたのやがなァ~。。。
つまり、スペインに来る前に、日本でも自殺しようとしやはったん?
そういうことやがなァ~。。。 花子さんは更に 次の手記も読みはった。
人生に期待するな

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「人生に期待するな」
それがわたしの座右の銘だ
ほら、そのとおりになったじゃないか
夢も希望も持たずに生きてきたのは
間違いじゃなかったんだ
おかげで失望にも出会わなかったさ
あとは死に場所を探すだけだ
by めれんげ
September 26, 2009 18:40
『極私的詩集 人生に期待するな』より
『平成の小野小町』に掲載
(2009年10月3日)

。。。で、上の手記を読みはってぇ、花子さんはどないな気持ちに なりはったん?

花子さんは、やっぱりギクッとしたのやがなァ~。。。 なぜなら、花子さん自身もあとは死に場所を探すだけや!と思っていたのやがなァ~。。。、それがスペインへ行く理由とひとつやったァ。。。 そやけど、スペインにやって来たら日本人の観光客が意外に多くて、これやったら、日本で自殺するのとあまり変わりがあらへん、と思ったわけやァ~。。。
そいで、日本で死に場所を探し始めたというわけやのォ~。。。
そういうことやがなァ~。。。
。。。で、最終的に、どこに決めはったん?
それが、死ぬのがアホらしくなったのやがなァ~。。。
なんでぇ~。。。
次の記事を読んだからやんかァ~。。。
富士青木ヶ原樹海の「おかしな人」
5月のシーズンになると、樹海のまわりには「おかしな人」がウロウロする。
黒装束に身を固め、包丁片手に樹海に突入する女もいれば、「なんとなく青木ヶ原」という気分で民家の玄関先にぼんやり座る中年男もいる。
わざわざ民宿に泊まり「死にに来ました」と告白する主婦もいれば、「親を心配させるために、ここに来ました」という娘もいる。
中には死にたいのか死にたくないのかはっきりしない青年も来て、1日中、部屋にこもっていたりする。
挙句の果てにはバス停の看板に、
「宣言。 俺は生まれ変わってみせる! ここにはもう来ないぞ!」
などと落書きし、民宿の営業妨害をする。
民宿の落書帳を見ると、あるおかしなOLは男にふられ続けていると綿々と綴りながら、こう締めくくった。

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明日、樹海へ行きます。
樹海に行くのは初めてで長年の夢でした。
みんなは帰ってこないんじゃないかと心配してるけど、私は必ず帰ります。
……やりたいことがいっぱいあるから。
「何しに来たの、あんた」と民宿のおかみさんは怒る。
情け容赦ないおかみさんは、この手の「おかしな人」が来た場合、「気味が悪いから帰ってくれ」と送り出すことにしている。
村の格言でこれを「客は金落とさず、命落とす」などと言う。
ぶら下がり途中で助けを求める「金も命も落とさない」半端者もいた。

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高い枯れ木にロープをかけ、首を吊ろうとした瞬間にポキッと折れて、地面に落ちたのだという。
村人が「大丈夫か?」と問うと、中年男はこう答えた。
「びっくりしました。 死ぬかと思いました。」
(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)
230-231ページ 『からくり民主主義』
著者: 高橋秀実
2002年8月2日 第5刷発行
発行所: 株式会社 草思社

なるほどォ~。。。 花子さんも富士山の樹海で死んだら“おかしな人”だと思われるかもしれへん、と考えはったわけやねぇ~。。。

そういうことやァ~。。。
。。。で、最終的には、どないしやはったん。。。?
次の めれちゃんの詩を読んで思いがはっきりとしたのやがなァ~。。。
小さな赤い花

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わたしをあなたの庭に咲く
小さな赤い花にしてください
そして、お水を注ぎながら
何かお話を聞かせてください
わたしは何も言えないけれど
あなたの言葉を聞きながら
いろんなことを思うのです
あなたに愛されるように
いつまでも綺麗に
咲いています
だからわたしのことを
忘れずにいてください
by merange (めれんげ)
2010.02.19 Friday 10:24
『即興の詩 小さな赤い花』より
上の旧・「即興の詩」サイトは めれちゃんが
会費を滞納したために削除されました。
『永遠の愛のコラボ』に掲載

富士山の樹海で自殺して“おかしな人”と思われるくらいならば、めれちゃんのように受身でもいい。。。 小さな愛を胸に秘めて。。。 ひっそりと生きてゆこうと決めたのやがなァ~。。。

そやけど、なんで あんさんは そんなことまで解りはるのォ~。。。?
あのなァ~、めれちゃん。。。 この世には不思議なことが起こるねん。。。 花子さんは、めれちゃんの手記と詩を読んで、じっくりと考え込んでしまった。。。 そいで上の記事を読んだ3日後に わての記事にコメントを書きはってん。。。

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■『実際のページ』

そやけど、上のコメントには「スペインの悩める子羊」と書いてますやん。。。 花子さんが書きはったという証拠でもあるん?

あるがなァ~。。。 次のコメントリストを見て欲しい。。。

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富士山の樹海で自殺しようと思いましたが、
アホらしくなってやめました。
めれんげさんのように小さな赤い花になろうと思います。

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スペインの悩める子羊
記入時刻: 2017-01-09 07:34:37
IPアドレス: 95.61.219.202
『マジで自殺したいの?』のコメント欄より
(2012年12月24日)

めれちゃんが生きることに意味を見出して 上の詩を書いた。。。 それを読んで花子さんは生きることの意味に改めて気づいたのやがなァ~。。。

つまり、この事を言うために、長々と余計な事を話しやはったん?
もちろん、それだけやないでぇ~。。。 めれちゃんの短歌や詩が読まれているということやがなァ~。。。 生きることの勇気を与えているのやがなァ~。。。 そやから、いつまでも休んでおらんで、「即興の詩」サイトを更新したらええやん。。。

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(すぐ下のページへ続く)