クレ556はすごいね。

　網膜色素変性症な私デスペア。通勤や外出には白杖がてばなせない。もちろん遠征にも必須。

　先日の名古屋でのスマイレージのライブのときも白杖なしでは生きていけない。ライブハウスの中は白杖を片手にもっていてはライブに集中できないので、がっちりとした5段おりのアルミの白杖ではなく、細い6段おりたたみのシンボルケーンにかえる私。このほそいシンボルケーンだとライブ会場内でもおりたたんでカーゴパンツのポケットにはいるため。

　先日のスマライブでがっちりした白杖をおりたたんでコインロッカーにあずけて、細いシンボルケーンにかえようとしたところ、がっちりとしたアルミ製の白杖が折りたためない。おりたたむにはまず白杖のつなぎめをスポッとぬかないといけないのだがそれがぬけない。ガイドヘルパーさんとささしまライブ駅前のうすぐらい夕方必死でぬこうとするもぬけない。大の大人が２人がかかりで両端をもってひっぱっても、ねじりながらひっぱってもぬけない。30分以上格闘してもぬけず。

　結局、夜公演はガイドヘルパーさんに白杖をもってもらって、私一人がシンブルケーンを片手にライブ会場へはいった。

　おもえば、前回の9月のナマタマゴでもぬけなくて椅子のしたによこだおしにしておいたな。

　ぬけないとおりたたみの意味がないので、製造元のジオム社に電話すると、クレ556をさすとぬけるかもしれない、ただぬけたとしても白杖の接続部分にきずがはいっていてまたさしこんだらぬけなくなるとのこと。解消するにはきずを紙やすりでみがかないといけないとのこと。

　さっそくクレ556をひとふきすると、あらびっくりすぽっとぬけた。きもちいいいほどぬけた。ジオム社の電話の人のいううとおり。

　いうう通りなら、またぬけなくなるので近々ジオム社におくってみがいてもらおう。手数料はなしで、往復の送料だけでいいとのこと。

　ジオム社はサービスがいいね。