洗濯機の標準モードボタンの点字が読めた。

　毎朝仕事の前に点字を読む練習をしている私デスペア。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行している私の目。もうコンビニで紙パックの野菜ジュースのパッケージを読み取れない。ただゆいいつカゴメのこれ１本で１日分の野菜ジュースという野菜ジュースだけは文字が大きくゴシック太字なのでなんとか読める。

　その野菜ジュースをコンビニで買って毎朝飲んで、そのあとで会社の私のデスクで点字を読む練習。時間をかければなんとか読める。ただ時間がかかるので前の単語をわすれてしまい、文節や文章の意味を把握できないことがある。

　スベテノモジガカタカナダトヨミヅライモノダガ、点字を読んでいる私はそのカタカナ文章のいいt文字一文字が３文字分空いているような認識。

　キヨ・・・ウ・・・ノ・・・・ア・・・・・サ・・・・・・ワ・・・・・キ・・・・モ・・・・チ・・・・イ・・・・イ

　実用的なレベルではない私の点字読み取りレベル。だけど階段の絵釣りの点字はよめるようになった。３階から上ののびる階段の手すりにはこう点字シールがはってある。「４・か・い」（その下に上矢印の点字マークあり）。今ここは南海なのかわからなくことがよくわる。そこでここは何階なのかと手すりの点字をよむと４階や２階と書いてある。はじめはなんかなれなかったが、今自分がどこにいるのかよりもこれから我々がどこに行くのかが大事よろしくこの点字は理にかなっている。

　家に帰り洗濯機のボタンの点字を読んでみた。標準モード、倍速モード、ガンコよごれモードがあるのだが、点字がうってあるのは標準モードだけで、そこには点字で一文字こう書いてある。一文字しかかいていない。

　「ひょ」

　ひょうじゅんと点字シールでかけばかなりながくなり、標準モードボタンをおおきくはみだしとなりの倍速モードボタンまではみでてしまうため。この「ひょ」ボタンはまさかひょっとこモードってこてゃないので、ひょ一文字の点字も理にかなっているのかな。