獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

Juice=Juice[五月雨美女がさ乱れる」CDお渡し会@NHK大阪 に行った。

2013-05-12 23:44:41 | コンサート舞台
包み込まれる手それは小宇宙

 宮本佳林新ユニットJuice=Juice(ジュースジュース)はこの週末金曜日土曜日日曜日と大阪。金曜日は御堂会館での五月雨CDハイタッチ会、土日はCDお渡し会と娘コンのオープニングアクト。

 今日CDお渡し会というものに行った私デスペア。ガイドヘルパーさんの都合がついいたので朝7時30分に駅で待ち合わせをして会場のNHK大阪ホールへ。網膜色素変性症な私デスペア。もう私の視力ではお渡し会の列をさがすこともCDを手渡しされる手をみつけられない。

 NHK大阪ホールには朝8時30分に到着。すでに20人ぐらいの人がCD列をつくっていた。それからCD販売(販売といってもCDお渡し券をもらう)まで2時間ずっと立ちっぱなし。待っている間先日の舞台もしも国民のパンフレットをガイドヘルパーさんに読み上げてもらう。本当は5月のハロプロ研修生発表会のパンフレットをもってきたつもりだったがちがうパンフをもってきたため、あとJuice=Juiceのインタビューがのっているボムも読み上げてもらう。1時間するとNHK大阪ホールの1回から外の広場であらためて列をつくりそこで並ぶ。今日は大阪気温26度で午前中も日差しがつよくすこし汗ばむ程度。そこで1時間まつ。

 結局列は80人ぐらいだった。今日のお渡し会は1回目12時30分開始が宮本佳林、大塚 愛菜、植村あかりの中3トリオ、2回目が12時50分からが宮崎由加、金澤朋子、高木紗友希の年長組。各回200枚CD販売。

 10時30分になりエスカレーターをのぼってホールのある階へ。そこでCDの販売(販売といってもお渡し会参加券をもらいあとでメンバーからCDを渡してもらう)、私とガイドヘルパーさんはまずそれぞれ佳林組の1回目参加権をゲット、番号は20番と21番だった。それからエスカレーターをおりて1階へ。またすこし並んでまたエスカレータで売り場へ。次は金沢組2回目を買おうとおもっていた私。ただ列にならんでいるとまだ佳林組1回目が買えそうなので購入直前佳林組1回目を購入。番号は159番だった。せっかく朝早く起きて2時間たちっぱなしだったんだからと再度列の最後尾に並びなおした私デスペア。今度は1階までおりなくて売り場階の最後尾に並べばよかった。

 次は金澤組2回目を買うつもり。並んでいるときにヲタが1回目売り切れと後ろのヲタに教えてくれた。その後スタッフも同じことをアナウンス。佳林組1回目売り切れ。200枚売り切れ。そのアナウンスがありしばらくして私の購入順番、2回目参加権を購入、番号は101番だった。佳林組が200枚うりきれた時はまだ金澤組は80枚ぐらいしか売れていなかったのね。Juice=Juiceのブログに対するファンからのコメント数は金澤朋子がいつも佳林よりも上回っている。佳林が150ぐらいだと金澤は180ぐらい(他のメンバーは100ぐらい)。コメント数で見れば金澤朋子人気すごいなと思うが、実際現場だとやっぱり佳林人気がだんとつ。金澤ブログコメント数はハロプロ七不思議のひとつだな。というか佳林ファンはもっとブログにコメントすればいいのにな。お渡し会の時7人ぐらいが黄色で黒文字で名前が書いてあるハロプロ研修生ソロTシャツをきていたのだが、4人が佳林、あとは大塚、高木、植村が1人ずつだったよう。かなともヲタは至極常識人が多くてモーニング娘。のコンサート会場内でハロプロ研修生ソロ名前Tシャツを着ている人はいないのね。その点佳林ヲタはイタイ人おおいな。という私も実はヤフオクで先日落札したばかりの宮本黄色Tシャツを着てCD列に並び、お渡し会もそれで参加したのだけどね。ランドルセルを買ってもらった子供が朝も晩もうれしさのあまり家の中でもしょってウロウロするものだが、私もこの黄色の宮本Tを着たくて来たくてしょうがなかった。ランドセルを買ってもらった幼稚園のころの気持ちをおもいだしたな。

 先週の中野では200人以上の列ができていてほとんどの人が佳林組のかいは1枚しか買えなかったよう。それとくらべるとまだ大阪でのJJ人気というか研修生人気はまだまだだね。来月6月15日(土)御堂会館(地下鉄御堂筋線本町駅すぐ)である関西発のハロプロ研修生ライブで新規ファン獲得しないとだな。なにやらマスコミや一部芸能人の間ではももクロとやらが一生懸命だから応援したくなるという変なロジックがよくつかわれているが、しょせんその一生懸命さってのは身分が保証されている公務員のような一生懸命さ、その点われらがハロプロ研修生はまだデビューもできていないデビューできる保証もないいつ首をいいわたされるかわからない実力主義の民間企業。どちらの一生懸命がほんとうの一生懸命だろうか。どちらがよりシンパシーを感じるのかな。一生懸命だから応援したくなるというロジックはハロプロ研修生にこそあてはまる。

 11時には6枚の参加権を手に入れた私。12時30分まで、近くのパスポートセンターでトイレをかり、近くのマクドナルドでテリヤキバーガーとチキンクリスピーバーガーを食べた。最近のマクドはコーラゼロもあるのね。

デスペア的五月雨CDお渡し会ポイント
1、宮本佳林はやっぱり群を抜いてすごい
 1220に1階に集合し、またエスカレータでホール階へ。ホールロビーにはいりそこでしばらく待つと、向こうのほうから佳林の声。どうやらお渡し会がはじまったよう。ガイドヘルパーさんの方に手をやり、手引される私。ガイドヘルパーさんにも参加券を渡しているので、ガイドヘルパーさんもお渡し会参加。今回のお渡し会はお渡し会というものの、握手もっできるとのこと。3人と順番に握手して、最後に握手したメンバーからCDを手渡しされるというもの。普通の握手会はただながれていくだけだが、お渡し会だと最後にCDをもらう時間分だけちょっと立ち止まる。最後のメンバーと握手をして手をはなし、そのメンバーが下においてあるCDを持ち、それを手渡し。2番目のメンバーと握手おわりさぁ最後だとおもってもまだ前の人がCDをもらっているというこのタイムラグ。最後ですこしつまる感じ。

 列に並んでいるときに、ガイドヘルパーさんに3人の並び順をおしえてもらう。一番はじめが植村あかりで2番目が佳林ですとのこと。よしわかったと握手にのぞむ私デスペア。私の前にガイドヘルパーさんがいるので、まずガイドヘルパーさんが握手をし、その後私がその最初のメンバーと握手をする。そこで一言声をかける。
 
握手してくれたのを確認して私 
デスペア<「大阪ど根性でがんばってください」

 植村<「はい ありがとうございます」とかよわい声。あーりーはもっと佳林をみならって声をはらなきゃ

 横にながれて手を差出し握手を確認して佳林に一言かける私。握手の手は去年10月に広島で初握手したときの佳林の手よりちっちゃく感じた。佳林の手と足はおおきい。あれ手が小さいぞと思いながらも、黄色の宮本Tシャツを着た私は力強くこう言った。

 デスペア<「ハロプロのセンターになってください!」

 佳林?<「はい がんばります」ちょっとびっくりしたような小さな声だった。いきなり想定外のことをいわれて一瞬口ごもるときのような感じだった。あれっ佳林は雑誌のインタビューでハロプロのセンターを目指すとかいっていたのになぜちょっととまだどったような返事だったんだろう・・・

 あれ?なんか声がちがうぞ?あれこの子は佳林なのかな?頭のがクエスチョン。

 そして3番目のこと握手。握手の感触。あぁこの大きな手の感触、長い指の感触。思い出す、これこそが佳林の手だ。そして私の耳に聞こえてきた。

 「かりんですっ!!」

佳林の声だった。普通握手会では握手するメンバーは聞かれないかぎり自分の名前なんていわない。なぜならファンは当然握手するメンバーをしっているのだからわざわざ名乗ったりしない。だのに佳林は私の手を握った瞬間私を認識して「かりんですっ!」と名乗ってくれた。

 濃い目のサングラス。おしゃれサングラスではない光が目にはいらないようような構造のスキーゴーゴグルのようなサングラス遮光眼鏡をかけている変な人、前の人の方に手をあてて手引してもらっている変な人、その前の人の方にかけた左手で白いつえをもっているへんな人。先週の中野でのハイタッチでも佳林をとおりすぎたあとにがんばりんがんばりんずっと言っていた変な人。あぁそうか目が悪い人は握手している人がだれかわからないんだ。よしっこちから名乗ろう。

 佳林<「かりんですっ!」
あぁなんて宮本佳林は機転がきくのだろう。やっぱり宮本佳林はすごいね。

 そのかりんですっを聞いた私。
 デスペア<「おぅ がんばってください」声のトーン具ちょっと高くなりすこしおどろいたような声で返事をする私。

 佳林の手をはなし、向こうにいこうとする私に、佳林の横の男性スタッフがCD受け取ってくださーいと声を×
。あそうか佳林からCDもらうのね。ちょっともどり佳林からCDを受けとる。ただその時すでに佳林は次の人と握手をしようかCD渡そうかどっちつかずだったよう。それを見ていた私の後ろの人が、ゆっくりでいいから渡してあげてと佳林に言っていた。そのおかげか佳林からCD「五月雨美女がさ乱れる」を受け取ることができた。一人スレよむとメンバーからの手渡しじゃなくてタイミングがあわなくてその隣の男性スタッフからCD渡される人もすくなからずいたよう。佳林からCD受け取れてよかった。

 扉を出て再度列に並ぶ私。その時にガイドヘルパーさんと反省会。佳林が2番目じゃなくて3番目だったことを確認し次はちゃんと佳林は佳林として認識したうえで握手することを決意。はぁつかぽんには心にもないこと言ってしまったなぁと後悔。  

2、お渡し会2回目
 さぁ2回目。一人スレ情報でCD渡す人はどんどん変わっていくとのことだったので、さっきカリンが3番目のCDお渡し役だったけど今度もそうとは限らない。ガイドヘルパーさんにまた列が近づいてメンバーが見える位置にきたら教えてもらうことにする。

 それともう一つガイドヘルパーさんにお願い。私のかわりに佳林に伝えてもらいたいこと。

 先日金曜日の矢島舞美のラジオで舞美が12月1日の佳林誕生日寝顔ドッキリサプライズの話しをしていた。舞美によると佳林ちゃんはベッドの上で小顔にする器具みたいなので顔をつりあげていて、まっすぐきれいに寝ていたとのこと。小顔になりたいという乙女の気持ち、っそしてそんな乙女の陰の努力をばらししまう天然舞美。佳林はちっとも顔は大きくないのに小さいのにそんな小顔マシーンをまいてねてるのね。

 それをはじめて知ったので、よし、佳林には顔小っちゃいですねと言ってその陰の努力がみのったことあるいはそんな努力はしなくてももともと顔が小さいことをおしえてあげるために、顔ちっちゃいですねというフレーズをガイドヘルパーさんに行ってもらうことにする。私のRPの目ではもう佳林の顔は頭の中のイメージでしかない、握手しているときに顔がちっちゃいですねとは言えない私。そこでいってもらうことにする。

 列に並んでいるときに大塚 愛菜、宮本佳林、植村あかりの順番だとおしえてもらい。いざ握手。ガイドヘルパーさんが私の前に握手をしそれを感じとり私も右手を差し出す。するとつかぽんが握手。

 大塚<「ありがとうございます」握手したものの何もいわないからこっちからありがとうございますと言ってみようとつかぽん、それに対して私 

デスペア<「おつかぽん」ゆっくり言う私。おつかれさまと大塚 愛菜のネックネームつかぽんをかけたフレーズ

 一瞬へんな間がありつかぽん

 大塚<「あっ おつかぽん」

 つかぽんと手をはなすと、隣ではガイドヘルパーさんが佳林と握手をしながらちゃんと「顔がちっちゃいですね」とほめていた。それをうけた佳林はあの甲高い声でうれしそうに「ありがとうございまーす」。よかったよかったカリンの小顔をほめてあげれてよかった。その直後ガイドヘルパーさんは後ろのスタッフから背中のリュックをもたれてはい進んでくださーいとせかされながされていた。そして私の版。

 そして次が佳林、佳林と握手をした瞬間、佳林からの一言

 佳林<「かりんですっ!!」
 
おぅまた今度もかりんから名乗ってくれた。ちょっと驚き佳林に何を言おうかわすれてしまった私。結局提携文句。

 デスペア<「がんばってください」

 佳林<「はぁい ありがとうございまーす!」あとでガイドヘルパーさんも佳林がかりんですっ名乗っていたことにびっくりしていた。宮本佳林の機転というかやさしさを感じた。

  最後はあーりー。手をだすも握手のしてくれず、流される私。またもや男性スタッフがCD受け取ってください、手を差出しあーりーらしき人からCDを受け取る。あーりーの声はしなかった。最後は植村あかりことあーりーと握手できず声もきけなかった。たぶん私があーりーに手をだしているときにはあーりーは私の前のガイドヘルパーさんにCDを渡しているときで、その時握手がないので手をひっこめる私。手を引っ込めたので握手できないあーりー。とまどうあーりー。男性スタッフがCD渡せというのでいそいでCDをとりCDを手渡し、あたふたのあーりー。たぶんこんな情景だったのだろう。扉を出て、あぁそうだ、あーりーから無言でCDもらった時にこっちからあーりーがとうと言ってあげればよかったと思った。

3、高木紗友希、金澤朋子、宮崎由加との握手
 いったん1階までもどりすぐにまたエスカレーターをのぼりまた列に並ぶ、今度は年長組の3人との握手。あらかじめガイドヘルパーさんには雑誌のJuice=Juiceメンバーの写真をみてもらっていたので、今回も順番をおしえてもらうことにするが、1番目がおだんごヘアーの高木紗友希だけと判明。あとの2人は不明。握手おわたあと1階にもどりそこでたむろしていた人にさっきの順番どうでしたかと尋ねると、高木、金澤、宮崎でしたと返答。それで順番判明。

 まずはさゆべぇこと高木紗友希との握手。握手を感じて私。

 デスペア<「モーニング娘を超えてください!」

 高木<「がんばります」

次がおそらく金澤朋子。ブログコメント数がおおいのはその美貌のせいかと思い質問する私。

 デスペア<「一番 美しいんですか?」

 金澤<「えっ・・・そんなことないです・・」自信なさげな声でどう返答しようかちょっと迷ったようなゆっくりしたしゃべり方。今おもうと私はかなともからどんな返答がほしかったのだろうか、この私の質問の意図が私でもわからない。ネットではゆうかりんににているやら舞美ににているやら言われているのでほんとのところをしりたかったんだろうな私は。私のイメージではかなともはゆうかりんと舞美を足して大学院生エッグ平野さんで割ったような顔をかなともとしてイメージしている私。

 そして最後が宮崎由加大学1年生。

 手を差し出すと、ゆっくり私の右手を両手でつつみこむ宮崎の両手。その状態で2秒間じっと握手。微動だにしない握手。それは大阪駅前でちょっとお時間いいですか?あなたの幸せを祈らせてくださいという人につかまりちょっとたちどまりじっとして祈られているときのような時間がとまったような感覚。そんな感覚の握手だった。私とその人の以外は通行人が行きかう優雅方の大阪駅前の歩道。微動だにしない2人。こっちから動いて立ち去れないようなあの雰囲気。そんな感じがした。かといってそんな宮崎の握手は決して不快ではなくはやく立ち去りたいともおもわない。なにかにしっかりとつつみこまれている安心感。あるいは私の手と宮崎のっ手がその握手している空間だけ音も光も重力もない小宇宙にテレポートしたような間隔。永遠という感覚。安心感=永遠という間隔だった。なんだろうあの宮崎由加の安心感というか安定感というか同時なさは。あーりーのあのあたふたしたCDお渡しの次だったからそう感じたのかな。あたふたすることなく、ゆっくり手を話ゆっくりCDを渡す宮崎。こんな握手ははじめてだった。

 宮崎には何をいったのか覚えていない私。たぶん何も言ってないと思う。もし握手だけで誰かを選びなさいといわれたら宮崎をえらぶと思う。そんな変な魅力が宮崎の握手にはある。


 扉を出て、エスカレーターで1階におりて、NHK大阪のビルから外にでると13時7分だった。朝8時30分から並んでもそれ以上の価値があったな。宮本佳林そして宮崎由加。宮宮。今回のCDお渡し会はこの2人だな。

 視覚障碍者のみなさん、ぜひハロプロの握手会に参加してみてね。そこにはあなたの知らない世界があります。それは埋められない何かを埋めてくれます。

 RPのみなさん、ハロプロメンバー、宮本佳林と握手するのいつなの?

 いまでしょ!

 
コメント
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