ゴースト≠ノイズ（リダクション） を読んだ。

　昨日のＮＨＫ大阪ホールのＢｅｒｒｙｚ工房コンサートでは感動の涙が流せなかった私デスペア。アイドルコンサートで涙が流せるかどうかを価値基準とする私もどうかとおもうが、今までは泣けてきたのが泣け泣けなくなった。私の心は鈍化してしまったのかと思ったが、今日キンドル電子書籍をダウンロードしてiPodTouchで読み上げさせて耳できいた。網膜色素変性症な私デスペア。もう本は世ｊ目内ので音声読み上げで本を読む。

　泣いた。ゴースト≠ノイズ（リダクション）という小説を呼んでないた。まだ私の心は小説を呼んでなけるだけの感受性はある。

　この本は、素人小説家が自費出版でアマゾンのキンドル電子書籍にアップしたもので、上下巻にわかれて合計450円で買える。お得。好評だったので本当の出版社からも本がでているよう。

　桐島部活やめるってよの、映画シックスセンス、白夜行、明日ママがいない、をあわせたような小説。主人公の高校１年生のぼくの物語。はじめは文章中のたとえがくどいように思えたけど、どんどん読み進めていくうちにどんどんその世界にはまっていった私、、。舞台は高校なのだが、私の高校時代がおもいだされて、不安定なのだけどもあまずっぱいあのころの古きよき思い出が上巻では思い出されて、ぼくとコウマチ（同級生の女の子はiPodTOuchのボイスオーバーだとコウマチと読み上げる、ちなみに主人公はカと読み上げる、どんな感じなのかはわからなかった、わからなくてもとても感動できた）の淡い恋愛物語と思いきや、下巻でストリーがどんどんまわっていく。なんどもあるどんでん返しとたくみに練りこまれた伏線が実にいい。読者の予想をうらぎる展開がいいいね。

　思春期のこうこうせい男子か独身中年男性におすすめの一冊。