通勤と通学には使えない
先日の参議院選挙で当当選した重度身体障碍者の二人。令和新選組の新人議員。
ALSというからだが徐々に動かなくなる難病で重度障害の二人。大きな車いすで常時ヘルパーの解除おを受けながらの生活。
この二人の議員の受け入れのため参議院は急遽設備を改良したり、議場へのヘルパーの同席をみとめたりしている。素早い対応だね。やっぱり国会議員に対してはすぐに動いてくれるのね。
そんな国会議員になったALS議員んの二人でもかなわないことがある。それは重度訪問介護制度の壁。
二人はヘルパーを常時つけているけども、それは障害福祉サービスの重度訪問介護というサービス。1割負担でそのサービスを利用できる。のこり9割は公費負担。
この重度訪問介護サービスを利用して、8月からはじまる国会に参加しようとしたら、どうやらできないよう。
なぜなら、重度訪問介護は通勤や通学、就労などの経済活動には使えないため。
このことは障碍者の中ではよく知れ渡っていること。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。月50時間の同行援護サービスというガイドヘルパーさんに手引きしてもらっての外出サービスをうけている。
その同行援護も通勤や通学、経済活動。
お金儲けはそっちのお金儲けのほうで面倒みてよというのが厚生労働省。通学においても、文部科学省が面倒をみてよというのが厚生労働省のスタンス。
通勤なら会社、雇用主が障碍者のヘルパーの費用を負担すべきで、通学なら教育委員会とか大学が負担すべきという立場。
さて、国会議員の場合でも厚生労働省はそのスタンスをとるのかな?通勤なので参議院のほうで二人のヘルパー費用もってね。
さて、この二人のALS議員の国会活動に伴うヘルパー費用はだれが負担するのか。本人なのか、厚生労働省なのか、参議院なのか。これは要注目だね。
二人が議員になったおかげで、障碍者サービスの根本が変わる可能性がでてきた。機体しよう。
もし令和新選組がここまで予測して、ALSの人を議員にしたとしたら、なかなかやるね。山本太郎は元気がでるテレビのダンス甲子園で海パンいっちょでおどっていたことしか記憶にないけど、もしかしたら、障碍者やマイノリティーの希望の星なのかもしれないな。
大阪維新日本維新の会が右派ポピュリズムだとすれば、令和新選組は左派ポピュリズム。この2つの政党が右と左のポピュリズムを喚起させてぶつかりあってほしいね。そして、バランスのとれた位置におちついてほしいな。