獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

見上げた空は青かった を読んだ

2020-03-16 23:09:13 | 網膜色素変性症と私
ミミちゃん
最近はすっかり小説は読まなくなった私。視覚障害者は目が見えないけども、耳で小説を読む。録音図書というボランティアさんが朗読してくれた音声ファイルをサピエ図書館という視覚障害者のためのネット図書館からダウンロードできる。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。

かつては、サピエ図書館から週刊新潮や週刊朝日などを毎週ダウンロードして読んでいたなぁ。ありがたいことに無料。サピエ図書館は無料で録音図書をダウンロードできるのがいいね。

今日は夜に、見上げた空は青かったという小説を読んだ。一気によんだ。ヤングアダルト、若者向けの読みやすい小説。

きっかけは、視覚障害者の勉強会に、その小説をかいた女性がゲストでお話をされていて、とてもよくしゃべる理知的なおばちゃん。その人は視覚障害者ではないけど、母が視覚障害者だったとのこと。
それで、小説には障害のある人をだすようになったとのこと。
作家の名前は、オテマリるい。

見上げた空は青かったは、ドイツと日本の戦時下の少年少女たちのおはなし。涙があふれでてくるね。中年になたせいか、こどもが悲しい現実と向き合う小説はどうしても涙がでてしまう。

っそして、あらためて平和な日本に感謝。ハロプロ研修生たちが5月5日に東京の中野サンプラザで公開実力診断テストというコンサートもできるのも、平和なおかげ。ありがたい。

ハロプロの歌、特につんく時代はのテーマは、いつも、ラブ&ピース。ぜひまたつんくにピースの歌をつくってほしいな。ザピースとか、青空がいつまでもとか、雨の降らない星ではとかね。

ps
オテマリるいさんは64歳のおばさん、子供のいない夫婦、猫をかわいがり、その猫がなくなったら、活字で猫という文字をみただけで涙がでて、どうしようもなくなる。新しい猫でもかいなよと、友人からいわれると怒る。
なんかわかるその気持ち。アイドルの引退ってほぼその感情なんだよな。

はたからみたら、たいしたことないけどもね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする