声をきかせて
女優の蒼井優は、YOUTUBEのアンジュルムの曲「カクゴシテ」を見て、出だしの室田瑞希の声に衝撃を受けて、そこからアンジュルムファンになったとのこと。その出だしが、君の声、聴かせて。
目の見えない私には、この声がとても大事、コンサートでもそうだけど、会社の仕事もそう、パソコンが読み上げてくれる合成音声の声ですべて仕事をしている私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な◇障碍者の私。
そんな、音声だけをたよりにしている私にも、とうとうテレワーク、リモートワークの波がおしよせてきた。今まで、◇障碍者の当事者団体のズームミィテングでよく聞いていた、VPNとかOPTとか、仮想デデスクトップとか、そんな専門用語もようやく私にふりかかってきた。
今日、2月1日、月曜日、今日が私のテレワークはじめ。このテレワークというのは、私にと手3度目の革命というか革新的な出来事。
まず1つ目は、中学生の頃のワープロ、これで自我きたない私でもきれいな文章がかけるようになった。
2つ目は、30代を超えてから、音声読み上げパソコンを使うようになったこと。このおかげで、目が見えなくなった現在でも、こうやって誤字脱字は多いものの、文章をひとりで打てる。ひと昔前までは、視覚障害者は視覚障害者同士でしか文字のやりとりができなかった。それは点字。点字でしか文字が書けず、点字を読める人にしかその文章を読んでもらうことができなかった。それが、視覚障碍者でも、音声パソコンの登場により、ひとりで文章をつくり、それを点字も読めない、健常者にも文章をよんでもらえることになった。
思えば、もし音声パソコンが今もまだ開発できていなかったなら、私は元Juice=Juiceの宮本佳林にファンレターをどうやって書いていたのだろう?点字で書いたところで、佳林は四d根紅氏、かといって、誰かに代筆してもらうのは気恥ずかしい。そうなると、テープに録音してそれを送るしかないのかな?やっぱり音声読み上げパソコン、正確には、パソコン画面読み上げソフト、スクリーンリーダーが私に伝えるすべをあたえてくれたのね。感謝。
そして、3つ目が、このテレワーク。これはすごい。結局、会社のパソコンの画面が、家でも見れるということ。インターネットで会社の私のパソコンと、私の自宅のパソコンが同一化するようなイメージ。正確に言うと、自宅のパソコンから遠隔で、職場のパソコンを操作する、インターネットを通じて捜査するということ。これはすごいね。まさに第3の革命だね。
デスペア的全盲テレワークのポイント
1、メリット
一番大きいのは、通勤時間がゼロということ。視覚障害者は、電車にのればホーム転落のリスク、かといって家族の人にマイカーで送迎してもらえば家族の人の負担、、電車や車でなくても、視覚障害者は、そもそもある区のが遅い。白杖歩行は普通の人の半分程度のスピードしかでない。視覚障害者にとってはこの通勤から解放されるというのはほんと大きいね。
2番目は、そもそも視覚障害者の業務というのは、音声パソコンをつかった仕事なので、テレワークに向いている。テレワークでは必ずパソコンを使うので、必ず音声パソコンを使って仕事をする視覚障害者にとっては、テレワークのハードルは低いね。いうなれば、視覚障害者の業務はすべてテレワーク可能ということ。テレワークに適しているということ。
家のトイレを好きに使える。職場のトイレだとウォシュレットがなかったり、穢かったり、その点、自宅のトイレを使いたい放題、いつでも使いたい放題なのはいいね。
あと、通勤時間ゼロもそうだけど、ひげをそらなくていいし、顔もあらわなくていいので、身支度時間を短くできるのもめりっとかな。
2、デメリット
逆に言うと、私みたいに、職場から徒歩5分程度のところに、家を借りている人にとっては、通勤時間ゼロのメリットはあまりないね。というか逆に、家から出ない生活というのは、気が滅入る。20年以上前に、家にこもってずっと司法試験の勉強をしていたころ(正確には、勉強しなくちゃとおもってただ無意味に家にこもっていたころ)を思い出すね。なんか息が詰まるというか、自分が外の世界から切り離されたような、孤独感というか、ふわふわ感がある。テレワークは毎日するもんじゃないね。
テレワークのメリットとして、ながら仕事ができるというのがある。例えば、選択をしながらとか、あるいはラジオを聴きながらとか。でも私はラジオを聞くなり、音楽を聴きながらのながら仕事はできない。なぜなら、耳から聞いて仕事をしているから。パソコンが読み上げてくれる文字音声をしっかり聞かないと仕事にならない。そこで、ラジオや音楽がはいってくると音がミックスされて混乱する。これができないのはいたいよね。
同僚に何かをたのみにくいというのもあるね。隣にいれば、ちょっと様子をうかがって、パソコンの操作をお願いしたり、ちょっとした文書を読み上げてもらったりできるけど、テレワークだと、人に何か聞くというのがはばかられる。わざわざ電話をかけて聞くほどのことって考えてみればあまりないね。
一人暮らしの独身の私にとって、会社で食べる配達弁当は、ゆいいつの栄養バランスのよい食事。それが食べられないのもいやだね。
一番のデメリットは、パソコン縁覚操作のレスポンスが遅い。たびたび、漢字に変換しても、その変換した文字を読み上げてくれない。数秒してからやっとよみあげる。これにはイライラするね。ちゃんと声を聴かせてだね。この音声のディレイというか、レスポンスの遅延は、しかたないものなんだろうな。
まぁ、このレスポンスのお楚々は、誤字脱字を少なくするには役立つかもね。ちゃんと変換されたか聞くようになるね。変換を最後まで聞く忍耐力はつくね。
結論としては、メリットデメリットどっちもどっちで、職場の近くに住んでいる人にとては、デメリットがメリットを上回るね。
ただ、人嫌い、できれば誰とも話をしたくないという人にとっ手は、テレワークはいいかもね。
でもやっぱり、私は声を聴きたいし、そして声を出したいね。それは、ハロコンでかりーんと叫びたいのと同じ欲求。人間は外に出ること、声を出すこと、この2つが社会的動物のあかしかもね。
そんなことを思ったテレワーク1日目。
アンジュルム「カクゴして!」2016春【九位一体】
女優の蒼井優は、YOUTUBEのアンジュルムの曲「カクゴシテ」を見て、出だしの室田瑞希の声に衝撃を受けて、そこからアンジュルムファンになったとのこと。その出だしが、君の声、聴かせて。
目の見えない私には、この声がとても大事、コンサートでもそうだけど、会社の仕事もそう、パソコンが読み上げてくれる合成音声の声ですべて仕事をしている私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な◇障碍者の私。
そんな、音声だけをたよりにしている私にも、とうとうテレワーク、リモートワークの波がおしよせてきた。今まで、◇障碍者の当事者団体のズームミィテングでよく聞いていた、VPNとかOPTとか、仮想デデスクトップとか、そんな専門用語もようやく私にふりかかってきた。
今日、2月1日、月曜日、今日が私のテレワークはじめ。このテレワークというのは、私にと手3度目の革命というか革新的な出来事。
まず1つ目は、中学生の頃のワープロ、これで自我きたない私でもきれいな文章がかけるようになった。
2つ目は、30代を超えてから、音声読み上げパソコンを使うようになったこと。このおかげで、目が見えなくなった現在でも、こうやって誤字脱字は多いものの、文章をひとりで打てる。ひと昔前までは、視覚障害者は視覚障害者同士でしか文字のやりとりができなかった。それは点字。点字でしか文字が書けず、点字を読める人にしかその文章を読んでもらうことができなかった。それが、視覚障碍者でも、音声パソコンの登場により、ひとりで文章をつくり、それを点字も読めない、健常者にも文章をよんでもらえることになった。
思えば、もし音声パソコンが今もまだ開発できていなかったなら、私は元Juice=Juiceの宮本佳林にファンレターをどうやって書いていたのだろう?点字で書いたところで、佳林は四d根紅氏、かといって、誰かに代筆してもらうのは気恥ずかしい。そうなると、テープに録音してそれを送るしかないのかな?やっぱり音声読み上げパソコン、正確には、パソコン画面読み上げソフト、スクリーンリーダーが私に伝えるすべをあたえてくれたのね。感謝。
そして、3つ目が、このテレワーク。これはすごい。結局、会社のパソコンの画面が、家でも見れるということ。インターネットで会社の私のパソコンと、私の自宅のパソコンが同一化するようなイメージ。正確に言うと、自宅のパソコンから遠隔で、職場のパソコンを操作する、インターネットを通じて捜査するということ。これはすごいね。まさに第3の革命だね。
デスペア的全盲テレワークのポイント
1、メリット
一番大きいのは、通勤時間がゼロということ。視覚障害者は、電車にのればホーム転落のリスク、かといって家族の人にマイカーで送迎してもらえば家族の人の負担、、電車や車でなくても、視覚障害者は、そもそもある区のが遅い。白杖歩行は普通の人の半分程度のスピードしかでない。視覚障害者にとってはこの通勤から解放されるというのはほんと大きいね。
2番目は、そもそも視覚障害者の業務というのは、音声パソコンをつかった仕事なので、テレワークに向いている。テレワークでは必ずパソコンを使うので、必ず音声パソコンを使って仕事をする視覚障害者にとっては、テレワークのハードルは低いね。いうなれば、視覚障害者の業務はすべてテレワーク可能ということ。テレワークに適しているということ。
家のトイレを好きに使える。職場のトイレだとウォシュレットがなかったり、穢かったり、その点、自宅のトイレを使いたい放題、いつでも使いたい放題なのはいいね。
あと、通勤時間ゼロもそうだけど、ひげをそらなくていいし、顔もあらわなくていいので、身支度時間を短くできるのもめりっとかな。
2、デメリット
逆に言うと、私みたいに、職場から徒歩5分程度のところに、家を借りている人にとっては、通勤時間ゼロのメリットはあまりないね。というか逆に、家から出ない生活というのは、気が滅入る。20年以上前に、家にこもってずっと司法試験の勉強をしていたころ(正確には、勉強しなくちゃとおもってただ無意味に家にこもっていたころ)を思い出すね。なんか息が詰まるというか、自分が外の世界から切り離されたような、孤独感というか、ふわふわ感がある。テレワークは毎日するもんじゃないね。
テレワークのメリットとして、ながら仕事ができるというのがある。例えば、選択をしながらとか、あるいはラジオを聴きながらとか。でも私はラジオを聞くなり、音楽を聴きながらのながら仕事はできない。なぜなら、耳から聞いて仕事をしているから。パソコンが読み上げてくれる文字音声をしっかり聞かないと仕事にならない。そこで、ラジオや音楽がはいってくると音がミックスされて混乱する。これができないのはいたいよね。
同僚に何かをたのみにくいというのもあるね。隣にいれば、ちょっと様子をうかがって、パソコンの操作をお願いしたり、ちょっとした文書を読み上げてもらったりできるけど、テレワークだと、人に何か聞くというのがはばかられる。わざわざ電話をかけて聞くほどのことって考えてみればあまりないね。
一人暮らしの独身の私にとって、会社で食べる配達弁当は、ゆいいつの栄養バランスのよい食事。それが食べられないのもいやだね。
一番のデメリットは、パソコン縁覚操作のレスポンスが遅い。たびたび、漢字に変換しても、その変換した文字を読み上げてくれない。数秒してからやっとよみあげる。これにはイライラするね。ちゃんと声を聴かせてだね。この音声のディレイというか、レスポンスの遅延は、しかたないものなんだろうな。
まぁ、このレスポンスのお楚々は、誤字脱字を少なくするには役立つかもね。ちゃんと変換されたか聞くようになるね。変換を最後まで聞く忍耐力はつくね。
結論としては、メリットデメリットどっちもどっちで、職場の近くに住んでいる人にとては、デメリットがメリットを上回るね。
ただ、人嫌い、できれば誰とも話をしたくないという人にとっ手は、テレワークはいいかもね。
でもやっぱり、私は声を聴きたいし、そして声を出したいね。それは、ハロコンでかりーんと叫びたいのと同じ欲求。人間は外に出ること、声を出すこと、この2つが社会的動物のあかしかもね。
そんなことを思ったテレワーク1日目。
アンジュルム「カクゴして!」2016春【九位一体】