いまがいつかになる前に
ハロプロファン、ハロプロオタク、ハロヲタ、私がハロプロファン通称ハロヲタになったのはいつからだろう?
はじめてハロプロのコンサートにいったのは、いまから17年ほど前。2004年6月12日土曜日、大阪厚生年金会館大ホールでのソロになった安倍なつみの初のソロコンサートツアーの初日。たしかヤフオクかなにかで3階席のうしろの席を落札していったと記憶。
なにせ、アイドルコンサートはいってみたいとはおもっていたけども、こわかった。奇声をあげるアイドルファンのイメージが私にはあった。いわゆるハチマキ、特攻服、変なかっこをした大の大人たち。そりゃこわいよね。
当時の私は、29歳で、大学を卒業して、就職せずに司法試験の合格を目指して仕送りのみの生活をしていたけども、なかなかうからないということで、郵便局でアルバイトをしながら勉強をつづけていた。ただ、いま思うとほとんど勉強していなかったね。択一試験の1か月前にようやく勉強をはじめるその程度だった。
すでに、私の目は徐々に見えなくなっていて、アルバイトでもぶつかったり、つまづいたりすることが増えてきたもちろん薄暗いところでは見えないし、おちたものをさがせない。夜盲人と視野狭窄。網膜色素変性症の典型的な症状。認めたくはないけども、明らかに私の目は見えなくなっている。受け入れられない現実、受け入れなければならない現実。将来目が見えなくなるのに、いま勉強して何になるの・という絶望感というか現実逃避が私をおおっていたころ。将来はたらけるのだろうか、結婚できるのだろうか、結婚できたとして自分のこどもをこの目で見ることはできるのだろうか?そのこどもに私の目の病気は遺伝してしまうのだろうか?
そんなことを勉強もせずにずっと考えていた。そりゃ試験もうからないわな。
そんな時に、たまたまではないけども、ぶらりと一人で行ったなっちのコンサート。おそるおそる、ちょっとはずかしさももちながらいった初めてのコンサート。3階席から見るなっちはほんと豆粒みたいに小さかったな。コンサートがおわって、それまでずっと静かだっ私の隣にすわっていた、た男性が、客席からはなれる前に、なっちありがとー!!といきなり大声と叫びだした。これにはびっくり。
それが、私のハロプロ現場デビュー。
ハロプロの現場に通うようになってから、私は自分の障害を受け入れられるようになっていった、そのコンサートの数か月後には、身体障碍者手帳を申請し、恋愛や、結婚をあきらめ、身体障碍者採用枠での就職試験を受け始めた。今振り返ると、自分が変化するきっかけはハロプロだったのかもしれないし、自分が変化したからハロプロを好きになったのかもしれない。私があきらめて、手に入れることができなくなったものの補完としてのハロプロであり、ハロプロが私に将来を見る力を与えてくれた。
なにかをあきらめようとしている人、なにかに挑戦しようとしている人、なにか変化しようとしている人にとってはハロプロは絶大な効果をもたらすね。
そして、あさって、2月19日金曜日に、ハロヲタ映画「あの頃」(松坂トウリ主演)全国ロードショー。
私がハロヲになった2000年代初頭のハロプロオタクの青春群像劇のよう。予告編をみる限り、ちょっと変な関西弁だし、なんかチープさがいい具合にただよってくるそんな予告編。当時私はいつも一人でコンサートにいって、ひとりでコンサートから帰ってくるというひとりヲタだったので、こういったハロヲタ群像劇をみて、私にもそんな時代があったなとは思わないだろうけども、あの時代の雰囲気を味わえそうだね。あの頃に私が感じていた、絶望感と、あきらめと、そこからはじまる未来。そんな鼻のおくがツーンとしそうな予感。たのしみ。
今日は、そのハロヲタ映画「あの頃」のイマイズミ監督、原作者のツルギさん、それとハロプロだいすきタレントパイパイでかみの3人でのトーク配信を見る。昨日配信されたアーカイブ。
よく和田彩花が若手アーティストとトーク「配信をしている、ピーティックスアプリ、六本木ツタヤ書店主催のトーク配信。
1500円で90分。ちょっととうちわネタの話がおおかったけど、そのころの熱さつたわってきた。
興味深かったのは、視聴者あからの質問、どうして最近女性のハロヲタが増えてきたのだと思いますか?
これに対して、でかみが、小さいころ大流行だったモー娘。、ミニモニ、それを知っている世代が大人になって再度ハマッただけ。久しぶりにモームスみてみたら、すごいダンスじゃん、ダンスしながら歌うたうのってすごい!!ってはまるのが多いらしい。
てっきり私は、新規で女性ファンがどん増えているのかとおもっていたけど、そうじゃないのね。たしかにでか美のいううとおり、女性ハロプロファンが増えたといっても、昔みたいに、女子小学生やティーンエイジャーが増えているわkでなく、20代の女性がふえているわでもなく、30代の女性ファンが増えている。まさしく、ミニモニ世代だね。
となると、次はのハロプロファン女性割合が増えるのは、今の30代のハロプロ女性ファンがこどもをうんで、その子供にハロプロのよさを伝えることによってかな?ハロプロ研修生の北原ももはのお母さんは、かつてモーニング娘。のオーディションをうけて、今は自分のかなわなかった夢を娘にたくしているよう。次はそういった世代がハロプロを好きになってくれるのかな・
トーク配信の最後に、イマイズミ監督がは、この映画をみて、ぜひライブや現場にいってほしいんです。それがこの映画のねらいです。
うれしいね。この映画がきっかけでハロプロを好きになる。絶望感からのがれられる人が増えるといいな。
ということで、私も今週末、梅田の映画館で松坂桃李主演のハロプロオタク映画「あの頃」を見に行かなくちゃ。残念ながら、音声ガイドはないけども、私のハロプロ知識がそれをおぎなってくれることでしょう。
みなさんもぜひ映画館にいってね。
映画『あの頃。』公式サイトはこちら
ハロプロファン、ハロプロオタク、ハロヲタ、私がハロプロファン通称ハロヲタになったのはいつからだろう?
はじめてハロプロのコンサートにいったのは、いまから17年ほど前。2004年6月12日土曜日、大阪厚生年金会館大ホールでのソロになった安倍なつみの初のソロコンサートツアーの初日。たしかヤフオクかなにかで3階席のうしろの席を落札していったと記憶。
なにせ、アイドルコンサートはいってみたいとはおもっていたけども、こわかった。奇声をあげるアイドルファンのイメージが私にはあった。いわゆるハチマキ、特攻服、変なかっこをした大の大人たち。そりゃこわいよね。
当時の私は、29歳で、大学を卒業して、就職せずに司法試験の合格を目指して仕送りのみの生活をしていたけども、なかなかうからないということで、郵便局でアルバイトをしながら勉強をつづけていた。ただ、いま思うとほとんど勉強していなかったね。択一試験の1か月前にようやく勉強をはじめるその程度だった。
すでに、私の目は徐々に見えなくなっていて、アルバイトでもぶつかったり、つまづいたりすることが増えてきたもちろん薄暗いところでは見えないし、おちたものをさがせない。夜盲人と視野狭窄。網膜色素変性症の典型的な症状。認めたくはないけども、明らかに私の目は見えなくなっている。受け入れられない現実、受け入れなければならない現実。将来目が見えなくなるのに、いま勉強して何になるの・という絶望感というか現実逃避が私をおおっていたころ。将来はたらけるのだろうか、結婚できるのだろうか、結婚できたとして自分のこどもをこの目で見ることはできるのだろうか?そのこどもに私の目の病気は遺伝してしまうのだろうか?
そんなことを勉強もせずにずっと考えていた。そりゃ試験もうからないわな。
そんな時に、たまたまではないけども、ぶらりと一人で行ったなっちのコンサート。おそるおそる、ちょっとはずかしさももちながらいった初めてのコンサート。3階席から見るなっちはほんと豆粒みたいに小さかったな。コンサートがおわって、それまでずっと静かだっ私の隣にすわっていた、た男性が、客席からはなれる前に、なっちありがとー!!といきなり大声と叫びだした。これにはびっくり。
それが、私のハロプロ現場デビュー。
ハロプロの現場に通うようになってから、私は自分の障害を受け入れられるようになっていった、そのコンサートの数か月後には、身体障碍者手帳を申請し、恋愛や、結婚をあきらめ、身体障碍者採用枠での就職試験を受け始めた。今振り返ると、自分が変化するきっかけはハロプロだったのかもしれないし、自分が変化したからハロプロを好きになったのかもしれない。私があきらめて、手に入れることができなくなったものの補完としてのハロプロであり、ハロプロが私に将来を見る力を与えてくれた。
なにかをあきらめようとしている人、なにかに挑戦しようとしている人、なにか変化しようとしている人にとってはハロプロは絶大な効果をもたらすね。
そして、あさって、2月19日金曜日に、ハロヲタ映画「あの頃」(松坂トウリ主演)全国ロードショー。
私がハロヲになった2000年代初頭のハロプロオタクの青春群像劇のよう。予告編をみる限り、ちょっと変な関西弁だし、なんかチープさがいい具合にただよってくるそんな予告編。当時私はいつも一人でコンサートにいって、ひとりでコンサートから帰ってくるというひとりヲタだったので、こういったハロヲタ群像劇をみて、私にもそんな時代があったなとは思わないだろうけども、あの時代の雰囲気を味わえそうだね。あの頃に私が感じていた、絶望感と、あきらめと、そこからはじまる未来。そんな鼻のおくがツーンとしそうな予感。たのしみ。
今日は、そのハロヲタ映画「あの頃」のイマイズミ監督、原作者のツルギさん、それとハロプロだいすきタレントパイパイでかみの3人でのトーク配信を見る。昨日配信されたアーカイブ。
よく和田彩花が若手アーティストとトーク「配信をしている、ピーティックスアプリ、六本木ツタヤ書店主催のトーク配信。
1500円で90分。ちょっととうちわネタの話がおおかったけど、そのころの熱さつたわってきた。
興味深かったのは、視聴者あからの質問、どうして最近女性のハロヲタが増えてきたのだと思いますか?
これに対して、でかみが、小さいころ大流行だったモー娘。、ミニモニ、それを知っている世代が大人になって再度ハマッただけ。久しぶりにモームスみてみたら、すごいダンスじゃん、ダンスしながら歌うたうのってすごい!!ってはまるのが多いらしい。
てっきり私は、新規で女性ファンがどん増えているのかとおもっていたけど、そうじゃないのね。たしかにでか美のいううとおり、女性ハロプロファンが増えたといっても、昔みたいに、女子小学生やティーンエイジャーが増えているわkでなく、20代の女性がふえているわでもなく、30代の女性ファンが増えている。まさしく、ミニモニ世代だね。
となると、次はのハロプロファン女性割合が増えるのは、今の30代のハロプロ女性ファンがこどもをうんで、その子供にハロプロのよさを伝えることによってかな?ハロプロ研修生の北原ももはのお母さんは、かつてモーニング娘。のオーディションをうけて、今は自分のかなわなかった夢を娘にたくしているよう。次はそういった世代がハロプロを好きになってくれるのかな・
トーク配信の最後に、イマイズミ監督がは、この映画をみて、ぜひライブや現場にいってほしいんです。それがこの映画のねらいです。
うれしいね。この映画がきっかけでハロプロを好きになる。絶望感からのがれられる人が増えるといいな。
ということで、私も今週末、梅田の映画館で松坂桃李主演のハロプロオタク映画「あの頃」を見に行かなくちゃ。残念ながら、音声ガイドはないけども、私のハロプロ知識がそれをおぎなってくれることでしょう。
みなさんもぜひ映画館にいってね。
映画『あの頃。』公式サイトはこちら