オトト
私が大阪大学を卒業したのが1998年。豊中市の待兼山キャンパス。今は、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジでも、大学のころは、まだ目がみえていた。
大阪大学には豊中のキャンパスと、吹田キャンパスがあって、私は、豊中キャンパス。ほとんど吹田キャンパスにはいったことがなかった私。
あれから26年。吹田キャンパスへ。脳情報通信融合センターという、研究所へ。ガイドヘルパーさんと二人でいく。
その研究所で、視覚障害者の運動を研究しているよう。その実験に参加。10時から15時ごろまで、実験。
どんな実験かというと、自分の右腕にロボットアームをとりつけて、自分の腕とロボットを同化させて、ロボットアームを操縦。そのロボットアームをつかって、的をさわるゲームのような実験。
午前が練習で、午後が本番。
なにか薬をのまされたり、ヘッドギアを装着させられて
修行するぞ修行するぞと何百回もいわされるのかとおもいきや。そんな危険な実験ではなかった。
しかも、昼休みには、近くの魚料理の店で、さしみ定食もごちそうになった。さらに、なんと謝礼金もでるとのこと。私だけでなく、ガイドさんにも謝礼金。
いままでに、50人ぐらいの視覚障害者に実験に参加してもらっているとのこと。これからも、視覚障害者に実験に参加してもらいとのこと。
みなさんの中で、興味がある人は、ぜひ、脳情報通信融合研究所に直接といあわせてみてね。
実験おわって、結局、なんんの実験かは、視覚障害者には明らかにされず、どうやら、全盲視覚障碍者の方向感覚、運動感覚をしらべているようだった。視覚障碍者hが、どうやって、まっすぐとかを認識しているかを調査しているのかな? 不思議。
よくわからない研究だけど、この研究が、将来の視覚障碍者の外出支援などにつながるといいな。
PS
研究所の実験参加ということで、豊中市が、月50時間の同行援護支給時間をこえて、プラス10時間同行援護を追加支給してくれた。そのおかげで、実験に参加できた。ありがとう豊中市。ありがとうガイドヘルパーさん。
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