絵本2冊
2010-07-17 | 絵本
返す前に覚書程度に。
「ふうせんクジラ」わたなべゆういち作・絵
みなとの祭りで海に踊る風船を、母鯨が止めるのも聞かずの大量に飲みこんだ子クジラのボン。体が浮き上がって、野を越え山越え街まで流されていきます。サッカー場でボールがお腹にあたり風船が口から飛び出て不時着。トレーラーに乗せられて母の待つ海へ帰るお話。
絵がとってもいいです。街の様子なんかも細かく描かれていて。子供も喜んで自分で読んでいました。2年生位にはちょうどいい分量かな。
満足度80
「木の実のけんか」岩城範枝 文/片山 健 絵
子供向けにしては難しいなあ、と読み進め、あとがきまで読んでみたら、狂言の「菓争」(このみあらそい)を下敷きにした物語とのこと。
吉野の桜に感動した「橘」の実が、仲間を引き連れて花見をしていたところ、この山に住む「栗」の実が怒って妨害、「橘族」VS「栗梨族」が戦います。最後は桜が怒っておしまい。
和歌が出てきたり、ためになりますが、低学年にはボリュームがありすぎかな。
満足度70
「ふうせんクジラ」わたなべゆういち作・絵
みなとの祭りで海に踊る風船を、母鯨が止めるのも聞かずの大量に飲みこんだ子クジラのボン。体が浮き上がって、野を越え山越え街まで流されていきます。サッカー場でボールがお腹にあたり風船が口から飛び出て不時着。トレーラーに乗せられて母の待つ海へ帰るお話。
絵がとってもいいです。街の様子なんかも細かく描かれていて。子供も喜んで自分で読んでいました。2年生位にはちょうどいい分量かな。
満足度80
「木の実のけんか」岩城範枝 文/片山 健 絵
子供向けにしては難しいなあ、と読み進め、あとがきまで読んでみたら、狂言の「菓争」(このみあらそい)を下敷きにした物語とのこと。
吉野の桜に感動した「橘」の実が、仲間を引き連れて花見をしていたところ、この山に住む「栗」の実が怒って妨害、「橘族」VS「栗梨族」が戦います。最後は桜が怒っておしまい。
和歌が出てきたり、ためになりますが、低学年にはボリュームがありすぎかな。
満足度70