平 安寿子「ぬるい男と浮いてる女」
まさに、題名通りの男女、が出てくる短編集。
6編。
■長い目で見て
ぬるい男2人。伯父と甥。それを見つめる伯父の妻の視点。妻と舅は医師通しで、舅がいい味出してる。
■ブルーブラックな彼女
浮いてる女。金持ちの娘で綺麗だけど、中学時代の同級生の親や祖父母の葬式に、親しくもないのに出ていく。それを見つめる同級生男子。
■滅亡に向かって
ぬるい男。家具屋に勤める、完全草食男子。本人の視点。
■浮いてる女
まさに標題通り。60過ぎて好きなように生きているけど明日現実的な女。浮いてる、というのは、主人公が40代の頃に一目惚れしたバレエの演目、ジゼルで、怨霊のジゼル達を演じるバレリーナ達が、本当に浮いてるように見えるところから。
■ぬるい男
これも標題通り。靴屋に勤める20代男子。ぬるーく生きてるが、ぼうかんに教われてから、生きてる実感を味わえるようになる。
■えれくとり子
浮いてる女。40代で、不思議ちゃん?電化製品を壊す体質。関わった男とはみんな関係ができちゃう。
なんだか、共感できる話はまるでなくて、この作者にしては期待外れでした。
満足度50
まさに、題名通りの男女、が出てくる短編集。
6編。
■長い目で見て
ぬるい男2人。伯父と甥。それを見つめる伯父の妻の視点。妻と舅は医師通しで、舅がいい味出してる。
■ブルーブラックな彼女
浮いてる女。金持ちの娘で綺麗だけど、中学時代の同級生の親や祖父母の葬式に、親しくもないのに出ていく。それを見つめる同級生男子。
■滅亡に向かって
ぬるい男。家具屋に勤める、完全草食男子。本人の視点。
■浮いてる女
まさに標題通り。60過ぎて好きなように生きているけど明日現実的な女。浮いてる、というのは、主人公が40代の頃に一目惚れしたバレエの演目、ジゼルで、怨霊のジゼル達を演じるバレリーナ達が、本当に浮いてるように見えるところから。
■ぬるい男
これも標題通り。靴屋に勤める20代男子。ぬるーく生きてるが、ぼうかんに教われてから、生きてる実感を味わえるようになる。
■えれくとり子
浮いてる女。40代で、不思議ちゃん?電化製品を壊す体質。関わった男とはみんな関係ができちゃう。
なんだか、共感できる話はまるでなくて、この作者にしては期待外れでした。
満足度50