読む日々

テーマばらばらの読書日記

遠い旋律、草原の光

2013-10-16 | 
倉阪鬼一郎「遠い旋律、草原の光」


ヴァイオリニストを目指しながら、本当に自分向いていた道をみつけ、軽井沢の楽団で総感得兼指揮者として脚光を浴びる樹理と、軽井沢はサナトリウムで難病と戦う若い画家 弦 との出会いから別れまで。

お互いの祖父母が遺した暗号めいた楽譜や短歌の遺稿の謎解きを中心に、2人が因縁じみた物語を背景に惹かれあい、純愛を貫き通す。

ロシアで、早世した作曲家のつくった曲、樹理の祖父が作曲した曲、それらが全編透して薙がれてる感じ?

いやぁ、壮大過ぎて語れません。何回か読まなきゃ勿体ないくらい感動的。

買おうか…どうしよう

満足度200