奈良の名勝として名高い?「猿沢池」。初めて(おそらく)見ました。
名前はよく聞く、写真もよく目にする・・・なので期待していたのですが
季節が悪かったのか?それにしても周りのホテルなどの建物が景観を台無しに。
絵はがきなどの撮影ポイントはよく考えているんだろうな。
ま、ココに限ったことでは無いですが。
興福寺の東金堂、五重塔の前を通って南に行くと「五十二段」という石段があります。
こんな名前だとどうしても数えてしまいます。しっかり52段ありました。
・・・声を出して数えていたので、少し恥ずかしかったかも。(^_^ゞ
周囲360メートルの決して大きな池ではありません。
興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しく、
奈良八景のひとつとなっている。ということですが、柳はまだ芽吹いていません。
この池を有名にしているのが「釆女と龍神伝説」?
釆女(うねめ)とは、天皇のお側で仕える女性。帝に恋をし、一度寵愛を受けるが
その後召されないことを嘆き悲しんで猿沢池に入水したというもの。
これを聞き知った天皇は猿沢池に行幸して、お供の柿本人麻呂とともに歌を詠んだ。
猿沢池北西のほとりには「釆女神社」があり、鳥居をくぐると釆女が祀られている
祠は背を向けている。身を投げた池を見るのは辛いと釆女の霊が向きを変えたのだとか。
猿沢池には龍が棲むという伝説もある。謡曲『春日龍神』の舞台は猿沢池だそうで。
これってどうやらこの釆女が龍に化身して天に登ったとも。
芥川龍之介の小説「龍」は、この伝説を素材にしたものだそうだ。
池のほとりには身を投げる際、着物を掛けた「衣掛の柳」があったり、月夜に入水したので
この釆女の霊を慰めるため毎年中秋の名月の日に「釆女祭」が行われています。
その祭りに使われる龍頭船が、2010年の遷都1300年祭の行事として5月22日から
9日間だけ初めて一般の方に開放、去年も祭りの前3日間だけ(9/9~11)好評につき
2艘の龍頭船が一般の方を乗せて猿沢池に漕ぎ出したとか。今年はやってくれるのかな?
ちなみに今年の釆女祭は9月30日だそうです。
そうそう、去年の貴重な様子を7駆さんが撮られてました。
こんな謂い伝えもあります。「猿沢池の七不思議」
澄まず。濁らず。出ず。入らず。蛙はわかず。藻は生えず。魚が七分に水三分。
確かに澄んではいないが濁っているとも言えず。一見、何処からも取水、排水していない。
が、よく観察した方によると、ちゃんと取水口、排水口があるそうな。
カエルや藻は季節柄、検証できませんでしたが、魚に関してはもともと興福寺が行う
「放生会」の放生池として、天平21年(749年)に造られた人工の池。
(放生会とは、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式)
古くから多くの魚を放流しているので、本来は7割りがた魚で埋っているはず
と言うことなのかな?見たところ魚の姿は見えなかったけれど・・・
ま、生物学的に考えても自然淘汰されそんなに増えることは無いと思われる。
自然界の摂理を曲げて増え続けているのは人間だけ!?
そんなことを考えていると、お腹がぐぅ~。もうとっくにお昼を過ぎていた。
ふと見ると池のほとりに茶店が一軒ござるではごじゃらぬか・・・
景色も良さそうなので、入ってみることに。
肉うどんに天ぷらそばやら何やら・・・予想外に美味しかった。
お腹が減っていたからかな。(^_^ゞ
席からは池の様子も・・・鴨なんばにすればよかった。
んっ!何じゃありゃ・・・かご屋?
店を出ると、怪しげなおっさんに声をかけられた。
どこからどう見ても怪しげ・・・時代劇の侍姿です。
これからここで、かご屋を待ち伏せ、辻斬りをするとな!
「これから面白いことやるしね、かご屋のサプライズ・ショーですわ!
乗ってるお客さん知らはらへんし。僕がここで待ち伏せしてかご屋に切りかかって
びっくりさせるんです」ってことでした。そこでお願いもされました
「ショーが終ったら、おひねりタイムになるんでコレを笠の中に入れてくれへんやろか」
と手渡されたのは、木でできた10円玉やオモチャのお札・・・
あんじょう、サクラ役を頼まれてしまいました。(^_^ゞ
・・・で、始まるショータイム。待ち伏せする辻斬り侍。
はじまり、はじまりぃ~。拍手、拍手!見て行ってや・・・
チャンチャンばらばら・・・なんや筋書きもようわからへんけど・・・
はちゃめちゃで笑わせてくれます。周りにはうっすら人だかり。
そこで、はい! おひねりタイム~。出番?です。
入れたのはサクラの僕らだけ? ま、最初っからおひねりなんて取るつもりは
無かったらしく、逆に観客皆にチラシ?を配布・・・
それがコレ↓(笑)
もちろん、記念写真もOKです♪
奈良の新しい観光名物としてブレイク中??
「時代かご」やじきた屋 HPブログ
ちょうどこの時の映像がブログにアップされてまして・・・
私らもえらいサプライズ。(^_^ゞ
もちろんよく見る人力車もありました。
それにしても猿沢池の横、三条通のお土産物屋さん街。見事にシャッター街。
寂しいものですな、1軒だけ開いていた・・・何か懐かしい。
2012.2/12、猿沢池にて。
追記、多くの方から(2名だけ)ご指摘を受けて・・・
TVなどで有名な高速餅つきのお餅やさん、ここにあったのですね!
ちぃとも気がつきませんでした・・・(^_^ゞ
ボツ写真の中に看板だけ写ってたよ。中谷堂
名前はよく聞く、写真もよく目にする・・・なので期待していたのですが
季節が悪かったのか?それにしても周りのホテルなどの建物が景観を台無しに。
絵はがきなどの撮影ポイントはよく考えているんだろうな。
ま、ココに限ったことでは無いですが。
興福寺の東金堂、五重塔の前を通って南に行くと「五十二段」という石段があります。
こんな名前だとどうしても数えてしまいます。しっかり52段ありました。
・・・声を出して数えていたので、少し恥ずかしかったかも。(^_^ゞ
周囲360メートルの決して大きな池ではありません。
興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しく、
奈良八景のひとつとなっている。ということですが、柳はまだ芽吹いていません。
この池を有名にしているのが「釆女と龍神伝説」?
釆女(うねめ)とは、天皇のお側で仕える女性。帝に恋をし、一度寵愛を受けるが
その後召されないことを嘆き悲しんで猿沢池に入水したというもの。
これを聞き知った天皇は猿沢池に行幸して、お供の柿本人麻呂とともに歌を詠んだ。
猿沢池北西のほとりには「釆女神社」があり、鳥居をくぐると釆女が祀られている
祠は背を向けている。身を投げた池を見るのは辛いと釆女の霊が向きを変えたのだとか。
猿沢池には龍が棲むという伝説もある。謡曲『春日龍神』の舞台は猿沢池だそうで。
これってどうやらこの釆女が龍に化身して天に登ったとも。
芥川龍之介の小説「龍」は、この伝説を素材にしたものだそうだ。
池のほとりには身を投げる際、着物を掛けた「衣掛の柳」があったり、月夜に入水したので
この釆女の霊を慰めるため毎年中秋の名月の日に「釆女祭」が行われています。
その祭りに使われる龍頭船が、2010年の遷都1300年祭の行事として5月22日から
9日間だけ初めて一般の方に開放、去年も祭りの前3日間だけ(9/9~11)好評につき
2艘の龍頭船が一般の方を乗せて猿沢池に漕ぎ出したとか。今年はやってくれるのかな?
ちなみに今年の釆女祭は9月30日だそうです。
そうそう、去年の貴重な様子を7駆さんが撮られてました。
こんな謂い伝えもあります。「猿沢池の七不思議」
澄まず。濁らず。出ず。入らず。蛙はわかず。藻は生えず。魚が七分に水三分。
確かに澄んではいないが濁っているとも言えず。一見、何処からも取水、排水していない。
が、よく観察した方によると、ちゃんと取水口、排水口があるそうな。
カエルや藻は季節柄、検証できませんでしたが、魚に関してはもともと興福寺が行う
「放生会」の放生池として、天平21年(749年)に造られた人工の池。
(放生会とは、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式)
古くから多くの魚を放流しているので、本来は7割りがた魚で埋っているはず
と言うことなのかな?見たところ魚の姿は見えなかったけれど・・・
ま、生物学的に考えても自然淘汰されそんなに増えることは無いと思われる。
自然界の摂理を曲げて増え続けているのは人間だけ!?
そんなことを考えていると、お腹がぐぅ~。もうとっくにお昼を過ぎていた。
ふと見ると池のほとりに茶店が一軒ござるではごじゃらぬか・・・
景色も良さそうなので、入ってみることに。
肉うどんに天ぷらそばやら何やら・・・予想外に美味しかった。
お腹が減っていたからかな。(^_^ゞ
席からは池の様子も・・・鴨なんばにすればよかった。
んっ!何じゃありゃ・・・かご屋?
店を出ると、怪しげなおっさんに声をかけられた。
どこからどう見ても怪しげ・・・時代劇の侍姿です。
これからここで、かご屋を待ち伏せ、辻斬りをするとな!
「これから面白いことやるしね、かご屋のサプライズ・ショーですわ!
乗ってるお客さん知らはらへんし。僕がここで待ち伏せしてかご屋に切りかかって
びっくりさせるんです」ってことでした。そこでお願いもされました
「ショーが終ったら、おひねりタイムになるんでコレを笠の中に入れてくれへんやろか」
と手渡されたのは、木でできた10円玉やオモチャのお札・・・
あんじょう、サクラ役を頼まれてしまいました。(^_^ゞ
・・・で、始まるショータイム。待ち伏せする辻斬り侍。
はじまり、はじまりぃ~。拍手、拍手!見て行ってや・・・
チャンチャンばらばら・・・なんや筋書きもようわからへんけど・・・
はちゃめちゃで笑わせてくれます。周りにはうっすら人だかり。
そこで、はい! おひねりタイム~。出番?です。
入れたのはサクラの僕らだけ? ま、最初っからおひねりなんて取るつもりは
無かったらしく、逆に観客皆にチラシ?を配布・・・
それがコレ↓(笑)
もちろん、記念写真もOKです♪
奈良の新しい観光名物としてブレイク中??
「時代かご」やじきた屋 HPブログ
ちょうどこの時の映像がブログにアップされてまして・・・
私らもえらいサプライズ。(^_^ゞ
もちろんよく見る人力車もありました。
それにしても猿沢池の横、三条通のお土産物屋さん街。見事にシャッター街。
寂しいものですな、1軒だけ開いていた・・・何か懐かしい。
2012.2/12、猿沢池にて。
追記、多くの方から(2名だけ)ご指摘を受けて・・・
TVなどで有名な高速餅つきのお餅やさん、ここにあったのですね!
ちぃとも気がつきませんでした・・・(^_^ゞ
ボツ写真の中に看板だけ写ってたよ。中谷堂
でも、この辺りの雰囲気は好きですねー。
シャッター街土産物屋の向かいにあるお餅やさんのつきたての餅がおいしいです。(^^)
とうとうYouTubeデビューですな。
おもろい余興に遭遇されて、ネタ収集には困りませんね。
そのうち斬られ役を依頼されるかも。
太秦とかなら普通にありそうですけど。
チラシのお札、一歩間違えたら逮捕されそうなくらいよく出来てません?(笑)
かご屋のサプライズショーのサクラ役のほうが貴重な体験かも
それにしても、かごに乗っている客はかなり気まずいやろーなー。
私だったら飛び降りてイッチョかむけど。「助太刀致す~」って
体が固いからすぐには降りれないかも・・
この辺りの雰囲気、何ともしっとり、ほっこりしますね。
YouTube、まさかまさかでした。他人を写すことはことはあっても
自分が写されていたなんて、めったに無いものね。
jimmy.さんには駕籠かきをお願いしますよ。
最初、映画村からの派遣かと思いましたよ。
お札、道に落としておいたらドキッとしますよ。
僕なんかシャイだから、かごに乗って池を一周するだけでも、恥ずかしい。
この時のお客さん、るるぶを見て横浜から来られたのだとか、
名古屋城を見物して・・・おっさんが皆にばらしてましたよw
7駆さんにはぜひ、jimmy.さんと組んで駕籠かきを!絶対似合う!
ブログの量が多すぎ!(^_^;
結局「龍に・・・」ってオチは多いですが、
そんな話を聞いた上で、件の蕎麦を食うのは、なかなか感慨深いですね。
奈良は行ってないですね。
階段ハードそう。
ミニショーが面白いですね。
舞妓さんはいなかったですか?
餅つきのお店で動画を撮ってほしかった。
龍伝説、よくありますね。農耕民族の雨ごいから来ているのでしょうが
濃厚>農耕・・・こんなオチでどう?スベッタカ
高速餅つきのお店、ここでしたか!気がつきませんでした。