
京都市内には京大と言う ばかでかいキャンパスがありますが、
それと隣接して吉田山という小さな山があります。
旧三高(現京都大学)の逍遥歌、
♪紅(くれない)萠(も)ゆる 岡の花
早緑(さみどり)匂う 岸の色
都の花に 嘯(うそぶ)けば
月こそかかれ 吉田山
は、よく知られてます。京大とは切っても切れない関係で。
♪紅萠(も)ゆる 岡の上
夕月淡く 照らす頃
恋に泣く子は 只一人
吉田の山を さまよひぬ
という歌(月見草:大正8年)もあるみたいですよ。
ここ神楽岡には厄除詣発祥の地、吉田神社もあり、信仰の場としても
市民からは よしださん と呼ばれ親しまれてます。
そして 吉田山緑地公園 として、自然が残され、
街中の喧騒から離れて散策を楽しめる憩いの場でもあるのです。


標高120mそこそこの山で、
散策路の木々の間からは京都の市街が見られます。
でもここは手軽な別世界。
郊外へ出かけなくても自然が味わえます。

山頂休憩広場からは

東山如意ヶ嶽(大文字山)が望めます。

小鳥のさえずりが あちらこちらで聞かれ
飛び交う姿も見られます。
それを撮ろうと言うのか、カメラを持った
怪しげなおっさんの姿も見られます・・・
しっかし、こんな自然の中で野鳥を撮るのは 難しい・・・
色々な鳥は見られるものの、シャッターを切る前に飛んで行かれます。
動きの速い小鳥をズームで捉えるのは、大抵じゃない。
撮ってもほとんどが ピンボケでした(悲)

これは ルリビタキの♀かな。
♂の綺麗な色も見られたのに撮れませんでした。

小さなキツツキ コゲラ だと思います。
一生懸命 木をつっ突いてましたが、その動きの速さのため、みんなピンボケ。
周りの木も邪魔で 姿を捉えるのが難しい。
思いっきり挫折感を味わった鳥撮りでしたが、
反面、絶対撮ってみせる!という気持ちが沸々と・・・