カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

ロシアでランチ

2015-04-24 17:50:41 | ランチ/カフェ
お店は縄手通四条上ル、いわゆる祇園界隈です。
キエフの営業時間は12時からですが、クルマを高島屋の駐車場に停めるため
早めに出ました。で、ちょっと新京極なんぞをぶらぶら・・・
商店街のど真ん中へ来るとサクラの樹が…4/5日でしたもん。(^_^ゞ



こんなところにお寺があるんです。『誓願寺』
浄土宗西山深草派の総本山で、創建は飛鳥時代の667年。平安京以前から
あるお寺ですが、今は鉄筋コンクリート造り。



「新西国霊場めぐり」の第十五番札所にもなっているようです。
これ、一般人が選んだ人気寺院で構成されているのですが、「新」といっても
昭和7(1932)年から始まったもので、第一番から第三十三番まで、
客番札所も含め、三十八ヵ所を巡ります。また、やってみようかな・・・(^_^ゞ







説教から発達したといわれる講談、落語、漫才などの芸人の成就を祈願する
寺として知られているそうです。
なぜなら。この寺の第五十五世法主「安楽庵策伝上人」は、優れた説教師で、
笑い話などを交えながら分かりやすく話されたところから落語の祖と
呼ばれ、誓願寺も落語発祥の地として知られているとのこと。




さて、お時間もよろしいようで・・・『キエフ』に向かいます。


(GoogleMapの力を借ります)
鴨東(おうとう)ビルの6階にあるのですが、探しづらいですね。



川端通四条のすぐ北の道を入ると、赤いテント、窓に大きくキ・エ・フと
書いてあります。大和大路からもコチラからでも入れます。
(ストリートビューで店内も見れるようになっていました)




1972年、ロシアレストランとしてオープン。屋号の「キエフ」は、京都市と
ウクライナ(当時はソ連)のキエフ市と姉妹都市になったのを記念して。
創業者が、歌手・加藤登紀子のお父さんということで話題になりました。
「おときさんの店」で通ってますが・・・(^_^ゞ

加藤登紀子さん、70歳過ぎても現役なので知っている方は多いでしょうが、
ご両親は京都出身で、ご本人はハルピン生れ京都育ち。
東大卒のシンガー・ソングライター、ご主人は学生運動の活動家で獄中婚が
話題になったり。フォーク世代の我々には馴染み深い人物です。

それなのに、ここにはまだ来たことが無かったので、一度はと思った訳でして。
お店のある雑居ビルはちと古いですが、店内はイイ感じ。見晴らしも・・・♪


四条大橋が見えます。手前は菊水ビル、その先に東華菜館が見えますね。



雨降りでしたが、鴨川も・・・もうすぐ床(納涼床)がずらっと建ちます。


南座も見えれば、北座も?今は井筒八ッ橋の本店ビルかな、江戸時代には
この辺りに北座って芝居小屋があったそうです。

嬉しそうに外を眺めている内に、お料理が…ランチメニューですけどね。
Aランチ(グリビィ・セット)とBランチ(ピラフ・セット)を。



ボルシチとカプスタサラダ(きゃべつのサラダ)は共通。



Aランチは、ピロシキとグリビィ(きのこのクリーム煮壷焼き)。
ピロシキといえば、パルナスの歌が頭の中に流れてくる年代、関西限定かな。
♪ぐっとかみしめてごらぁん~
パルナスピロシキ パルナスピロシキ パルピロ パルピロ パルピロ 
パ~ル~ピぃ~ロぉ~ ってね♪(^_^ゞ




Bランチは、プロフ(ウズベキスタン風ピラフ)。ほんのりピリ辛。



どちらにも共通で、ロシアン・ティーがついてきます。



可愛い民族容器?にローズジャムが入っているので、たっぷりと落として・・・
バラの香りのティー、花びらがちょっと口に残ったりして♪




A、Bランチセットは12時から14時まで。¥1,250でした。
¥1,800のCランチもあり、こちらはビーフストロガノフ・ビッキー・
白身魚のトマトソース・テフテリの4種からメインディッシュを選べます。

コスパは良いとは言えないかも知れないけれど、たまにはイイでしょう。
異国情緒が味わえてね。
スタッフさんも民族衣装で・・・そうそう、おひとりロシア人?らしき
お姐さんも。マトリョーシカの一番外側って感じの体形で可愛かった♪




2015.4/5、ロシアレストラン「キエフ」にて。

雨のネコ市ネコ座

2015-04-21 21:46:51 | 京都徘徊記
ネコ市ネコ座とは、猫と人間との共生をめざし、幸せな猫達を増やすための
啓蒙活動などを行う団体なんだそうです。『ネコ市ネコ座 実行委員会』
「ネコ市ネコ座」実行委員会は、岐阜県大垣市の情報科学芸術大学院大学などの
有志からなる。2014年2月、岐阜市に保護猫カフェ「NECO REPUBLIC」
オープン。各地で猫をテーマとしたフェスティバル「ネコ市ネコ座」を
開催しているようです。



会場は新風館のパティオ。新風館は1926年(大正15年/昭和元年)にできた、
京都中央電話局の建物を商業施設としてリノベーションされたもの。
タイル壁が特徴的な洋館で、建物は市有形文化財の指定を受けているのだが
2019年の開業を目指して、ホテルとの複合施設に生まれ変わるようだ。
もちろんレトロな建物はデザイン的な価値が高いため、大半を残す方向で。

イベント当日は無情の雨。それでも多くの方が集まっていました。



フェスティバルらしく、ステージではトークショーやライブをやって
いましたが撮影禁止だったので、写真や動画はありません。(^_^ゞ

「ネコ市ネコ座」、京都では昨年秋に続いて今回が2度目かな?
今回のテーマは『野良猫を「さくら猫」にして殺処分ゼロに!』でした。
『さくら猫』とは、野良猫を捕えて、不妊手術をした証明として耳先をV字
カットした後、元の生活圏に戻された猫のことです。
耳がちょうど桜の花びらに見えるから、この呼び名が付いたのでしょうね。



京都市では数年前から「まちねこ活動支援事業」って取り組みを行っています。
地域に暮らす野良猫を住民の合意のもと、地域のルールに基づいて適切に
猫を飼養するため、避妊去勢手術を市が負担して行うという事業です。
自治体の取り組みとしては画期的とされ歓迎されたのですが・・・
反動?今年になり、野良猫に不適切な餌やりをしたら、5万円以下の制裁金!
京都市議会で審議されている「動物による迷惑等の防止に関する条例」が
波紋をよびました。俗称「野良猫餌やり規制」なんて言われて・・・
結局先月、修正案が可決されました。
中身は変らず名称を「迷惑」→「マナー」にしただけの「動物との共生に
向けたマナー等に関する条例」、施行日を4月1日から7月1日に延期。
罰則は原案通り10月1日から施行されます。

・・・

イベントは主催者側は大成功。とされていましたが、私が見たところイマイチ
盛り上がっていなかったような・・・(^_^ゞ ま、雨降りでしたからね。


この後、ト一食堂に向かったのですが、界隈をうろうろしながらね。




〈水口弥〉
以前は田中屋、それ以前は笹屋?アーチ飾りの頂点には○に「さ」の字の
マークが刻まれています。明治40年(1904)築のようですから111年前。
よく残っているものですね。
のれん・座布団の専門店で、隣りの土蔵とは内部で繋がっています。




この建物はご存知の方も多いでしょうね〈京都府立京都文化博物館別館〉です。



日本銀行本店(東京都中央区・1891年)や東京駅(1914)を設計された
辰野金吾氏の作品です。日本銀行京都支店・明治39年(1906)築。





よく似ていますが、こちらの方が数年早く建てられた吉井茂則氏設計の
〈京都中京郵便局〉明治35年(1902)。




昭和51年に着工し3年後に内装だけ新築する「ファサード保存」で、今も
現役の郵便局。いわゆる「外壁保存」という手法の第一号です。
土日でも入れる資料室があるので、立ち寄ってみてください。
私も姉も年賀状時期にここでアルバイトを経験しています。(^_^ゞ





〈日本生命京都三条ビル〉大正3年(1914)。
これも辰野金吾氏の手によるものです。かなり苦しい保存の仕方ですねw
東側の一部を残して、西側は壁面だけ・・・奥には煉瓦も露出しています。
というのは、煉瓦造りの建物に石貼りを施す手法で造られたものだから。

それにしても電線、何とかならんかな・・・!


レンズフィルターに雨粒が付いたまま撮ってしまいましたが・・・

〈雑貨カフェ まるさんかくしかく〉
こんなん出来てました。開店1周年だそうです。もとは木綿問屋だったかな
築100年は超える商家でした。
雑貨、カフェ、レストラン、ギャラリー、美容室が一式まとまって入っている
複合店舗になっているようです。これをプロデュースされたのは、東京で
元祖カリスマ美容師としてヘアスタイリスト界に君臨している方だそうで、
生まれが京都・西陣なんだとか。うんざりするほどソレっぽい?

ト一食堂の帰りにデザートでもと思ったのですが、若い観光客がスマホで
話題のお店とか検索して来てるって感じのお店・・・賑わってたけど。
こりゃ、私のような者が入るところじゃ無さそうだなと。(^_^ゞヤメタ



2015.3/29、○△□。

初、再、毎度♪

2015-04-20 15:22:15 | ランチ/カフェ
ここは以前から行ってみたくて・・・お初でした。3/29



大丸京都店、錦市場の近くでもあり、中京区富小路通錦小路下ル西大文字町。
住所も京都のど真ん中っぽいでしょ。(^_^ゞ



店構えも、ちょっとしたものです♪ 『ト一(といち)食堂』



新鮮な海産物を出してくれるのは京都では珍しい?
看板には大阪・金沢・富山なんて文字も。産直ってことかな。箸紙にも
北陸の味って書いてあるし・・・

このお店、京男さんが昔から馴染にされていて、リースナブルだよと
教えていただいてたお店。やっと行く機会に恵まれました。



店構えからは想像できない庶民派価格。なにせ日替り定食、500円♪
天ぷら定食、とんかつ定食、焼肉定食・・・600円也!
私がいただいた写真のカキフライ定食、667円(期間限定)。

場所も一等地にありながらこのお値段、嬉しいですね。
家内が注文したト一定食は900円だったかな、これまた満足度高いです。



しめサバも注文。新鮮で私の好物、きずしより美味しくいただけました。



店内は風情は無いものの、小綺麗だし、ちょい観光に来られた方にも
おすすめできます。店員さんの対応もいい感じでしたよ♪
他にも食べたいものがいっぱいだったので、リピート決定かな。(^_^ゞ


さて、リピートと言えば、再度訪ねたのがこのお店『桔梗寿司』
所在地は中京区油小路通丸太町下ル西側大文字町。ここも大文字町?
堀川遊歩道の桜を見に行く主目的は、ここでランチでした。(^_^ゞ
実は2年前、やはり緑の桜を見に行った時、偶然見つけたお店で、いつかまた
行きたいと思っていたものですから。



駐車場は1台分?空いていればラッキーですが、近くにいっぱい
コインパーキングもあるのでクルマでも心配要りません。



今回も以前味をしめた「お昼のサービス」狙い。(11:30~13:30)
サービスメニューは6種類、写真上のちらし寿司 900円、下のAセット 750円。
Bセットなら握りが小巻になって650円也、かつお造りセットは750円。
盛り合わせ、お造りセットが900円って具合。いずれも吸い物or赤だし付き。
味もネタも回る寿司なんぞとは比較にならず、充分満足できるお得さです。



前回行った時は、錦糸玉子の細さに寿司職人の技を感じたのだが・・・
代替わりされたのかな?絹糸と木綿糸くらいの違いがあったように思う。
ともあれ、値上げラッシュの中、2年前と内容も値段も変わってなかったのは
嬉しいな。これからも機会があれば行きたいお店です。


いつものお店はここ『はまや』。食べログにもほとんど紹介内容が無いけれど
歩いて行けて、出前もとれるお気に入りのてんやもん屋さん。



ネットでの口コミ情報など無し、時代の流れに取り残された感ありの
おうどん屋さんですが、うどんもそばも自家手打ちだとか・・・



天ぷらも揚げたて、作り立てが出てくるのが嬉しかったり、味もなかなか
美味しいし、ボリュームもあって近所では他の店には行けません。







2015.3/29、ト一食堂にて。

遅咲き、堀川遊歩道。

2015-04-15 17:41:54 | 花だより
だいたい天の邪鬼な性格なもので、さくらも変った桜を観るのが好きでして・・・
観に行くならソメイヨシノのシーズンを外すのが常になりました。



まだツボミもいっぱい、これからって感じですね♪
堀川遊歩道は、遅咲きの桜がいろいろ、まったり観られて私には天国。






堀の中からなので、見上げるアングルが多いですが・・・(^_^ゞ






これは鬱金(うこん)桜かな。赤、白の八重桜と並んで咲いていました。











色もさまざま揃っています。特に緑のさくらはお目当てのひとつ。


〈御衣黄(ぎょいこう)桜〉







この日はずっと花曇りの空でしたが、一瞬青空も顔を見せてくれました。



新緑の柳も風になびいて・・・昔は堀川と言えばずっと柳並木だったような
二条城の前辺りは今でもそうですけど。






おっと、たんぽぽも。白花、黄花が・・・





わんちゃんは、白と黒。(^_^ゞ












堀川遊歩道には、御衣黄桜が数本、もっとかな?
色的には目立たないですが、見つけたらじっくり観察。










遅咲きの桜なら、まだ今週末も見頃かも知れません。


2015.4/11、堀川遊歩道にて。

名残の堀川、名残の桜。

2015-04-14 23:51:24 | 京都徘徊記
京都の南北の通りでは一番広い堀川通、その東側に、北は今出川通り、南は
御池通の川底?を2002年から2009年までかけて整備した遊歩道があります。



平安京の造営の際、運河として造られたのが堀川の起源。長く水を湛えていた
はずなのだが、昭和30年代には水源が絶たれ平成21年に親水公園として蘇るまで
堀跡ってイメージでした。親に聞いた話では友禅の川流しもやっていたとか。



堀沿いには遅咲きの桜を中心に沢山の桜が植えられているので、桜シーズン
最後の時季を遊歩道から愉しむことができます。
ここなら信号機も無いし、自転車もまず降りてこない。それに何と言っても
観光客の姿をほとんど見ることはない。
たまに写真を撮りに来ている人がいますが・・・(^_^ゞ



観桜スポットとして有名な元離宮二条城の桜が終わりかけた頃、
こちらの遅咲きが見頃を迎えることになります。











〈夷川橋〉
もともと川でしたから、橋がいっぱい架かっています。



全行程を歩いて、13本の小橋を見ながら歩くのも風流かと・・・

北から元誓願寺橋、一乗戻橋、堀川第一橋(上立売通)、上長者町橋、
下長者町橋、出水橋、堀川第二橋(下立売通)、椹木町(さわらぎちょう)橋、
丸太町橋、竹屋町橋、夷川橋、二条橋、押小路橋。


〈竹屋町橋〉            〈下長者町橋〉


〈丸太町橋〉            〈椹木町橋〉


〈二条橋〉           







ここの石垣は国の史跡に指定されているので、お見逃しなく・・・








二条橋の北側には「是ヨリ北紀州」と読める刻印があったり、21箇所で
刻印が確認できるそうです。探してみますか・・・難易度高し!


左右の石垣は一目瞭然、違います。東側は歴史的価値は無し?







オッと、一陣の風が・・・ちょっとわざとらしい?(^_^ゞ やらせ疑惑?

そんなことは忘れて、水辺の散策を愉しみましょう♪








〈出水橋〉






まった~り愉しめる穴場、お弁当をたべてもよし、物思いに耽るのも・・・







2015.4/11、堀川遊歩道にて。

兎が道案内、宇治神社。

2015-04-12 23:37:30 | しゃじ
この神社も宇治上神社と同じく、創祀(そうし)や創建年代などの起源は
明らかではないですが、創祀は仁徳天皇という説もあります。

主祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)で、仁徳天皇とは
異母兄弟。父である応神天皇が皇太子と決めていたのですが、兄の仁徳天皇に
皇位を譲るため自害されたとか。
そんな弟の死を悼み、仁徳天皇が創祀されたというものです。

この神社のすぐ近くにある宇治上神社は、菟道稚郎子の離宮
「桐原日桁宮」(きりはらのひげたのみや)の旧跡であるといわれており、
二社を合わせて「離宮明神」とされた時代がありました。
宇治神社を離宮下社、若宮と呼び、宇治上神社を離宮上社と呼んでいた。

写真は朝霧橋ほとりの船着き場跡?

源氏物語 宇治十帖(四)早蕨(さわらび)のくだりが書かれた立札。
ゆかりの地だけあって、あちらこちらにこのような立札がある。
ちなみに、莵道稚郎子は源氏物語の「八の宮」のモデルといわれています。



〈一の鳥居〉
朝霧橋のたもとに鳥居が、ここからが宇治神社です。



参道の石段を上がったところから見ると、宇治川を隔てて対岸にある
平等院の屋根が鳥居越しに見えます♪




石段の右手に宇治七名水で唯一、今でも湧き出る桐原水(きりはらみず)の
手水舎があります。


〈手水舎〉
大きな姿見が備えられたもので水口は龍ではなく、うさぎさんです。



拝殿は「桐原殿」と呼ばれています。


〈拝殿・桐原殿〉


社務所兼案内所?御朱印もここでもらいます〈参集殿〉

〈喜撰法師の歌碑〉
「わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり」
小倉百人一首でもお馴染ですね。絵柄は確か「坊主」だったと・・・(^_^ゞ



〈ニの鳥居〉
拝殿の後ろにある鳥居からまた石段を上がると、本殿があります。


〈本殿〉(重文)
中には木造莵道稚郎子命坐像(重文)が祀られています。



本殿左右には末社群が・・・

右手に、住吉神社、日吉神社、春日神社。左手には、廣田神社、松尾神社、
高良神社、伊勢両宮の四社。
本殿右、末社の手前にパワースポット・願いうさぎ像があったのですが、
気がつきませんでした・・・ザンネン

宇治上神社もそうですが、ここもやたらと兎が出てきます。
菟道に因んでのことなんですが、ここには伝承がもうひとつありまして、
 御祭神が、この地に住まいを定められて、河内の国より向かわれる途中、
 道に迷われ難渋している時に、一羽の兎が現れ、後からついて来られる
 御祭神を振り返り振り返り先導申し上げたという古伝により「みかえり兎」
 と言われ、この後、道徳に叶った正しい人生の道を歩むよう教え諭して
 いるもので、神様のお使いとされております。
 又、菟道という字を「うぢ」と読み、内なる場所の意味を持ち、
 後に「宇治 うじ」という字になったとも言われている。(HPより)

それでですね、私もうさぎちゃんに導かれるよう変りみくじの売り場に・・・



宇治上神社のは碧いうさぎ(別に酒井○子のファンではありませんが)、
宇治神社は「みかえり兎」ですね。ピンクを選びました♪





※注:おまけでカッパ赤ちゃんは付いてきません。(^_^ゞ







2015.3/22、宇治神社にて。

世界遺産・宇治上神社

2015-04-10 22:24:52 | しゃじ
宇治上神社はユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の一つとして、
境内地やその建物、後ろの木々の景観全てを含め世界遺産に登録されています。



京都市・宇治市、滋賀県大津市の17か所の寺社で構成される「古都京都の
文化財」の中でも最も規模が小さく、訪れる人も少ないのではないかな。


〈門〉まるで山寺の山門のよう。
門も、境内も「えっ?」と思うくらい規模が小さいです。

ただ、ここの本殿は現存最古の神社建築であることが証明され、拝殿と共に
国宝に指定されています。それに無料でお参りができる世界遺産は
西本願寺と、この神社だけなんだそうです。


〈拝殿〉(国宝)
ちょうど訪れた日(3/22)は、2年がかりで行われていた本殿と拝殿の
修復工事の完了を祝う竣工奉祝記念祭が営まれていました。
そのためか結構、拝観者の姿も多かったです。


〈桐原水〉
手水舎の中に入っていくと、水溜まり?。お参りをする際の手洗水として
使われてきた湧き水で、宇治七名水として唯一現存しているものです。
ただ、名水と言っても今は飲み水としては適していないとか・・・



〈拝殿〉(国宝)


神社の規模から考えると立派な拝殿で、建築様式も今まで観たこと無いような。

この神社、創建、変遷の詳細は不明なんだそうです。
拝殿は本殿よりやや新しく、近年の年輪年代測定調査により鎌倉時代前期に
伐採された桧が使用されていることが解り、鎌倉初期の貴重な建物遺構で
神社の拝殿としては現存最古のものだとか。
その建築は寝殿造であり、神社建築というよりもむしろ住居建築としての
性格が強いという、珍しい拝殿ということで注目されています。


〈盛り砂〉
拝殿前に盛られた円すい形の砂山。上賀茂神社などと同じようですが、
上賀茂神社の立砂の場合は神の依代とされていますが、こちらのは清め砂
として盛られています。


〈拝殿〉裏から
この日は拝殿の後ろに舞台が設けられ、八坂雅楽会による舞楽の祝いの演目
「蘭陵王」が奉納されたようですが、時間が合わなかったのか観ていません。

拝殿から本殿を見上げると・・・神社っぽくない?(^_^ゞ


当社の起源は明らかではありませんが、延喜式神名帳(927年に編纂された
全国の神社一覧)には記載が確認されているから、それ以前に創建された
ことは確実なようです。
のちに1053年に鳳凰堂が藤原頼通によって建立されると、その鎮守社として
整備されたと考えられています。
宇治上神社のすぐ手前に宇治神社がありますが、明治時代までは宇治神社を
離宮下社、宇治上神社を離宮上社として、二社合わせて宇治離宮明神と
呼ばれていました。離宮といわれるのは、かつてこの地に応神天皇の子である
菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の居住があったとされているためです。

ご祭神は菟道稚郎子、その父の応神天皇、兄の仁徳天皇が祀られています。
ちなみに応神天皇の皇子・菟道稚郎子は、天皇に寵愛され皇太子に立て
られたものの、異母兄・大鷦鷯尊(のちの仁徳天皇)に皇位を譲るべく
自殺したという美談で知られています。


本殿(国宝)


年輪年代測定調査を行った結果、平安時代後期に伐採された木材が使われて
おり、1060年頃に造られた現存する日本最古の神社建築であることが
裏付けられました。

見えているのは覆屋(おおいや)であり、この中に左殿、中殿、右殿と
三つの社が横一列に並んでいます。格子障壁を通して覗けます。
内殿は左殿(向かって右)に菟道稚郎子命、中殿に応神天皇、
右殿(向かって左)に仁徳天皇が祀られており、中殿は独立しているが
左殿、右殿の側壁や屋根は覆屋と一体化していて通常の覆屋とは構造が
異なっているようです。

修復されたばかりということもあってか、流造、檜皮葺きの屋根は美しい
スロープを描いていました。

さて、回りを見渡すと・・・
末社・左〈住吉社〉、右〈香椎社〉

摂社・〈春日神社〉(重文)


         〈厳島社〉

〈武本稲荷社〉


〈天降石/岩神さん〉
磐境信仰による創祀という説もある。積まれている小石は参拝者が
お願い事をして積んでいったものです。


むふふ、私的に一番の目的はこれだったりして・・・(^_^ゞ



ここの変りみくじは「うさぎ」なんですね。
そもそも宇治って地名、昔は「菟道」うさぎのみちって書いて「うじ」って
読みました。
それにだいたいご祭神が菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)ですもんね。

だからかな、ここの駐車禁止の看板も、うさぎちゃん♪

ゲッ!あかんのちゃうん!!・・・しかも、あんまり見かけん外車やなぁ。
このクルマから降りてこられたのは、ここの宮司さん?どうやらこの看板、
関係者の車を停めるために一般車両を駐禁にしているのかも。マギラワシイ

それにしてもこのクルマですが・・・何なん?

これって、クライスラー・クロスファイアロードスター。
アメリカンな外観ですが、中身はメルセデスベンツの初代SLK320(R170型)。
ドイツのカルマン社が生産したもので、エンジンは3.2L ベンツM112エンジン V6。
確かSLKには無いはずの電動開閉ファブリック製ソフトトップが用意されている。
布幌です♪さすがアメ車?中身はドイツ車なので安心?燃費も8.5km/L。
中古車の価格帯を見ると新車の軽四より安いかも・・・ただし年式は
2004、5年だから10年もの。結構面白いブツだと思いませんか?(^_^ゞ




2015.3/22、宇治上神社にて。

さわらびの道、ラク カフェ

2015-04-08 19:04:42 | ランチ/カフェ
『源氏物語』の第45帖から54帖までは、主な舞台が宇治。
そのため「宇治十帖」と呼ばれています。



橘島に架る「朝霧橋」その東詰には、宇治川のほとりで逢瀬を重ねた
匂宮と浮舟をイメージして造られたモニュメントもあり、
源氏物語の世界にいざなわれます。



あまり知られていないでしょうが、宇治上神社も平等院と同じく世界遺産。
かねてから訪ねてみたかった宇治上神社、宇治神社を参拝しその帰り道、
ランチに寄った『RAKU Cafe&Gallery』です。
平等院の対岸、宇治川東岸の朝霧通りからさわらびの道へ入る角にあります。
去年12月にオープンした新しいお店。京都・岡崎にある『& noma CAFE』の
姉妹店だそうで、元料亭だった建物を改装してカフェにされたようです。


この辺りのお店では珍しく専用駐車場もあります。実はここ、
akiraのランチさんが通り掛かりに入られたお店として紹介されていました。



メニューはそれほど豊富ではありませんが、カフェらしく・・・
スタッフさんは女性ばかりかな?まだフレッシュな印象でした。
席は明るい窓際を選んで、と言っても宇治川には面していません。
ちらっと見えますが・・・



デザートまで一気に頼んでしまいました。(^_^ゞ


ホットドッグです。ローズマリーポテト & アンチョビポテト添え





RAKU オリジナルカレー

どちらも美味しかったですよ。フランスパンに挟んだソーセージも本格的、
ジューシーで後味も良し。カレーはフルーティな口当たりでスパイシー
だけれど、ほんのり汗が出る辛さ。ルーは具材が溶け込んだスープ状の
ものだけれど、天かす(?)みたいのが歯ごたえ舌触りにアクセント♪

2Fはギャラリーとして使われたり、おしゃれな雑貨のショップだったり
『noma』と同じかな。2階には上がってませんが。(^_^ゞ
おしゃれな感覚で居心地もよく、女性好みのお店かな。




オリジナル パウンドケーキ。期間限定・抹茶ホイップクリーム、桜ジャム添え。
このパウンドケーキの弾力は、なかなか絶妙♪


窓際、日だまりでまったり過ごせますが、できれば宇治川に面していれば
もっと良かったかな・・・(´ ▽ ` )ノ



2015.3/22、ラク カフェにて。

桜にまつわる言の葉は

2015-04-06 23:48:22 | 花だより
数ある桜をテーマにした歌、熱愛・失恋、出逢い・別れ・・・悲喜こもごもが
描かれ歌われています。
この花のもつ華やかさと儚さ、そんな裏腹のイメージが感動を呼ぶのかもね。

特に悲しい歌はこころに染み入るものがあります。

私は戦争を知らない世代ですが、「軍歌 同期の桜」を聴くと胸が詰まります。
桜花を観て、この歌を思い浮かべる人はもう少ないでしょうね。(^_^ゞ
ただ満開の桜の下でウカれるばかりでなく、日本人ならこんな時代もあった
ことを心の隅っこにでも留めて置きたいものです。
外国人観光客と伴に愛でられる今の日本の桜。
先達たちの掛け替えのない命。その犠牲によって得られた平和をもっと
大事にして生きてゆきたいものだと思います。




話が脱線しましたが・・・日本語には風流な桜にまつわる言葉が多いですね。
俳句において「花」という言葉が季語として用いられるとき、それは「桜」の
ことを指しているのだそうです。
桜をもって花の代表とする習慣は、平安時代以降の日本人が詩歌などを通じて
受け継ぎ、育んできた美的な感性といって良いのかも知れません。




水ぬるみ花時を迎え、初桜に花衣をまとった桜人がこぞって桜狩りに。

花時(はなどき)…春、花(特に桜)が咲く頃。
初桜(はつざくら)…その年に初めて咲く桜花、咲いて間もない桜の花。
花衣(はなごろも)…花見に行く際の女性の美しい着物。
桜人(さくらびと)…桜の花を見る人。桜の花を愛でる人。




花盛り、花の雲、山は花霞。空は花曇り、桜雨が降れば花冷えも・・・

花盛り(はなざかり)…花が満開に咲くこと、その季節。全盛期のたとえ。
花の雲(はなのくも)…満開の花が連なって雲のように見える様子。
花霞(はながすみ)…遠くに群がって咲く桜の花を霞にたとえていう言葉。
花曇り(はなぐもり)…桜の咲く頃、空が薄曇りであること。
桜雨(さくらあめ)…桜が咲く頃に降る雨、桜の花に降り注ぐ雨のこと。
花冷え(はなびえ)…桜が咲く頃に冷え込むこと。




夜桜はライトアップせずに花明かり、せいぜい花篝、花雪洞で楽しみたいもの。

夜桜(よざくら)…夜の桜の花。
花明かり(はなあかり)…桜の花の白さで、夜でもぼんやり明るく見えること。
花篝(はなかがり)…夜桜を見るために花の下で焚かれるかがり火。
花雪洞(はなぼんぼり)…夜桜を楽しむために吊るされるぼんぼり提灯。




やがて零れ桜が花吹雪、花嵐。地は花筵に。桜流しで花筏、花の浮橋が現れる。

零れ桜(こぼれざくら)…満開になって散りこぼれる桜の花。
花吹雪(はなふぶき)…桜の花びらが吹雪のように乱れ散ること。桜吹雪。
花嵐(はなあらし)…桜の時季に吹く強い風。嵐のように散る花びらの様。
花筵(はなむしろ)…桜の花びらが一面に散り敷いている様子。
桜流し(さくらながし)…散った花びらが雨や水に流れていく様子。
花筏(はないかだ)…散った花びらが水面に浮かんで漂う様子。
花の浮橋(はなのうきはし)…花筏となり吹き寄せられ流れ着く様子。







桜の異名、別名に夢見草(ゆめみぐさ)と言うのがあります。
夢のように美しく、うっとり見惚れる様からついた呼び名ですが、
徒名草(あだなぐさ)とも呼ばれることも。
徒桜(あだざくら)とは、散りやすく儚く散ってしまう桜の花のこと。
儚いものの喩えにも使われます。



勧修寺・氷室池に映る花影。

花影(はなかげ)…水面などに映った桜花の影。
桜の木の下、日陰のことは字を変えて花陰と表現します。

他にもまだまだ桜にまつわる言葉はあるようです。
花風(はなかぜ)、花屑(はなくず)。はなくそ、はなみず・・・(^_^ゞ
さて、花疲れ(はなづかれ)と言うのは、花見のあとの気だるい感じ。
美しいものを見た満足感からくるもので、花見で騒いだ疲れとは違います!


このコたちは池の中からお花見?










花の命は儚いけれど、花の季節はまだまだこれから・・・













勧修寺の桜はこれにてお別れ。オープンカーの醍醐味を楽しみながら♪









2015.4/4、勧修寺にて。

観桜 勧修寺

2015-04-05 23:04:46 | 花だより
予報は見事に外れ、朝から晴天♪それならと近場の勧修寺へ、ひと走り。





京都・山科には醍醐寺という超メジャーなお花見スポットがあるのですが
週末ともなれば混雑は必至。その世界遺産としても有名な醍醐寺から2キロ弱、
ここならまだまだ知られておらず、人も少ないはず・・・



桜並木の参道、白壁沿いに見える桜も風情があって・・・
昨日、土曜日はさすがにお花見に来られる方もいつもより多かった。






亀甲山 勧修寺(かじゅうじ/かんしゅうじ)醍醐天皇の勅願寺。
900(昌泰3)年天皇の生母藤原胤子追善のため創建。代々法親王が入寺、門跡寺院。
真言宗山階(やましな)派の大本山で、十三門跡寺院のひとつ。



クルマのまま門から入り、駐車も無料。マイカー派には嬉しいお寺です。
もちろん、地下鉄の駅から徒歩6分、京阪バスのバス停もあり、
公共交通利用もとても便利♪




駐車スペースは桜の木の下。花の時期はイイけれど、毛虫の季節は・・・



拝観料は400円(大人)




思わぬ好天に、散り始めたさくらも息を吹き返したように・・・♪



庭園は、平安時代の作庭と伝えられる氷室池(ひむろいけ)を囲む
「氷池園」と名づけられた優美な池泉回遊式庭園となっています。

宸殿、書院は明正天皇の旧御殿を移築したもので重要文化財です。



書院前庭には水戸光圀公寄進と伝える石灯籠があり、勧修寺型灯籠として
知られています。
お寺のことは以前にもブログにアップしたので『こちら』をどうぞ。


〈手前が勧修寺型灯籠、奥に観音堂〉



〈弘法大師像〉







〈弁天堂〉





観音堂と桜、これが観たくて来たようなもので・・・



















晴れたり曇ったり、散りはじめの桜でしたが、観ることができてヨカッタ♪




2015.4/4、勧修寺にて。

紅白乃木神社。

2015-04-03 18:45:38 | 花だより
花便りのつもりが、まだツバキかいッ!お許しください、3/21日の乃木神社。
桜はまだツボミも堅く閉じたまま・・・でした。(^_^ゞ















椿がまだ見頃でした。境内には数多くの椿の木があり、楽しませてくれます。





杏子の花はもう終わりかけ? 例年見事な花を咲かせているのですが、
今年は花のつき方が寂しかった・・・











沈丁花の花は香しく♪



今年、初撮りの蝶はアカタテハちゃん。





これは、ハナモモ?







桜、ソメイヨシノは今年もパス、また遅咲き狙いかな。(^_^ゞ
外国人観光客も減ってから・・・



〈馬酔木(あせび)〉ツツジ科

ツツジ科の花もいいな、今年は何処行こう。花便りはまた遅れるだろうけどw


〈木瓜(ぼけ)〉バラ科

アセビの横の真っ赤なボケは満開だった。これまた紅白。オメデタイ


ジョウビタキくんが飛び回っていたけれど、こんな写真しか撮れなかった。







2015.3/21、乃木神社にて。

乃木神社&山城えびす神社。

2015-04-02 19:39:52 | しゃじ
乃木神社、御祭神は乃木希典大人之命(ノギマレスケウシノミコト)、
言わずと知れた(?)乃木希典、大日本帝国陸軍 陸軍大将。僕らの世代でも
もうそれほど馴染は無いのですが、日露戦争の英雄と言われた乃木大将です。
第10代学習院院長も務め、昭和天皇を養育されたことでも知られています。
函館、那須、東京、善通寺、下関にも乃木神社がありますが、京都では
明治天皇陵の麓にあります。



京都に乃木神社が建てられたのは、明治天皇の崩御に際しての「殉死」の一言
にあります。「うつし世を神去りましし大君の御あと慕いて我は逝くなり」
この辞世の句を残しての殉死に、人々の京都の明治天皇陵の傍に“乃木さん”
を祀り、威徳を尊仰し、その赤心を後世に伝えたいという一念からでした。
〔HPより引用〕






日露戦争で活躍した巡洋艦”吾妻”の主錨をモニュメントにした旧海軍将兵慰霊碑



乃木少年が長府(山口県)で父母妹達と慎ましい生活をしていた時代の旧宅



日露戦争時に旅順柳樹房で第三軍司令部として使われた民家を移築した建物


境内には神社としては、ちょっと変った建物や石碑が目につきます。
乃木大将関係のもので、記念館・史料館もあります。

この神社に訪れるのは初めてじゃなく、乃木希典については以前に簡単に
触れた
こともあるので割愛しますが、そのプロフィールで今やっている
大河ドラマ「花燃ゆ」に関連した事柄があるので・・・
江戸時代、長府藩藩士の家に生まれた乃木希典(1849-1912)。
吉田松陰の叔父・玉木文之進の塾に入門、長州藩の学問所の明倫館文学寮でも
学んだ経歴があり。所属していた長府藩報国隊は1865年に奇兵隊と合流し
幕府軍と戦っています。
ちょっとムリからですが、吉田松陰(1830-1859)とは叔父の玉木家を介して
親戚関係にありました。(乃木希典の弟が玉木文之進の養子になっている)
それだけでなく、希典も玉木文之進の弟子でしたので、松陰と希典は
相弟子ってことになりますね。もちろん共に学んだわけでは無いですけど。
ちなみに松下村塾は1858年、松陰が野山獄に再投獄され廃止されています。
吉田松陰が斬首刑になったのはその翌年で、松陰29歳、希典10歳の時です。



〈拝殿〉



絵馬額には乃木大将の愛馬、璞号(あたらまごう)と壽号(すごう)が
彫られています。
乃木家の家紋は「持ち合い四つ井筒」ですが、ここの神紋には乃木玉木家の
「市松四つ目結」が使われていますね。近江源氏、佐々木氏の流れですかね。



「全てに勝ちま栗」、馬とくれば競馬ファンも来るのでは・・・?



ロシアの将軍ステッセリから贈られた白馬の壽号とその子・璞号の銅像が
拝殿前、左右に置かれている。



「勝ちま栗」他にも「幸せになり鯛」ってのも・・・(^_^ゞ



〈本殿〉
伏見桃山御陵(明治天皇陵)を仰いで建っているため北面している。
※本来、神殿は南面もしくは東面。


さて、乃木神社には境内社として山城えびす神社があります。
元「静魂七福社」(シズタマシチフクシャ)として乃木静子刀自之命と
七福神が合祀されていましたが、後年、乃木静子刀自之命の御霊は御本殿へ
遷され、七福神のみを祀る御社となりました。〔HPより引用〕


〈拝殿〉写真は2年前のものですが。

乃木神社もここも拝殿までは、拝観料も駐車料も要りませんが、
本殿に行くには、無人のコインボックスに100円入れて・・・

〈本殿〉

〈乃木大将、静子〉胸像。
1912年9月13日。明治天皇大葬の日、東京赤坂の自宅にて割腹殉死。
妻、静子も夫の後を追い自害。

そんな重苦しい像があるかと思えば・・・


〈和み地蔵〉
思いっきり可愛い、キャラクターみたいなお地藏さんが♪
亀さんも何か可愛い・・・


七福神の名コンビ? 大黒さんと、えべっさん。

春には花が咲き競う気軽に行ける神社。もちろん、乃木大将、日露戦争などの
貴重な史料も見られたりする面白いスポットです。




2015.3/21、乃木神社にて。