お正月はあっという間、もう成人の日なんですね。私がスローペース過ぎるのかな
今年も2日に例年通り山科の毘沙門堂へ初詣に行って参りました。
護法山安国院出雲寺、もともとの出雲寺は703年、行基が開いたと伝わる由緒を持つお寺。盛衰、移転を繰り返し江戸初期にこの地に興された門跡寺院である。
ほぼ毎年初詣に来るようになって50年近いかな?別に特別ご利益があるわけではないのですが・・・
毎年変わらない光景、焚き火と甘酒のふるまいに癒されます。
今年はちょっと変わった初詣客もおりましたけど・・・(^_^ゞ
春は桜、秋には紅葉で知られているお寺ですが、冬の境内は赤い実が目立ちます。
ナンテン(南天)
「難を転じる」縁起の良い木といわれ、鬼門に植えたりしますね。お正月には福寿草とセットで飾られることがあります。「難転福寿なす」かな。
こちらは金運アップ?名前からして目出度い、正月の縁起物に使われます。
マンリョウ(万両)
クチナシ(梔子)
ツバキ(椿)
いつも仲良しな夫婦タヌキさん
小林一茶の句に「めでたさも ちゅうくらいなり おらが春」があります。
ちょうど200年前の1819年、一茶57歳の1年間折々の出来事に寄せて詠んだ俳句・俳文を集め、没後25年に刊行された『おらが春』に編纂された最初の句で正月を詠んだものです。
「中くらい」は、真ん中、まずまず・・・くらいの意味だと思っていましたが、じつは「あいまい、あやふや」いいかげんなものという信濃地方の方言のニュアンスだそうで。ちょっと捨て鉢な感じも・・・
この句の前文には「から風の吹けばとぶ屑家はくづ屋のあるべきやうに、門松立てず、煤はかず、雪の山路の曲り形りに、ことしの春もあなた任せになんむかへける。」とあります。
新年を迎えて、今年もあなた任せ・・・って?この“あなた”というのは阿弥陀如来のこと。他人任せってことではありませんでした。一茶は熱心な浄土真宗の門徒であり、親鸞の教え“他力本願”からくるものなんです。
一茶は生涯でざっと2200句を残したそうですが、その人生は波瀾万丈、決して幸せだったとは思えませんが心は満たされていたのでしょうね。
『おらが春』の最後の句は「ともかくも あなた任せの 年の暮れ」で結ばれます。
始まったばかりの一年、思い通りにならないことの方が多いでしょうが心は豊かにありたいものです。
2019.1/2、毘沙門堂(護法山 安国院出雲寺)にて。
今年も2日に例年通り山科の毘沙門堂へ初詣に行って参りました。
護法山安国院出雲寺、もともとの出雲寺は703年、行基が開いたと伝わる由緒を持つお寺。盛衰、移転を繰り返し江戸初期にこの地に興された門跡寺院である。
ほぼ毎年初詣に来るようになって50年近いかな?別に特別ご利益があるわけではないのですが・・・
毎年変わらない光景、焚き火と甘酒のふるまいに癒されます。
今年はちょっと変わった初詣客もおりましたけど・・・(^_^ゞ
春は桜、秋には紅葉で知られているお寺ですが、冬の境内は赤い実が目立ちます。
ナンテン(南天)
「難を転じる」縁起の良い木といわれ、鬼門に植えたりしますね。お正月には福寿草とセットで飾られることがあります。「難転福寿なす」かな。
こちらは金運アップ?名前からして目出度い、正月の縁起物に使われます。
マンリョウ(万両)
クチナシ(梔子)
ツバキ(椿)
いつも仲良しな夫婦タヌキさん
小林一茶の句に「めでたさも ちゅうくらいなり おらが春」があります。
ちょうど200年前の1819年、一茶57歳の1年間折々の出来事に寄せて詠んだ俳句・俳文を集め、没後25年に刊行された『おらが春』に編纂された最初の句で正月を詠んだものです。
「中くらい」は、真ん中、まずまず・・・くらいの意味だと思っていましたが、じつは「あいまい、あやふや」いいかげんなものという信濃地方の方言のニュアンスだそうで。ちょっと捨て鉢な感じも・・・
この句の前文には「から風の吹けばとぶ屑家はくづ屋のあるべきやうに、門松立てず、煤はかず、雪の山路の曲り形りに、ことしの春もあなた任せになんむかへける。」とあります。
新年を迎えて、今年もあなた任せ・・・って?この“あなた”というのは阿弥陀如来のこと。他人任せってことではありませんでした。一茶は熱心な浄土真宗の門徒であり、親鸞の教え“他力本願”からくるものなんです。
一茶は生涯でざっと2200句を残したそうですが、その人生は波瀾万丈、決して幸せだったとは思えませんが心は満たされていたのでしょうね。
『おらが春』の最後の句は「ともかくも あなた任せの 年の暮れ」で結ばれます。
始まったばかりの一年、思い通りにならないことの方が多いでしょうが心は豊かにありたいものです。
2019.1/2、毘沙門堂(護法山 安国院出雲寺)にて。
気が付いたら1月も半分終わりましたね。
毘沙門堂、ひさしく行ってないです。
前年に何も問題が無ければ
敢えて変わったことは避けたい心境になります。
年々ルーティンは変えたくなくなります。
中くらいは「あいまい」なんですね。
勉強になります。
あの山道を歩いて行かないとダメですね。
もう半世紀近く同じところだとなおさら。(^_^ゞ
小林一茶の俳句、生涯って結構おもしろいですよ♪
雪景色なら、もっと良いのにと思ってしまいます。
もうこの歳になると「正月は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくも無し」」ですよ
そういう年だと夏タイヤのロードスターでは行けないんです。急坂なので・・・
結婚してからはほぼ毎年・・・もう結婚44年になりますから。
今年あたり来るかもよ
ドーンと
悪い知らせの方が多くて・・・ま、始まったばかりだから良くなることを願いますわ。