鴨川といえば、京都を代表する河川。京都市内のほぼ中央東側を北から南へと流れる川です。
この川があったからこそ、この地に平安京が築かれたと言ってもいいでしょう。
794年、遷都されて以来、1215年間、日本の首都であり続けてる京都・・・
???日本の首都は東京では?・・・実質的にはそうなんですが
明治の始め東京奠都(てんと)の記録はありますが、東京遷都の詔勅は未だに
発布されていません。したがって正式には東京は副都で京都が日本の首都である
とする見解があります・・・ほとんど無意味?(^_^ゞ
閑話休題
平安京の人々の暮らし、その命の水であった鴨川の水源地を祀るようにとの
勅願を受け、弘法大師(空海)が800年頃に建てたとされる『志明院(しみょういん)』。
岩屋不動、岩屋山志明院 金光峯寺(いわやふどう、いわやさんしみょういん きんこうほうじ)
日本最古不動明王顕現の神秘霊峯であり、三千世界の龍神が封じ込められたという
歌舞伎十八番『鳴神』の舞台となった地でもあります。
ここへ行くには、鴨川を遡り下鴨神社で高野川と合流している賀茂川を
さらに遡り、上賀茂神社を過ぎ雲ケ畑へと向かう府道61号の
ワインディングロードを走ります。(この道は行き止まりになります)
途中、料理旅館洛雲荘の手前で左に折れ、しばらく走ってまた左に行けば
突き当たりがここのお寺の駐車場です。道もこれから先はありません。
府道からここへ来るまでの道は離合不可、1車線。
横を賀茂川の源流、雲ケ畑岩屋川が流れています。
途中、野生のお猿と遭遇・・・横にクルマを停めて写真を撮っても平気だったw
かなり老猿かな、周りに群れが居て子猿も見られたけれど・・・オープンは危険かも。
駐車場から石段を昇って行くと、社務所?のような建物があります。
お寺の方が出てこられ(駐車場に着いてからずっと見られてた気が・・・)
拝観料300円を徴収に来られるのですが、色々条件があります。
山門より先は撮影厳禁!元来修業の場であるからカメラをはじめ身の回りのものは
できる限り持ち込み禁止、預かるから置いていくようにとのこと!
もちろん、丁寧に愛想良く応対されるのですが・・・
写真に関しては山門までなら2、3枚記念写真程度撮るのは許す。趣味であっても
撮影に来られたのなら、ここは駄目ですね。どうされます?
・・・と何度も言いますが、丁寧に愛想良くご説明下さいますw
我々はそれではと、駐車場に戻りトランクにカメラ等一式置いて、手ぶらで
拝観させてもらうことにしました。その間も上から見られてた気が・・・
したがって、これより先の写真は ありません。
このお寺、鴨川の水源地の寺として有名、NHKなどでも紹介されていたし
春は石楠花(天然記念物の古木があります)、秋は紅葉の名所。
海外の要人も参詣に来られたとか、女性限定の座禅体験ツアーとか組まれてたり
と、下調べはその程度で。水源地だ、わ~い!のノリで来たのですが・・・
駐車場に着いた時から ここは普通の寺じゃないなって そんな空気を感じてました。
ここ、平安京ができ弘法大師が創建する ずっと以前、
役行者(えんのぎょうじゃ)によって草創された深山幽谷の修業の場。
現在も修験道が護摩、山伏問答、火渡りなどの作法を行う護摩会が催されるようです。
(4月29日・志明院大祭 大護摩会)
さて、運慶とその実子、甚慶の作といわれる金剛力士像が見られる楼門をくぐり
長い急な石段を昇って行くと、それまでの深い森林とは風景が一変、
岩山となります。岩壁には数々の岩窟が・・・
暗い岩窟の中には像が安置されてたりします。
本堂、飛竜の滝、護摩洞窟、根本中院などなどあり、一番上には神降窟と言われる
岩窟があり、その奥でチョロリン、チョロリンと音を立てて滴る
水源を見ることができます。
とても神聖な感じ・・・というより霊力みたいなものを感じる。
ここを参らせてもらって、家内とふたり、感想は・・・凄いところや
何か凄い・・・空気が・・・違う・・・でした!
くれぐれも避暑に最適~♪なんて軽い気持ちで行かないように!
冷気というより霊気が漂ってます・・・
ちなみに、後で調べたら 別名 『密教最後の修行寺』『幽霊が見れる寺』etc
なんて呼ばれたり。作家の司馬遼太郎さんが怪奇現象に遭遇した有名な話もあるようで
その内容はこんなのやこんなのが・・・
魔界都市、京都にあって最高の魔界スポットだと決めつける人も居られるようです。
2009.8/23 雲ケ畑 志明院にて。
この川があったからこそ、この地に平安京が築かれたと言ってもいいでしょう。
794年、遷都されて以来、1215年間、日本の首都であり続けてる京都・・・
???日本の首都は東京では?・・・実質的にはそうなんですが
明治の始め東京奠都(てんと)の記録はありますが、東京遷都の詔勅は未だに
発布されていません。したがって正式には東京は副都で京都が日本の首都である
とする見解があります・・・ほとんど無意味?(^_^ゞ
閑話休題
平安京の人々の暮らし、その命の水であった鴨川の水源地を祀るようにとの
勅願を受け、弘法大師(空海)が800年頃に建てたとされる『志明院(しみょういん)』。
岩屋不動、岩屋山志明院 金光峯寺(いわやふどう、いわやさんしみょういん きんこうほうじ)
日本最古不動明王顕現の神秘霊峯であり、三千世界の龍神が封じ込められたという
歌舞伎十八番『鳴神』の舞台となった地でもあります。
ここへ行くには、鴨川を遡り下鴨神社で高野川と合流している賀茂川を
さらに遡り、上賀茂神社を過ぎ雲ケ畑へと向かう府道61号の
ワインディングロードを走ります。(この道は行き止まりになります)
途中、料理旅館洛雲荘の手前で左に折れ、しばらく走ってまた左に行けば
突き当たりがここのお寺の駐車場です。道もこれから先はありません。
府道からここへ来るまでの道は離合不可、1車線。
横を賀茂川の源流、雲ケ畑岩屋川が流れています。
途中、野生のお猿と遭遇・・・横にクルマを停めて写真を撮っても平気だったw
かなり老猿かな、周りに群れが居て子猿も見られたけれど・・・オープンは危険かも。
駐車場から石段を昇って行くと、社務所?のような建物があります。
お寺の方が出てこられ(駐車場に着いてからずっと見られてた気が・・・)
拝観料300円を徴収に来られるのですが、色々条件があります。
山門より先は撮影厳禁!元来修業の場であるからカメラをはじめ身の回りのものは
できる限り持ち込み禁止、預かるから置いていくようにとのこと!
もちろん、丁寧に愛想良く応対されるのですが・・・
写真に関しては山門までなら2、3枚記念写真程度撮るのは許す。趣味であっても
撮影に来られたのなら、ここは駄目ですね。どうされます?
・・・と何度も言いますが、丁寧に愛想良くご説明下さいますw
我々はそれではと、駐車場に戻りトランクにカメラ等一式置いて、手ぶらで
拝観させてもらうことにしました。その間も上から見られてた気が・・・
したがって、これより先の写真は ありません。
このお寺、鴨川の水源地の寺として有名、NHKなどでも紹介されていたし
春は石楠花(天然記念物の古木があります)、秋は紅葉の名所。
海外の要人も参詣に来られたとか、女性限定の座禅体験ツアーとか組まれてたり
と、下調べはその程度で。水源地だ、わ~い!のノリで来たのですが・・・
駐車場に着いた時から ここは普通の寺じゃないなって そんな空気を感じてました。
ここ、平安京ができ弘法大師が創建する ずっと以前、
役行者(えんのぎょうじゃ)によって草創された深山幽谷の修業の場。
現在も修験道が護摩、山伏問答、火渡りなどの作法を行う護摩会が催されるようです。
(4月29日・志明院大祭 大護摩会)
さて、運慶とその実子、甚慶の作といわれる金剛力士像が見られる楼門をくぐり
長い急な石段を昇って行くと、それまでの深い森林とは風景が一変、
岩山となります。岩壁には数々の岩窟が・・・
暗い岩窟の中には像が安置されてたりします。
本堂、飛竜の滝、護摩洞窟、根本中院などなどあり、一番上には神降窟と言われる
岩窟があり、その奥でチョロリン、チョロリンと音を立てて滴る
水源を見ることができます。
とても神聖な感じ・・・というより霊力みたいなものを感じる。
ここを参らせてもらって、家内とふたり、感想は・・・凄いところや
何か凄い・・・空気が・・・違う・・・でした!
くれぐれも避暑に最適~♪なんて軽い気持ちで行かないように!
冷気というより霊気が漂ってます・・・
ちなみに、後で調べたら 別名 『密教最後の修行寺』『幽霊が見れる寺』etc
なんて呼ばれたり。作家の司馬遼太郎さんが怪奇現象に遭遇した有名な話もあるようで
その内容はこんなのやこんなのが・・・
魔界都市、京都にあって最高の魔界スポットだと決めつける人も居られるようです。
2009.8/23 雲ケ畑 志明院にて。
このテンプレート、確か始めた頃使ってたやつかも。
新しいのに対応したから復活させてみました。
けど、Macだと欠けるのよね。Winは大丈夫なようだけどw
撮影禁止って結構あるよ。ブログネタにされて酷い目に遇ったのかな
(しらないか。。。)
ブログの構成がリニューアルおめでとうございます。
♪ブログ用に写真とっても
いーじゃん(見逃してくれよー)♪
(BYキョンキョン)
パワーだけじゃなく、色んなモノが憑いてきそうな(^_^ゞ
お寺の方に聞いたのですが、鹿がいっぱい現れるそうです。
でも、猿はフシギとお寺には近づかないそうですよ・・・
でも「離合不可、1車線」
さすが修行の場。
バイクで行くと猿に襲われそうで・・怖い・・
その前は花鳥虫(両生類含む)の写真に凝ってたり・・・それも飽きて
最近は歴史物(?)多くしてます。
だんだん本性が出てくるものです・・・知的な本性がネ♪
丹波哲郎とは其所が違うと思うのですが(^_^ゞ
aw@bitlogさんは、僕とお会いしたことないので仕方ないですが、
その上の写真の石像になってるのが、カッパさんにそっくりですよ!とか言ってくれないと・・・バケテデルヨ
丹波哲郎路線へ行かれるのでしょうか?
懺悔=aw@bitlogさんのコメントに、思わず膝を打ってしまいました。
由良川まで続いてますかッ!源流で立ちシ○ンしたら・・・
水源になってしまいますネ♪
写真、写るんですかね・・・携帯で撮ってみればよかったかな。
この場所、司馬遼太郎さん以外にも多くの報告があるようです。
ただ怖がらせてるつもりじゃないのかな
確かに科学で説明しようと思えば、ある程度までは出来るでしょうが
科学で説明しきれない現象の方が多い訳で・・・
訳の分からないものに恐怖を感じるのは、知的生物の常であって
国膿み伝説>それの方が非科学的、よって、兵庫説は却下!
私も常々写真でごまかしているところが大半ですから。(^^;
源流や分水嶺をたどると思わぬ発見をすることがあります。
例えば宮津のほうへ流れる由良川の源流はうちの裏山奥深くだったり。
写真を撮ってはならない・・・
それって写真に写ってはならないものが写るからでしょうか。いや、きっとそうでしょう。
霊気を感じるというか不思議な気配のする場所は確かにありますね、霊魂の存在を信じてない僕はそんな場所は地磁気や気圧、酸素濃度などが変化しているのをなんとな~く感じてるんだと考えてます。
あ、首都にふさわしいのは、国産み伝説の淡路を擁する兵庫です( ̄^ ̄)キッパリ
京都での「戦後」、面白いですね。京都だから言えるお話かな(笑)
桂川の事は知りませんでしたが、京都の歴史は華やかと言うより
血塗られた・・・魔界都市ですね。
京都の老舗の人は他店について「あそこは戦後に出来た新しいお店ですからなあ」と言われると聞いたことがあります。
もちろんこの場合の戦後は応仁の乱の後って意味です(笑)
鴨川の恩恵に対して桂川は風水的に京都の運気を流してしまうと言われているそうですね。
そのおかげで京都は戦乱や疫病など大変なことに見舞われまくったとか・・・。
でも太平洋戦争だけはその限りじゃなかったことになりますね(^-^ )
遠慮して撮れませんでした(コレデモ)
1枚で決められない、絞りきれない自分が歯がゆい・・・
歴史は全く強くは無いです。本も読まないしね。
ただ嫌いじゃないので、調べるのが面白い♪
これもまた絞るのが大変なんですが
変な紹介になりましたが、素晴らしいところですよ。
ぜひ一度!
滝の写真が撮れたら龍が写るかもね。
見つかってしまいましたね、毛並みの色はまんまかな(^_^ゞ
いつもスラッとスクロールして終わりの
アルバムブログなのに、たまに文字を打つと・・・疲れる。
1枚で十分だと思ってしまうわたしは、見習わなくては(^^ゞ
それにしてもカッパさん、歴史にお強いですね。
わたしゃ、まったく知りませんでした。
この場所。
洛雲荘は、よくぼたん鍋を食べにいったんです。山奥ですよね。写真が撮れないのが難点ね。龍とは相性がいいから行ったら歓迎してくれるかな・・・。
けっこうな時間が流れました。
ついに、ご尊顔を拝見出来るとは・・・。
6枚目あたり。
なかなかシブイチョイ悪系ですね。
面白いことに、京都は太平洋戦争の被害はほとんど無かったので
京都で「戦後・・・」と言えば、応仁の乱の後のこと
・・・だとか(笑)
歴史の長さも感じますね、東京はせいぜい140年足らず。
それに東京都(ひがし京都)ってどう見ても支所扱いですもん。
なるほどなぁ
首都ではないにせよ、現在100万人を超える国内でも有数の人口を誇る町。
1200年の時を超えて、大都市であり続けているのは、すごいことですよねェ
改めて感じました。