ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

THIS IS IT!

2009年12月09日 22時13分00秒 | 生活

汗まみれになってジムでバイクをこぎ、
今日も頑張れたと
満足しながら家に帰ったときのことだ。

たいていは8時までには寝床に入るスーちゃんが、
いつにもまして、夜更かしをしている。
不規則な生活はあまりよくない。
きちんと日常生活を送ることで、
時間の感覚や生活のリズムを
身につけさせないといけない。

就寝をうながして、
寝床まで歩いていくのを
見送っているときだ。
スーちゃんは、
かなりましにはなったものの、
足どりはまだおぼつかない。

歩くときは伝い歩きで、
すり足で歩いている。

先日もすり足で寝床に向かっているときに、

みていたら、
どうもテレビを消し忘れたといって
後ずさりして戻ろうとするのだが、
その様子はまさに

「ムーンウォーク」

おー、マイコ-の再来か。

THIS IS IT!な
その歩き方は感動ものであったぞよ。

そういえば、親父も先日、
見事なエンターテイメントを発揮した。

医院帰りに薬屋に寄ったときだ。
「もらってきたろか」
と車を店の前に止めて運転席から声をかけたら、
「自分で行く」という。
ま、体を動かすのも大切やから、
そうしてもらうことにして見送った。
毎朝、一時間くらい散歩をしている
ぐらいだから普段親父の脚はしっかりしている。
その日も普通に車から降りて、
薬局の入り口に向かって歩いていくのだが、
どうも様子がおかしい。
最近の若者がよくやっている、
ズボンを上まで上げきらずにはく

「腰パン」状態。

90歳も間近やというのに、
ええ歳こいてというのにも程があるぜ。
しかも上着とズボンの間に見えているのは、
らくだのパッチやし。
と思いながらみていると、
一歩ごとにズボンが下がっていき、
店の前に着くときには
すっかり足元にズボンがずり落ちてしまった。

「危ない!」

と思い、
あわてて車から降りようとすると
店の人が出てきて、
直してくれたさ。
さすがのマイコ-も
こんなエンターテイメントな歩き方はしなかったぜ。
重力の少ない月面上のような歩き方を
ムーンウォークというなら、
さしずめ親父の歩き方は、
ズボンをずり下げながら歩くのだから、
重力の大きな木星、
すなわちジュピターウォークとでも言うべきか。

新たな、エンターテイメントの夜明けだあ。

え?ドリフで見た?
そうか、それなら「薬局だよ、全員集合!」歩き
ということで。

いずれにしても、介護の日々は刺激的だぜ!