我が家の庭には、
小さな花壇がいくつかある。
中でも、玄関横にある小さな花壇には、
アジサイ、ムラサキシキブ、カエデのほか
シラン、ヤブランが植わっており、
これらは人にいただいたものや
近辺の山に植わっていたものを、
確認できるものはその持ち主の許しをもらい、
所有者がわからんものは、
転がっていた種をもらって育てたものだ。
よく花泥棒は罪にならない
なんて言いますが、
それは美しいものを見てほしがる気持ちに
罪はないということの喩であり、
厳密に言えば無断で持ち去れば
窃盗ということになる。
では、種ならいいのか・・
といいますと、
まあそんな固いことは言わないで、
とお願いするほかはありません。
そして、その小さな花壇を縁取っている石なんですが、
これは昔、むかし登った山から
道場破りが看板を持ち帰るように
山頂を征服したしるしに
重いのもいとわず
リュックにつめて
持ち帰ったものなんです。
どこの山の石かは想像にお任せしま~す。