先日の魚の目手術から3週間が経った。
患部はすっきりし、
何か足の裏が軽快になったなあ
と思っていたのもつかの間。
手術痕は徐々に固くなり、
緩やかに元に戻りつつあるように思えた。
ただ、以前と違うところは、
患部を押さえた時に鈍痛だったのが、
針でついたようにキリッと痛むことだった。
手術時に、ばい菌でも入ったのかな?
でもそれなら自然の治癒力、殺菌力で治せるだろうと思っていた。
ところが、クレーター状態だった患部は
徐々に盛り上がり始め、
見た目は前回の手術前の状態に
ほぼ戻ったといっても過言ではない状況となっていた。
三連休の中日、
24日は土曜日。
仕事もひと段落だし、
村の祭りの準備は日曜日ということで、
再度診ていただくことにした。
前回は台風の中だったのですいていたが、
今回はそうはいかない。
行くと約10人の患者さんが皮膚科で待っていた。
近所なのでいったん帰宅し、
30分ほど用事を片付けたあと再度行ってみたら、
おりしもちょうどdoironの名前が呼ばれるところであった。
さぞ待ちつかれたぜという顔で診察室に入り、
患部を見た先生がひとこと
「まあ、すっかり元に戻ってますねえ」
と旧友に再会したような笑顔でいうではないか。
それはいかんだろう。
そもそもこの先生、
初めての時も
「まあ立派な魚の目」
と子供を取り上げた産婆さんのような反応を示していた。
仕事柄、できものフェチとでもいうべき性癖があるのだろうか。
すばやくメスを渡す美人看護師。
「じゃあ、また削ってみましょう」
といいつつ、先生が手術をはじめた。
しかし、前の時も思ったのだが、
場所が場所だけに
椅子に座って患部をみせる患者の様子はとても尊大だ。
投げ出す足、その前に膝まづく女医。
なかなか日常にはないシチュエーションだね。
前回も削ったにもかかわらず、
再発したということは、
今回さらに限界まで削られるんだろう。
きっとこの前よりも痛みは強いだろうから、
耐えなくてはと思いつつ先生の手元を眺めていた。
やがて、核心に近づくにつれ、
徐々に痛みが強くなってくる。
「足の裏に押しピンが刺さったことを想像して耐えよ」
と自分に言い聞かして、
そこから先は遠くを眺める魚の目、
文字通り魚の目状態で我慢した。
最後にビビッと痛みが走ったところで、終了宣言!
前回並みの痛さで手術は無事済みました。
またしても見事な無血手術でした。
だいたい、足の裏を削り始めるのに、
まったく消毒もしないから、
血を流すような傷をつけることはできないだろう。
術痕にはまたしても大きなクレーター。
それを見ながら、
今回医者が指示したのは
「走ったりされているんなら、
走るときにはクッションになるようなものを貼り付けたらどうでしょうか。
そしてそれでもだめなら、次回は本格的に切りましょう」
ときた。
それを聞いて、
「もうこの魚の目では二度とここには来るまい」
と心に固く誓ったdoironであったのは言うまでもない。
切ったりしたら歩くのも不便だし、
風呂にだって入れないだろう。
ましてやジムランや散歩も止められるに違いない。
切られてたまるかってなもんだ。
もしそうなったら、靴を替えたりしながら、
自然治癒を待つほかはないぞと、
足の裏の目と目を
交し合ったdoironであった。
患部はすっきりし、
何か足の裏が軽快になったなあ
と思っていたのもつかの間。
手術痕は徐々に固くなり、
緩やかに元に戻りつつあるように思えた。
ただ、以前と違うところは、
患部を押さえた時に鈍痛だったのが、
針でついたようにキリッと痛むことだった。
手術時に、ばい菌でも入ったのかな?
でもそれなら自然の治癒力、殺菌力で治せるだろうと思っていた。
ところが、クレーター状態だった患部は
徐々に盛り上がり始め、
見た目は前回の手術前の状態に
ほぼ戻ったといっても過言ではない状況となっていた。
三連休の中日、
24日は土曜日。
仕事もひと段落だし、
村の祭りの準備は日曜日ということで、
再度診ていただくことにした。
前回は台風の中だったのですいていたが、
今回はそうはいかない。
行くと約10人の患者さんが皮膚科で待っていた。
近所なのでいったん帰宅し、
30分ほど用事を片付けたあと再度行ってみたら、
おりしもちょうどdoironの名前が呼ばれるところであった。
さぞ待ちつかれたぜという顔で診察室に入り、
患部を見た先生がひとこと
「まあ、すっかり元に戻ってますねえ」
と旧友に再会したような笑顔でいうではないか。
それはいかんだろう。
そもそもこの先生、
初めての時も
「まあ立派な魚の目」
と子供を取り上げた産婆さんのような反応を示していた。
仕事柄、できものフェチとでもいうべき性癖があるのだろうか。
すばやくメスを渡す美人看護師。
「じゃあ、また削ってみましょう」
といいつつ、先生が手術をはじめた。
しかし、前の時も思ったのだが、
場所が場所だけに
椅子に座って患部をみせる患者の様子はとても尊大だ。
投げ出す足、その前に膝まづく女医。
なかなか日常にはないシチュエーションだね。
前回も削ったにもかかわらず、
再発したということは、
今回さらに限界まで削られるんだろう。
きっとこの前よりも痛みは強いだろうから、
耐えなくてはと思いつつ先生の手元を眺めていた。
やがて、核心に近づくにつれ、
徐々に痛みが強くなってくる。
「足の裏に押しピンが刺さったことを想像して耐えよ」
と自分に言い聞かして、
そこから先は遠くを眺める魚の目、
文字通り魚の目状態で我慢した。
最後にビビッと痛みが走ったところで、終了宣言!
前回並みの痛さで手術は無事済みました。
またしても見事な無血手術でした。
だいたい、足の裏を削り始めるのに、
まったく消毒もしないから、
血を流すような傷をつけることはできないだろう。
術痕にはまたしても大きなクレーター。
それを見ながら、
今回医者が指示したのは
「走ったりされているんなら、
走るときにはクッションになるようなものを貼り付けたらどうでしょうか。
そしてそれでもだめなら、次回は本格的に切りましょう」
ときた。
それを聞いて、
「もうこの魚の目では二度とここには来るまい」
と心に固く誓ったdoironであったのは言うまでもない。
切ったりしたら歩くのも不便だし、
風呂にだって入れないだろう。
ましてやジムランや散歩も止められるに違いない。
切られてたまるかってなもんだ。
もしそうなったら、靴を替えたりしながら、
自然治癒を待つほかはないぞと、
足の裏の目と目を
交し合ったdoironであった。