アインシュタインの相対性理論では
説明のつかない現象が確認されたという。
730kmの距離を隔てた実験場で
ニュートリノの発射と受け取りを繰り返したところ、
光よりも速い速度でニュートリノが移動することを確認した
というニュースが世界を駆け抜けたのは
先週の金曜日だった。
このニュースが持つ意味は大きい。
光速に近づいていくと時間の進みが遅くなり、
やがて物体の移動速度が光速になれば
時間が止まるというのが相対性理論の骨子だ。
物理学の基礎とも思えるそんな相対性理論を超えた動きとなると、
一気に物理学の数々の常識さえも
疑われてしまうわけである。
だから、研究者たちは発表をためらったという。
というのも実験結果があまりに予想外で信じられなく、
何度も何度も検証を繰り返し、
いよいよ否定できなくなったため、
発表に踏み切ったのだそうだ。
このニュースを取り上げたマスコミは、
こぞってタイムマシンも夢ではないかもとぶち上げた。
もし、生きてるうちにタイムマシンができたら・・・
いつの時代に行きたいかなあ、
といろいろ夢描いてしまう。
しかし、しかしだ。
doironはここで自信を持って否定できると思うのだ。
タイムマシンは絶対できない。
その根拠はというと、
もし、タイムマシンが遠い未来にでも完成するのだとしたら、
すでにこの時代に未来の人がやってきているはずであろう。
たまにあいつは宇宙人だという、
何を考えているのかわからない奴に出くわしたりはするが、
今の人類にない英知を伝授してくれる未来人には
今まで出会ったこともないし、
そんな話は聞いたことがない。
だから、タイムマシンというのは夢物語にすぎない、
とこういうわけである。
どうです?説得力あるでしょっ。