いやあ、今年の夏は
大変やったねえ。
あの東北の震災は
日本各地に、良くも悪くも
いろんな影響を及ぼした。
津波がきたらどうしようと
たくさんの人が防災意識を持った。
震災当時は物が手に入りにくくもなった。
doironも震災をまたいで
携帯と車の発注をしていたので
どうなるかと思ったが
今は、「そんなこともあったなあ」程度に
しか思わないほど
身の回りの生活は正常化している。
でもよく考えれば
まだまだ影響は大きい。
「口に入る食品は安全なんだろうか」
いわずと知れた、原発の影響だ。
一般家庭にもその影響はある。
中央卸売市場では、
もちろん出荷制限がかかっているものは
扱われないし、
卸を経由しないものも
食品Gメンが厳しい目を光らせていると聞く。
問題は現地から産地直送で
買う場合だが
ま、一般家庭でそんなことを
する人はほとんどないだろう。
牛肉もきっちり検査されているという。
もうこれ以上、疑いを
少しでも排除しようとすれば
風評被害になっていく。
一日も早い復興を願う身としては
それは避けたいところである。
震災が今も影響を
及ぼしているのは
同じく原発関連で、
電気の供給についての
意識を強く持たねばならなく
なったことだ。
ある意味、電気に関する
日本人の意識を一気に高めてくれた。
こんな年に節電できなくて
いつするんだというほど
世間の意識は高まったように思う。
そんな世間を眺めながら
疑問に思い、ついにこの夏
解決できなかった問題が
「電気予報」のことなんだ。
今さらどうして
と思われる人もいるかもしれませんが、
まあ聞いてください。
いつもパソコンを開くと
doironの場合、ヤホーが立ち上がる。
その真ん中あたりに
いつも電気予報が配置されてある。
たとえば、今現在、電気使用量は69%と出ている。
最大供給量に比べて
69%が使われている。
たぶんそういうことなんだろう。
でも、今作っている電気に比べて
何%だというものなのかもしれない。
その辺は電力会社各社で
分母の決め方は
微妙に異なるようなので
一概にはいえないようだ。
百歩譲って、予報値の出し方には
決まりごとがあるようだから
調べればわかるだろう。
しかし、しかしだ。
わからないのは
先日ブログでチョロッと書いたように
この電気予報が100%を超えたとき
すなわち、需要が供給を上回ったときには
いったいどんな現象が
起きるのだろうということだ。
電線の末端から徐々に消えていく?
エリアごとブレーカーを落としたように
バシャン!と消えてしまうの?
それとも、電気が徐々に暗くなっていき
テレビも10チャンが8チャンになり
6チャンになり、最終的にNHKになって消える?
それとも、テレビのマツコが徐々にやせていく?
ま、それはないか。
とにかく
電池が減っていくみたいに
徐々に電圧が下がっていく?
そしてさらに疑問は続くんです。
そうして停電なり電圧低下なりすれば
次の瞬間には
供給が需要を上回るのですぐさま
回復する。そしてまた破綻する。
の繰り返しになるのではないか?
と、いろいろと想像が
脳みその中を電気のように
駆け巡るのだ。
そしてそして、さらに疑問は続くよどこまでも。
今の電気予報が69%なんだとしたら、
残りの31%はどこにいってるのだ?
どこか山の中の電線の端っこで
バチバチと放電されているのか?
それとも電力会社に戻って
リサイクルもしくは
蓄電されているのか?
蓄電されているんなら
足りないときにそれを使えばいいじゃないか。
う~ん、地下鉄にどうして
電車を入れたのかと同様に
そんな電気の疑問について考えはじめたら
夜も眠れないで
昼間に寝てしまうじゃないか。
これを読んでる人に
電力会社の広報の人でもいたら
教えてくださいな。