ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

前略、元気です。

2011年09月18日 21時00分00秒 | 生活

先日、薬のことを書いたら
体調のことを心配する友人から
メールをいただいた。

大丈夫です。
doironは健やかに過ごしています。

懲りない人やなあ、と
笑っていますか?
ま、馬鹿っちゃあ馬鹿なんやけど
自分なりには
ちゃんと心得てはいるつもりだ。

そりゃあ、前みたいには
ガシガシと走ったりはできない。
でも、あんなことがあったからこそ
今、運動できる喜びを
きっと、ひと一倍感じて
身体を動かしている自分がいる。

走るということの意味が
あの頃とはずいぶん変わったと思ってます。

”復活”をと励ましてくれる
友達もいるけど
もうこうして生きて
心地よく走っているだけで
十分復活なんだと思っていますから。

こんな風に思えるまで
たくさんの時間が必要でしたけどね。

いろいろと励ましてくれる
友達の皆さんのおかげです。
いや、本当。

そしてそんなdoironが
こうして、日常の中に
運動を取り入れて健やかに
過ごしていることが
もしかしたら
どこかで誰かを励ましているかもしれません。

そうですね、そういう意味でも
自分本位のスポーツライフから
変わってきたのかもしれません。
周りの人の気持ちや
頑張りや後悔にも
以前よりは敏感になれたのかもしれません。

そしてそれは介護でもそうです。

義理の両親も含めて
日々、介護をしているわけですが
これも両親のためだけではなく
この頃は、介護を通じて
いろいろ教えられている自分がいます。

ある意味生きていることの
尊厳さえ損ないかねない
老いの状況を目の当たりにし
自分に何ができるのか
毎日そのことを
突きつけられているようです。

そんな中で、自分の役割を
自覚しながら
精一杯生きることが
大切だと、この頃は
自然体で思えるようになってきました。

たいしたことはできませんが・・・

介護をしてあげているつもりが
だんだんと自分を育ててもらっているんではないか
とそんな気がしている今日この頃です。

繰り返しますが
doironは元気です。

三日に一度くらいは
ゆっくりと10kmを走っています。
何かあったらと思うと
怖くて一人では走りづらかった公園も
最近はようやく一人でも不安なく
走れるようになりました。
もう山歩きも
普通のハイカー並みには
できるだろうと思ってます。
今はそんな感じで元気です。
あとは、心のわだかまりを
自然体の日常の中に
どれだけ包み込んで隠せるかでしょう。


木の葉のように波に翻弄されつつ
海を泳いでたあの頃。
顎から汗を滴らせながら
バイクを漕いでたあの頃。
気を失いそうになるほど
全身全霊で1秒でも早く
一歩でも遠くへと願いながら走ってたあの頃。

今は、浴びる太陽の光の表情も
全身で聴く風の声もあの頃とは違うけど
まあそれはそれで
これも運命であろうと思っとります。