ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

加齢なる日々

2014年02月02日 21時12分19秒 | 生活

一日二杯の酒を飲み~

と、河島英五の歌じゃないけれど、
運動を終えて帰ってきた後に飲むビールは最高やね。

社会の一線をリタイアしてまもなく2年になる。

相変わらずの介護の他は
仕事とブログで
週に原稿用紙30枚くらいの記事を書くのが
生活の中心になっている。

といっても、原稿は不定期で、
何も書かない週もあれば、
一気に3件ほどの締め切りに追われたりすることもあるので、
ライター仕事で生活のリズムを作るのは難しい。

でもリズムは大切だ。

以前は月曜日から金曜日まで職場に行き、
あれやこれやと勤めるのがひとつのリズムだった。
休みが続けば、好きなランニング
いやというほどできるとはいうものの、
なんとなくメリハリがなく、
早く仕事が始まらないかな
と思うこともたびたびあった。

日々の仕事の日課をこなしながら、
その隙間に一生懸命走るというのが、
なんとなく気持ち的にも楽だったし、
ランニングに集中もできたように思ったからだ。

ところが最近は、
仕事は不定期だからリズムの核にはなり得ない。
介護もいろいろとあるけれど、
基本的には相手次第のところもあるので
生活の中心にデンと据えてというのもそぐわない。

そこで、何を中心に生活のリズムを整えているかというと、
夕方から出かけるジム通いなのだ。

一日30キロのバイクを漕ぎ~、
ランには特にこだわらず、
汗をかいたら微笑んで、
お風呂に入って帰るだけ~

というのを、できるだけ欠かさずしようと心がけている。

それで一日が始まるというか、
終わるというか、
とにかく最近のdoironの生活のメトロノームは
ジムで整っているわけだ。

先日、ジムの風呂でこんな会話を耳にした。


「もう1月も終わりかあ。この頃月日の経つのがホンマに早いなあ」
「そうや、きっと昔に比べて地球が早く動いてるンと違うかなあ」

まったく同感である。

「春か秋の気候のいいところに
止まっててくれたらいいのになあ」というのは、
夏好きのdoironとしては同意いたしかねるが、
月日の経つのは確かに早くなったように感じている。

エイ友達の首Dさんはこうも言ってた。

「一年はあっという間やけど、一日は長いねん」
これもしかりである。

そんな日々の中で
地元の幼馴染たちも、
年々還暦を迎えて
リタイア組が徐々に増えてきている。

あと数年もすれば、
仲のいい地元友達の大半が
リタイアとなり、
村の付き合いが黄金時代を迎える日々も
いよいよ近くなってきたという感じだ。

ラン友だってそうだ。

今も平日に山に行こう
と誘えば同行できる友達も多い。

あと数年もすればもっと増えるだろう。
自分がそうだから
そういう世代との付き合いが多いからね。

介護三昧の日常も、
老いるということを学ぶ
かけがえのない経験であり、
決して喜ばしいことではないものの
いつまでも続くわけではない。

老いてもなお、楽しいことがいっぱいある。

近い将来訪れる
そんな華麗なる日々、
ではなく
加齢なる日々を思い描きながら、
今は好きなことにいっぱい手を出して、
いろんな経験を重ねて、
あっという間の一年、
長い一日の時の流れの合間合間に、
老い先の種をまき続けている今日この頃なのである。