阪和道のK和田SA(サービスエリア)にたまに遊びに行く。
高速道路を通って入っていくのではなく、
ここには一般道から入っていく道があり、
高速道の駐車場とは別の
外のエリアにちゃんとお客様用の駐車場もある。
そこからもSAに入っていくための
ゲートもちゃんと設けられるなど、
ここは一般道からもウェルカムなのである。
以前、バイクで上がってきたこともあるから知っていたもんね。
SAは結構な山の中にあるので、
自然も豊富で道端に普通にアケビが実っていたり、
栗の実が道路に落ちていたりする。
あまり近辺では見られない植物の姿も見られたりする。
これは「センニンソウ」
また秋には夜に耳鳴りのように
大合唱している虫の声を聞きに来たこともある。
そういう自然に触れるのも
楽しみであると同時に、
地元産のお土産品なんかも
SAだけに種類がとても豊富なのだ。
それに何か取材のネタになるような
イベントなどのパンフレットも
見つかるかもしれないしね。
そんなSAに先日、親父がデイに出かけているすきに
昼食を兼ねてミセスと出かけてきた。
基本的に我が家の休日は
親父が週に二回行くデイの間。
それ以外はかわりばんこに
出かけたりする。
家をあけられないのでね。
ミセスがお出かけの時は
doironが家で介護のかたわら
原稿を書いたり、お絵描きしたり
doironがお出かけの時は
ミセスが介護と家事をしながら
韓ドラでのんびりといった具合だ。
SAに着くと車を止めて徒歩で中に入っていく。
建物の外にも、K和田名物などと書かれた、
コロッケや揚げ天などが売られており、
気候のいい時はそれらを買って
外で食べようとおにぎりを持って行ったこともある。
少し離れたところまで歩けば、
泉州が見下ろせるあずまやがあったりもするので、
ちょっとしたピクニック気分も味わえる。
このSAの売れ筋のお土産のひとつに
ミカンパン
がある。
ひとつ550円と少々値は張るが、
ミカン好きにはたまらなくおいしいパンなのだ。
生地の間に、果肉なのか、
ピールなのかよくわからないが、
とにかくミカンがどっさりと入っているのが
人気の秘密なんだろう。
とても人気だから、
予約販売もされているようだし、
タイミングが悪ければ
焼けるまで待たないといけないこともある。
この日も、行ったときには
ミカンパンの棚が空っぽだったので
店の人に聞くと
「あと15分くらいで焼きあがります」
とのこと。
店内をウロウロしながら待っていたら、
奥の方から20個くらいだろうか、
店員さんが持って出てきた。
たちまちお客さんが群がったが、
なんとか2つを買うことができたのがこれ。
早速その場で焼きたてをいただき、
残りは持って帰った。
それにしてもこれだけ売れたら
焼き甲斐もあるでしょうね。
取材をして記事を書かせてもらえないかなあ。