枕木、トンネル、鉄橋と廃線ハイクは
いやがうえにも盛り上がっていきます。
さすがに勝手に歩いてチョーダイコースでも、
足下に隙間だらけの線路の上は
歩けないようになっていて、
鉄橋の横にある管理用の側道を歩きます。
岩がゴロゴロしている下の河原に下りて
釣りをしている人の姿もありました。
ま、これだけの渓流ですから、
川魚なんかの魚影もさぞかし濃いのでしょう。
ああ~それにしても、
鉄橋の枕木の上を歩いてみたいものです。
鉄橋を渡り終えるとすぐにトンネルがあります。
この路線を電車が走っている時に、
その汽車に乗ってここを通るのは、
さぞや気持ちよかったでしょうねえ。
山の中で管理が大変なのと、
電化するのに狭すぎるというのが、
廃線となった理由だそうですが
ガタンゴトンとトロッコ列車でも走らせたら
今でも十分立派な観光資源になりそうです。
鉄橋からすぐのトンネルを抜けると、
それまで左岸を歩いていた道が右岸を行くことになります。
対岸の山を見上げると、
あちこちに岩が露出しています。
地図には、人面岩、姉さん岩、仙人岩、百畳岩、天狗岩
といった表記があります。
しかし現地には何も案内がないので、
どんな人面なのかよくわかりません。
そう思ってみていると、
どの岩も人面に見えてきたりします。
ネットを見てもよくわかりませんでした。
ただ、昔はこんな案内板も
立てられてあったということがわかりました。
ではここで、doiron認定の奇岩をご紹介いたしましょう。
これは~もしや~
そうスターウォーズに登場するジャバザハット岩です。
そしてこれは、
ゲームはよく知らないけど、
たまに見かける「星のカービー岩」です。
ま、ちょっとマニアックなので、
これならわかりやすいかな。
「ウインク岩」です~
この辺はいろいろと勝手に歩いてチョーダイコースなので
勝手に名づけておきましょう。
このブログを読まれた方、
ぜひ探してチョーダイね~。
この道は廃線跡という一風変わった道であることと
渓谷美もかように美しいということもありますが、
自然も豊富です。
世間一般の人は「むかご」をあまりご存じないのですかねえ。
コース沿いにいっぱいありましたので、
ちょこちょこっと収穫しただけで、
こんなにありました。
これでも二人で取り分けたうちの一人分ですから
実際はこの倍はあったというわけです。
相変わらず雰囲気たっぷりのトンネルも続きます。
このトンネルにいたっては、
全長400mでもちろん灯りもないため、
中は真っ暗でした。
鉄橋とまでは言えませんが、
こういう鉄板の橋を渡れば、
終点も間近です。
向こうに中国自動車道の高架も見えてきました。
こうして歩くこと2時間強で
生瀬の駅に到着です。
ここから電車に一駅乗り、宝塚に到着。
コースが狭かったので、
ここ宝塚の河原で遅い昼食後、
さっそくまずは温泉です。
この前も書いたように
安藤忠雄設計の宝塚温泉に行きましょう。
おや?温泉の前でピースサインをしながら
セルフ写真を撮ってる変なおっさんがいます。
ドヒャー、ジダンでした。
六甲を走ってここにたどり着いたそうで、
高齢者同士、労をねぎらいながら
早速近くの公園で酒盛りをしました。
そして風呂後は大人のソフトクリーム宴会。
しかし、世間はなんて狭いんだろうね。
偶然こんなところで会うなんてなあ。
ブログ用の自己撮影をしているジダンの姿を
撮り損ねたのが悔やまれます。
まだ修行が足りません。
それにしても服の色まで
似ているのはどういうことですか
ここの温泉の風呂の傘立てには、
ステッキが刺されてありました。
素敵ですね(ステッキだけに)
さすがに六甲全縦終着点の宝塚だけのことはあります。
あ、自慢ですが、
doironは六甲全縦で
一度TOPになったことがあるんです。
えへん。
全員風呂から上がってからは、
急いで帰らねばならないジダンを見送り、
doiron一行は宴会へ。
といっても、こちとらも風呂前に
ビールを二本も飲んでいて
結構きてましたので、
こんな豪華刺身中心のお店で
チョロッと飲んで帰ってきたのでありました。
夏の終わり、秋の初めの武庫川廃線ハイク、
楽しかったです。
終わり