さあて、今年も書初めの頃が
やってきましたていうか、
一年に一度の書道なので
書初めであったり
書き納めであったりも
するわけですがね。
まあとにかく筆を持ち
半紙に向かって何かを書く
という行為を一年に一度
するわけですね。
で、何を書くかといいますと、
去年の反省であったり、
今年の目標であったり、
あるいは常に心掛けている
ことだったりするわけです。
筆は、大したものはありません。
先の割れた安物の筆しかないので、
とんでもない線になってしまいますが、
へたくそな字ですから
へたくそな筆でも構わないのです。
きっと、二本に一本は
百均の筆だろうと思います。
墨もまた百均の液体墨ね。
じっくり硯に向かって
心静かに墨をすって、
などというような高尚なことはしません。
本当はそんなところから
じっくりするのが
書初めなのかもしれませんが、
まあそんな大した取り組みの
ようには考えていません。
今年はまず最初に描いたのが、
これ。
昨年の反省でもあり、
今年の大きな目標でもありますね。
普通にこれを書いてたら、
ミセスに
「あまり覚悟を感じられないなあ」
といわれてしまいましたので、
ちょっと頑張って
書道風な字で書きなおしてみました。
う~ん、大胆な字というのも
書きにくいねえ。
そもそも元の字が全然整ってないので、
大胆にかくもくそも
ないのかもしれません。
あ、隅っこに押している印は
doironが中学生の頃に
掘ったものですから、
そうもう50年くらい前のものです。
物持ちいいでしょ。
次に書いたのは、
正月を経て体に尿酸が
たまってきているような
気がしますので、
それを戒めるものです。
息子からのメールでも
「明けましておめでとう。
ビールとカズノコ食べ過ぎたら
尿酸たまるで」
むむむ~そんな
警告メールも来ていましたからね。
しっかりと食べるものには
注意しましょう。
ということで、こう書きました。
アトリエに張り付けて
常に警告しておかないといけませんね。
で書初めはまだまだ続きますよ。
次はこれ。
まあ、doironの体も
血の流れがよくなくて
いろんな病気になってきましたからね。
体調で一番気を付けなければ
いけないのは、こういうこと
でしょうねえ。
長い半紙に5文字書くというのは
なかなかバランスが
むつかしいのですが、
やっと何とか一枚の紙に
バランスよく収まったかなあ
という作品です。
これもアトリエに貼って
おかないといけませんね。
いやあそれにしても
体に関することばかりですねえ。
高齢者丸出しですなあ。
あと、今回はもう一枚
書いたのですが
これはちょっとこれらと違うよ
また別の機会に紹介しましょう。
これはとっても素敵な一枚なのです
で、こうして今年の書初めも
お開きです。
まあ、あっさりとですが
楽しく書けたかな。
そうそういつも書初めの時には、
ミセスもついでに横から
書いたりしています。
今回書いたのは
「一日一万歩」
まあ最近ご近所散歩に
熱中しているだけのことはありますねえ。
今日はまだ8千歩しか歩いてないから
あと二千歩歩いてくるわ
とか言いながら出ていきよるのです。
それはさておき、こんな書初めももう
10年以上続けています。
安もんの半紙に安もんの墨で
書いているので、
一年もたてばへなへなに
なってしまいますので、
一年したら処分ですね。
これらは昨年の作品です。
今は写真というのが
あるから残せるもんね。
自分の作品も、
このブログの中なんかにも
ちゃんと残っていますしね。
振り返ってみてみたら
かなりの数を書いているものです。
で、ここで疑問が一つ
本当の書道家はどんなふうに
作品を保存してるんでしょうかねえ。
一枚ずつ額に入れるというのも変やし、
表装もできないし
今の人だったら写真で残していたり
するんでしょうかねえ。
紙だったらそんなに
持たないもんなあ。
あ、そしたら耐久性のある布に
書いたりしているのかなあ。
う~ん、この辺の世界のことは
よくわかりませんなあ、
などと自分にはどうでもいいことを
考えたりしながら、後片付けをした
doironなのでした。