地元の村には「老人会」があり、
満60歳からそのメンバーに
入ることができる。
これがねえ、メンバーが足りなくて
なかなか役員になるものが少ないので、
doironが59歳の時から
年齢を間違えて勧誘に
来たことがあるのだよ。
その時は
「いやあ、まだ60歳じゃないですよ」
と断ると、
「あ、そうなん?これは失礼こきました」
と誘いに来た方はバツの悪そうな
顔をして去っていったのです。
そしてそれから1年がたち、
doironはついに押し切られて
老人会のメンバーに入りました。
でもねえ、老人会の新年会や
催し物には参加してなかったんです。
まだみんなと麻雀とかして
あそぶくらいならいいけど
村の長老達の声や態度を気にしながら
へいこらと遊ぶ老人会的な
雰囲気は持ちたくないぞ~と思ってね。
ところが周りの同級生や
少し年上の幼馴染たちが
知らないうちに加入していて、
彼らが普段の飲み会のわくもこえて
老人会の飲み会なんかにも
参加しーやと常々いってきよるのです。
村の長老のおっさんたちと飲むんですよ。
これはどうなんやろって感じですね。
で、2018年の今年になってからも
新年の食事会というのがあるというので、
これへの参加も
はげしく言われていたのです。
特に同級生は俺も始めていくから
一緒に行こうぜと誘ってきよるんです。
ああ、もうこうなっては
年貢の納め時かと覚悟を決め
参加することにしました。
今回行くのは、
ホテルキララリゾート
という施設です。
地元の公民館前まで
バスが来てくれますので、
楽に参加できる仕組みです。
指定の時間に公民館前までいくと、
すでにバスが来ており、
その横で名簿と照合してはります。
そこには麻雀仲間や酒飲み仲間も
集合しているようです。
じゃあ、バスに乗ろかあ
となったのですが、
同級生がまだ来ていないよと
doironがいうと、な、なんと
その友達は風邪っぽいので休むとのこと。
ウヒャー、やられてしまいました。
doironももうここまで来て
やっぱりやめるわともいえないので、
しぶしぶ参加です。
この日の参加は全部で35人。
2台のマイクロバスに分乗して出発です。
え~、わが町は道が狭いので、
マイクロバスでも
運転はむつかしいですねえ。
でもこの時のバスの運ちゃんは、
運転がうまいというかなんて言うか、
恐ろしいスピードで町内を
突っ切っていきます。
ウヒャー、酒を飲んで帰りも
こんな運転だったら酔いもさめるぞ
という感じですなあ。
現場の部屋の高さは20階です。
あれ?なんかこの部屋おぼえがあるぞ
と思ったら、昨年に中学校の同窓会で
来たところでした。
町の中もよく見えますねえ。
doironの豪邸も
みえているかもしれませんし、
海の方もこんな感じで
見ることができます。
正面の黄色い橋は緑道の橋ですねえ。
ああ、あそこを一体どれくらい
走ったのやろかあ。
会長さんの挨拶から始まり、
最年長の人の乾杯で
宴会が始まります。
自分を含めて
おっさん連中は日本酒、焼酎、
ビールとちゃんぽん模様です。
長老たちがよろしくね~とか
いいながらお酒を持って回りますが
わしらの年代から行くことはありません。
飲み放題ですから飲む方に遠慮がないのです。
ウヒャーとか言いながら飲んでますが
しかし実はdoironには
この新年会の跡に、
夜にもう一つ、友達との
飲み会が待っていましたので
お酒はそこそこにしておきました。
わいわいと身内年代で話をして
約2時間後くらいだったでしょうか。
「さあみなさん、お楽しみのところなんですが、
いまから抽選会を行います」と
案内がありました。
くじを持った人が、回ってきます。
そしてdoiron達のテーブルで
番号札を配ります。
「ええ~と、doironはこの番号ね。」
「おお~あたりです」といいつつ、
現金1000円入りの封筒が渡されました。
ウヒャーいいことですねえ。
当りは年金賞ですねえ。
でもねえ、残念ながら
一等の米ではありませんでしたがね。
まあ、そんな風に村の高齢者たちと
なんとかさし障りなく楽しんだ新年会でした。
帰りのバスはというと、
広い臨海道を通って帰ったので、
運転も気にならず
のんびりと帰りましたよ。
ビール、日本酒、チューハイと
ちゃんぽんしたので肝臓を休め、
さあではもっと楽しみの次の宴会だーと、
夜の宴会に備えるdoironなのでした。
でもねえ注意しないといけないのは
痛風とミセスの目ですな。
足に痛みは出ないだろうか
そして
こうして宴会が忙しい忙しいと
いってるそんなdoironに
むけられたミセスの目は冷ややかでは
ないだろうか。
ああ、このへんはやはり注意しないとにゃあ