ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

規制緩和のツケなのか

2012年05月01日 22時56分04秒 | 最近の出来事

これまで夜行バスを利用したのは
スキーツアーの他は
東京までの1回と
長野までの1回と
仙台までの1回だ。

三列シートで、リクライニング。
トイレもついて、飲み物も飲み放題で
チューハイとビールを持ち込み
のんびりと夜を過ごしながら
翌朝には目的地につくという
利便性が魅力であった。

しかし、2000年や2002年の
規制緩和を受けて
小さな事業者がどんどん参入をし始め
価格競争が激化し始めた。
バスにかかる経費のうち
通行料と燃料代はどこも変わらない。
料金に差が出るのは
バスをいかにフル稼働するかと
運転士の人件費だ。
どうしてもそこにしわ寄せが行く。

したがって双方を絞っていくことが
乱立する小さなバス会社の
生き残る道だ。

料金さえ安ければ、快適性は
犠牲になっても構わないという
消費者意識は、まあこれは
このせちがない世の中だ。
仕方がない、ですませられる
部分だろう。
だが、犠牲にしてもいいのは
ここまでである。

絶対犠牲にしてはいけないのが
安全性だ。

群馬県藤岡市の関越自動車道上り線で
高速バスが側壁に激突し7人が死亡した事故は
原因が運転手の居眠りだという。

運転手の勤務状況も
徐々に明らかになりつつあるが、
この疲弊した世の中で
100%の信頼で命を預けることは
もうできないだろう。

実は、先月の東北行きも
最初は夜行バスを使っていこうよ
計画していたんですが
ちょっとしたその辺の不安もあって
計画を変更したのは
虫の知らせだったのかもしれません。

航空機も規制緩和で
最近は激安路線もどんどん
供給されている。
前も書いたけど
こちらも非常に不安なのです。

規制緩和もやりすぎると
こちらの選択に余計な負担が
かかってくるもんなんやねえ、
とニュースを見ながら
つらつら考えていたdoironでした。