ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「天使の囀り」 貴志 祐介 2015年9月16日読了!

2015年09月16日 13時47分32秒 | 作家 か行
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志 祐介 (著)

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。


貴志さんの作品初読みでした。
小説として、大変面白く、満足は満足なんですが、
ちょっと、あらすじやレビューで自分を煽りすぎていたのでしょうか?
こんなもんか?という感じで読み終わりました。
テーマはとても面白いのに、なんか盛り上がんない。
最後のエピソードも、そこそこ読めてしまうし、警察に出頭してすべて話すというのも興ざめかも。

どうしても、アマゾンからはじまるお話しは、なんかもっと壮大じゃなきゃいかんよな。とか。
まあ、かってな、アマゾンから始まる話し好きなだけですが。

グロさに関しては全然。
こんなの自然の摂理の範疇です。…7点。