DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

この世で一番怖いもの!(2)

2016-02-12 15:30:29 | 雑感

 前の投稿で、一番怖いものとして、「窮鼠猫を噛む。」のように、追い詰められ、冷静な判断ができなくなった人を挙げた。

 しかし、よくよく考えてみると、他にも恐ろしく怖いものがあった。かつて日本人が「天皇陛下 万歳!」と叫びながら、爆弾抱えて敵艦に突っ込んで行ったように、何か誤った考えに懲り固まって、信じきって身を投じてくる人、これは避けようとしても、追ってくる、まるで誘導ミサイルのようなものだ。テロで爆弾騒ぎを起こす人たちの多くはこれに類するものだろう。何しろ、洗脳され、信じ込まされているのだから、人の話などは全く眼中にない。それをすれば天国へ行けると思い込んでいるのだから、説得のしようもないわけだ。

 洗脳なんてだれも無縁のように思っているかもしれない。しかし、悪意の第三者が用意周到に長い時間を掛けて、誤った情報を与え続けていくと、いかようにも洗脳できるのだ。かつて、オウム真理教の信者たちが麻原を信じ込んでそうしたように、そこでは通常の「善悪の判断」が働くなってしまうのだ。

 かつて、催眠術を使って人を殺させることができるか?という疑問が提示されたことがある。催眠状態であっても、人は人を殺すことを拒否するから不可能だろうというのがおおかたの答えだったようだ。しかし、長い間洗脳が行われ続け、それが強固であれば、可能なのかもしれない。

 まじめであればあるほど、知的であればあるほど、いったん洗脳されてしまうと、それに染まりやすいという特徴があるので、知的な人は要注意だ。

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この世で一番怖いもの!

2016-02-12 09:29:55 | 雑感

 この世の中、一番怖いものは、像でも、ライオンでもない。像やライオンは見かければだれでも危ないというのがすぐ分かり、最初から近づかないし、すばやく逃げることができる。地震、雷、これは防ぎようがないが、そこには何らかの前兆があり、冷静に対処すれば、何とか防ぐことはできる。それでは一番怖いものは難なのか?それは人ということだ。一口に人といっても、誰も彼もが怖いわけではない。ある種の人、ある特徴を備えた人が怖いのだ。すなわち、弱くて身の拠り所がなく、追い詰められ、切羽詰った人、これは何するか分からない。昔から「窮鼠猫を噛む。」という言葉があるが、まさしくこういう状態にある人には近づかない方が無難なのだ。こういう状態の人は、敵味方の判断ができない。こちらが親切心で声を掛けても、相手は攻撃を加えられそうだと勘違いし、突然、突撃してくる。これは、大きな誤算だ。なかなか避けられないからだ。

 多くの犯罪者は、この弱いものに該当する。そして、想像を絶するような大きな犯罪を起こす。街頭で無差別に通りがかりの人に切りかかったり、歩行者天国に車で突っ込んだり、大勢の人に向けて機関銃を乱射したり、全く予測が困難な悲惨な事件だ。犯人からすれば、自分が襲われるような感覚に陥り、やられる前にやってしまえとというわけだから、後先のことは考えられずに、即行するので、始末が悪い。

 話は変わるが、北朝鮮、今はまだ見返りを考えながらの暴挙で、浅知恵ではあるが、それでもある程度計算し、そして行動している。しかし、この先、世界は締め付けを強化し、さらに困窮して行くだろう。そして、やることなすこと全て失敗し、世界中が敵に見え、行き場を失うだろう。問題はそのときだ。原子爆弾でも、ミサイルでも、簡単にボタンを押してしまうおそれがある。それは、まさに、大勢の人の中に、もうスピードで車をぶっつけた、あの事件の犯人の心境に近いのではないだろうか?

 怖い怖い怖い・・・・

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