DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

取り返しのつかない失言!

2016-02-15 05:12:46 | 雑感

 もう2年以上の前、次男は会社の寮住まいをしていたのだが、妻をひとりにしておくのもどうかと、ほとんど自宅から通勤していた。ところが、妻が検査入院したのを機に、次男が「オヤジ、何で仕事しているんだ!仕事辞めて戻ってくればいい!」と言い出した。妻の病気については、話に上ってきてはいたが、それほど深刻には考えていなかったが、改めて色々調べて、実は大変な病気で、治療法がなく、予後が非常に悪いということに気付き、仕事を切り上げ、家に戻ることに決めた。その頃から次男は家を空けることが多くなり、どうも家に帰っていない様子だった。

 何か私の知らない何かがあるのか?と、それまで時々覗いていた次男の所属するスポーツの社会人チームのブログを覗いてみた。そこには、次男のもとに職場から応援に駆けつけたという女性、色白の人と少し色が黒く元気そうな人、2人の写真が掲載されていた。何となく、予感が働き、これは何かありそうだと思った。後になって、結婚する相手だと言われ、今の嫁さんが紹介されたが、例の写真のうちのひとりだった。

 両家の顔合わせの日、次男からは余計なことは言わずに黙っていろ、と、言われていたのだが、ついつい一言、「色の黒い方の人だったんだね!」とポロリと口を滑らせてしまった。息子は唖然として、オヤジ何を言い出すんだという顔で私を睨む。嫁さんはその写真の記事を記憶していたらしく、すぐに何のことかを理解したらしく、次男に写真を撮られたときの話をし、その場は終わった。それともう1つ、普段、何しているといった雑談をしているときに、卓球をしているという話をし、今度一緒にやりましょうというような話をしたら、嫁の父親は、嫁の母親が卓球の県代表として何度も国体に出場していたという話をはじめた。幾らなんでもレベルが違いすぎると、卓球の話をしたことを後悔する羽目に陥った。

 その後、結婚準備とやらで、次男の嫁になる人は、それまでやっていたテニスを休み、専ら美白に心がけているという話が出て、私の言葉が余程ショックだったのかと罪作りなことをいってしまった自分に呆れ、かつてない大失言で、ずっと後に引く失言だったと今も思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする