連休中、孫がやって来ていた時、輪ゴムを飛ばして遊んでいたら、次男が輪ゴム鉄砲を作り出した。割りばしと輪ゴムで鉄砲の形を作り、輪ゴムを飛ばすような鉄砲を作るのだが、次男の記憶がちょっとあいまいだったのか、最初うまくできなかった。そこへ長男が割り込んで、ちゃちを入れ始めた。長男の方が輪ゴム鉄砲の作り方を鮮明に覚えているようだった。次男が何とか形になるものを作り上げ、孫が輪ゴムをセットしやすいように、長男が鉄砲の先を加工して溝を作った。
出来上がった鉄砲を見て、孫は、もう夢中になって遊んでいた。その光景を見て、息子たちが小さかった頃、一緒に遊んだころの光景を思い出し、そう言えば、輪ゴム鉄砲ではかなり熱中して遊んでいたなぁと思い出した。次男が帰る時に、その鉄砲を持ち帰って行ったが、孫は、しばらくはこれで遊んでいるのだろうと思う。
それにしても、こういう風に親の興味は子供に受け継がれ、そして、孫へと伝わっていくのだろうと思う。我が家では輪ゴム鉄砲の外に、笹笛とかも良く作って遊んだものだし、学校の行き帰りに、桑の実を積んで食べて、口の中を真っ青にして帰ってきたものだったが、これもそのうち次男が孫に教え、今度は孫が口の中を真っ青にすることだろう。その時の嫁の反応が目に浮かぶようで、何となく楽しい気分になってきた。