訪問入浴サービス業者から、訪問入浴の到着が遅れるという連絡が入った。電話の中で、新しいスタッフが???と言っていた。また、新人が要領が分からずに仕事がもたついて遅くなっているようだ。それにしても、正社員はおらず、みんなアルバイトばかり、これで安定的なサービスを提供できる筈もないし、サービスの向上なんて望める状況にはないようだ。一方、妻の状態はどんどん悪化の一途を辿り、移乗等でのちょっとしたスタッフのもたつきが、妻に不安を増大させるばかりか、身体的にも大きな負担を強いることになる。そういうことを考えると、長くやっていて妻の状態を知り尽くしたスタッフに対応して欲しいと思う。でも、それはなかなか望めるような状況ではないことがだんだん分かってきた。
ちなみに、訪問入浴のための看護師の求人募集を見てみたら、正社員でも月額30万円未満がほとんどだ。これできちんと仕事ができる看護師を確保するなんて到底望むべく問題だろう。だいたい月額30万円未満だと生活が成り立たないだろうと思う。だから、他に条件の良い職場を見つけたらどんどん転職して行ってしまう。これは当然の帰結と言える。また、介護職員に至っては、月額22,23万円程度の募集だ。これでは、本当に家族を養っていくことは到底無理だと思う。看護師よりもさらに状況が悪くなり、その職場に定着するなんて無理、無理だ。就職した途端に転職を考えるような職場ということだろう。
私が契約している訪問サービスの事業所は、責任者がこの4月にやめた。その責任者がいた時はまだ多少良かったが、新人になって、ガタガタの状況にあるようだ。だから、到着時間が遅れることも増えているし、入浴サービスの質も低下してきているように思う。そろそろケアーマネージャーに相談し、サービス事業所を変えることも検討する時期が来たのかも知れない。