DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

なぜ、国会で防衛論議が行われないのか?

2017-10-21 10:37:33 | 雑感

 戦後、70年を過ぎているというのに、一度も国会できちんとした防衛問題が検討されて来なかったように思う。社民党、立憲民主党、共産党は、自衛隊の存在そのものが憲法に抵触するという立場を堅持しているから、自衛隊の憲法違反を主張するばかりで、具体的に他国からの侵略はあるのか、もし、侵略行為があったときにどう対処するのかという具体的な対応策を一切示さずに、これまで来たように思う。これは、あまりにも無責任なことで、北朝鮮が今にも暴発しかねないという緊迫した状況の中、自衛隊の憲法違反というだけで済まそうとしても、国民の不安は募るばかりで、自民党に票が流れるのも、無理からぬことだと思う。

 個人的なレベルで、人から突然に攻撃されるとか、誘拐されそうになるとか、犯罪に巻き込まれそうになるとか、異常事態にどう対応するかということは、切実な、現実的な問題なのだ。その対応の如何によって、被害を逃れられた、被害に遭ってしまった等々に結びついている。だから、現在の北朝鮮が、ミサイル発射や核実験を繰り返しているときに、北朝鮮からの攻撃に不安になるのも当然だ。野党はこうした不安にきちんと答えようとしていたか?私は、今の野党に、この視点が掛けているのではないかと指摘したい。これでは、国民の信任を得るには程遠いように思うのだが、いかがなものだろうか?

 それでは自民党の行っていることが正しいのか?私は、これにも同調し難い。憲法9条に従って、戦争を起さないという強い決意のもと、最善を尽くすべきであり、安易にアメリカに同調し、北朝鮮に圧力を加えて、従わなかったら攻撃するぞというそぶりを見せること自体、憲法9条の主旨に反する行為だと思うからだ。日本は日本の立場で、きちんと物を言い、紛争解決に地道に取り組むべきだろうと思うからだ。

 結論としては、憲法改正云々するよりも先に、国会できちんとした日本の防衛について論議すべきだろうと思う。憲法を改正するかどうかということは、その論議の後に出てくる問題であり、そうした論議を抜きして、憲法改正を唱える自民党にも、疑問を感じている。

 

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1割のための政治かそれとも9割のための政治か?

2017-10-20 00:29:07 | 雑感

 アベノミクスによってかどうかは分らないが、輸出企業を中心に、業績を伸ばし、好景気が続いているというが、庶民は、その恩恵に預かることはほとんどなく、却って、貧乏人はより貧乏になっているのが現状だろう。アベノミクスっていったい誰のための政策なのか?それは、金持ちのための、大企業のための政策だと答えははっきりしている。その恩恵に預かることができるのは国民のうちの極々一部に過ぎない。

 こつこつと生活を節約して貯金を増やし、老後はその貯金の金利で生活しようとしていた人は、低金利政策の被害を蒙って、貯金は金利を生むどころか、減るばかりでどんどんやせ細っていくばかりだ。

 大企業にはどんどん減税し、そのために減った税収を消費税を値上げして賄おうというのは本末転倒もいいところだ。そして、さらに、借金財政を健全化などという理屈をつけて始めた消費税、今度は、財政健全化は先送りにして、他のことに使う、そのために、国民の審判を受けたいと衆議院を解散して、今回の総選挙となったわけだ。森友・加計学園問題についてきちんと説明責任を果たしてから、言うのが筋というものだろう。安倍首相の頭の中からは、もう森友。加計学園問題は過去のことになってしまっているのだろうか?全く自分に都合の良い、調子の良いことばかりをいう安倍首相には、本当に困ったもんだ。

 野党はその辺のからくりをきちんと国民に説明し、安倍政権のやってきたことの問題点を、きちんとしたデータを基に追及し、国民の前に明らかにする責任があるのではないだろうか?立憲民主党、社民党、共産党よ、庶民の疑問にはっきりと答えておくれ!

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民進党、分裂して分りやすくなったよ!

2017-10-19 14:52:00 | 雑感

 今までの民進党は、種種雑多な考えを持っている人たちが、ブームに乗って集まってきていたため、何を主張するのか曖昧だったが、「希望の党」と「立憲民主党」に別れ、曖昧さが薄れ、主張も統一でき、有権者には分りやすくなった。前原代表の民進党を希望の党へ合体という決断が意外な結果を生んだことになる。前原代表の目指した希望の党は、逆に訳の分からない分子を包含することになり、より混迷を増すという皮肉な結果になったようだ。どちらかというと、立憲民主党に肩を持ちたい私には、全く愉快なことだに思えてくる。

 立憲民主党は大躍進するだろう。だいたい憲法9条を変えて、軍隊を持ち、戦争ができるようにしようという発想は、長い間、戦力を持たずに、平和を追求するという憲法の下で育った国民にそんなに受け入れられる筈はないと思う。毎年、毎年、膨大な金額を軍需費に費やし、軍需産業を甘い汁を吸わせ、肥大化させる一方、その軍需費を捻出するため、国民の暮らしを豊かにする予算を削り、国民生活を圧迫するようなことはあってはならないことだと私は思う。

 変な詭弁を弄し、自衛隊を合憲し、その上、「集団的自衛権」なるむちゃくちゃな発想で、海外派兵、交戦までできるという自民党、合憲なら今更憲法を変える必要など全くないだろう。憲法に反していると分っているから、憲法を変える必要性を認識して、改憲を目指しているのだろう。そうだとしたら、これまで自民党は違憲なことを何十年にもわたって推し進めてきたということだろう。そんなでたらめ、許せるはずはないだろう!

 立憲民主党と社民党、共産党の連携がますます強まることだろう。「希望の党」も、まさか次回の国会期間中に、自民党を合流するようなことはできないだろう。そうなれば、憲法9条の改悪は少し遠のくように思うのだが、果たして、どうなることやら・・・・・

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街路樹が剪定され、丸坊主に!

2017-10-18 00:32:51 | 雑感

 毎年のことだが、この時期になると、街路樹の剪定作業が始まり、私のマンションの前の街路樹は真っ先に葉を一枚も残さずに丸坊主にされ、見通しはすこぶる良くなった。そのため、下の景色の見渡しは良くなった。しかし、その反面、「蛍」の私が下の通りから丸見えになってしまうという問題点がある。できれば、目隠しを付けたいところなのだが、私の部屋だけそんな細工をするわけにも行かず、下の通りを気にしながらの、蛍へ変身だ。ニコチンを求める体の欲求にはなかなか耐えられない。全くの依存もいいところだ!タバコをやめれば良いだけなのだが、苛々を沈めるにはやはりタバコに頼ってしまう。

 禁煙外来という手はあるのだが、いったんやめても、またすい始めてしまうだろうなという気がする。それはそうと、タバコの害について、これほど言われているのだから、禁煙外来の費用は全額補助してくれても良いような気がする。何しろ、何年間におわたってずっとタバコ税を払い続けてきたのだから、その一部を還元してくれても良さそうだと思うのは、身勝手な発想だろうか?

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パッチワークファミリー?

2017-10-16 21:50:22 | 雑感

 ドイツ語に、パッチワークファミリーという言葉がある。英語で言うならば、ステップファイリーといい、簡単にいうと、子連れの再婚家庭ということだ。パッチワークファミリーという言葉は、ドイツ独特の言い方のようだ。ところで、パッチワークファミリーとは良く言ったもんだ、家族の写真を切り取った二つの家族写真を合体させたような、何となく明るいイメージだ。とても、面白い言葉で、響きもステップファイリーよりも良さそうだ。

 ドイツも他の国と同じように、離婚率がどんどん上がって来て、非常に高い比率を示している。子連れ同士が一緒になるということもしばしば起こるらしい。

 ところで、日本で離婚した場合、だいたいが妻の方が子どもを引き取るというのが一般的であるが、ドイツでは、妻が子どもを引き取る割合と夫が子どもを引き取る割合にそれ程差がないという。そこには、日本とは違った社会的な状況や男女の役割がそこにはあるのだろう。日本で夫が子どもを引き取った場合、福祉的な援助はあまり受けられずに、仕事や家事、育児と大忙しで、非常に苦しい状況に陥ることが多い。果たして、ドイツではどうなのだろう?今度ドイツ語教室に行ったときに、先生に聞いてみることにしようと思う。

 話は少し変わるが、最近、子どもの虐待が社会問題化してきている。多くの場合、子連れの妻が、夫の関心を惹こうと夢中になり、子どもの養育を放棄したり、子どもを邪魔者扱いし、虐待に至るケースが多いようだ。また、義父が妻の連れ子を虐待するケースも目立っているが、妻は、夫に嫌われまいとしてその事実を隠すケースもしばしば見られる。まあ、憎たらしい前夫の子などに愛情を注げるはずもない、その心境は分からないでもない。女性は概していったんダメだとなると、非常にクールに、すっぱりと切ってしまうところがあるようだ。男の方がまだ未練や昔からのしがらみを引きずったり、情にながされたりするケースが多いように思う。そう考えると、夫の方が子どもを養育する方が良い場合も多いのではないだろうか?ただし、社会的に、福祉的に、きちんとした対応があってのことで、現状では、それは非常に難しいことだと思う。

 

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