10日(日)、朝7時半に病院に行き、
一日中、母子医療センターにいました。
いつ始まるもかもしれない分娩に備えて,ずっと待機しておりました。
しかし、そのときはやって来ませんでした。
ここまで しとりん は本当に頑張って来ました。
幾度もの危機を乗り越えて、ここまで来ました。
今夜24時を過ぎれば30週となります。
1日でも長くひーちゃんをお腹の中で育てたいと思っています。
でも、早産となることにとても心を痛めています。
その心情をつづった詩があります。
それをご紹介します。
ひーちゃんが産まれてくるこの日本には
美しい四季があるよ
春はね
ピンク色の桜の花が咲きます
黄色い菜の花が咲きます
夏はね
太陽がとてもまぶしいです
海で泳ぐことができます
秋はね
木々の葉が赤や黄色に色付いてとてもきれいです
そして美味しいものがたくさんある季節です
冬はね
真っ白な雪が降ります
クリスマスにはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれます
ひーちゃんとひとつひとつの季節を
一緒に迎えることが今から楽しみです
ひーちゃんは桜を見て
どんな笑顔を見せてくれるのかな
海が塩辛いことを知ったら
どんな顔をするのかな
甘いさつまいもを食べたら
大好物になるのかな
お父さんの故郷の一面の雪を見たら
ひーちゃんはびっくりするかな
ひーちゃん、あなたと行きたいところがたくさんあります
あなたに会ってもらいたい素敵なひとが
たくさんいます
楽しいことがたくさん待っています
だから
お母さんのお腹の中で成長してください
もう少し大きくなってから
産まれてきてくださいね
ひーちゃん、どんなことがあっても生きようね
もし
お母さんの体が悲鳴をあげてしまっても
頑張ってお腹にいてね
もし
お母さんの体がダメになって
早くあなたが産まれてしまったら
本当にごめんね
そうなっても
ひかり
必ず生きてね
ひーちゃんがいてくれたらただ
それだけでいい
ひーちゃんと共に
お父さんとお母さんも歩いていきます
ひーちゃんの小さな手に
溢れるほどの
愛と祝福を
お父さんとお母さんは贈ります
皆様のお祈りが大きな力になります。
これからもよろしくお願いします。