光のみちしるべ ~愛だけが現実~

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しとりん出産日記(4/11)30週0日 余震

2011年04月12日 08時10分08秒 | スピリチャル

 

東京女子医大に転院してから今日で5日。

4/7に「3日間で出産する可能性が高いです」

と言われた医師の言葉は遠い過去のように思われます。

そして4/11で30週となりました。

当面の目標であった30週です。

よくここまで耐えて来たと思います。

しとりんの頑張りは驚異的としか言いようがありません。

 

母子医療センターのICUには次々と分娩の方が入ってきます。

痛みにともなう叫ぶ声や赤ちゃんの産声、

医師や看護師、助産師さんたちの足音。

しとりんにはもう少し静かな環境で休ませてあげたいけど、

きっかけがあれば出産は早いと予想されているので、

病室には移らずこのままIUCの中で待機するとのこと。

子宮口は4センチに開いています。

ただ不思議なことに子宮頸管が転院時およそ16ミリだったのが、

現在26ミリに伸びているのです。

(どうしてなのか?)

陣痛の痛みが少しずつ大きくなる中、

心身の疲れも出ています。

早く産ませてあげたいけど、少しでも長くひーちゃんにはお腹にいてほしい。

そういう複雑な思いでいます。

 

いずれにしろひーちゃんが低出生体重児として生まれてくるのは確実で、

1日、1時間、1分でも長く胎内にいれば1グラムでも大きく育つので、

30週に到達したのはとても大きな意味があります。

この週数であれば、NICU(新生児集中治療室)で元気に育つと言われています。

 

そんな中、夕方大きな余震がありました。

病院も大きく揺れました。

担当助産師さんがすぐに「大丈夫ですか?」と来てくれました。

他の助産師さんたちも妊婦さんたちを回っていました。

しとりんはずっと私の手を握りしめていました。

 

面会時間が過ぎて帰らなければならなくなったとき、

しとりんは泣きました。

ずっとそばにいてあげられない申し訳なさ。

せつなさ。

「明日も来るからね」

黙ってうなずくしとりん。

1日1日を祈りの中で乗り越えています。

皆様のお祈りに心から感謝します。