先日、上棟式が執り行われました。
もともと上棟式は、『建て方』と言われる工事の最終段階のことです。昔の建て方は機械もなかったので近所中の男衆が集まり、一週間も二週間もかけて工事を進めたのです。その最終段階で、『棟木』を取り付け、上棟式を行ったわけです。
現在は機械化が進み、一日で組み上がるため、建て方と上棟式が一緒になっています。
上棟式では私が祝詞を奏上し、酒・塩・米でお清めをします。そして、『千年棟 万年棟 永々棟 と大きな掛け声と共に棟木を玄翁で3回叩きます。
その後下に降り、家族と共に四方をお清めし、全員そろって施主様のご挨拶を頂戴します。今回は、そのご挨拶に感激しました。
『本日は大変ありがとうございました。僭越ではありますが、ご挨拶と言うことで、皆様に3つほどお願いがあります。
一つ目は、工事中はお怪我のないように、安全第一で工事を進めてください。
二つ目は、狭い場所ですので、ご近所の皆様へのご配慮をお願いします。
三つ目は、4年目にしてやっと実現できる家造りに対する私たち家族の思いを組んでください・・・・・・・・』
簡潔で気持ちのよい、実に思慮深い心のこもった施主様のご挨拶に、深い感動を覚えたのでした。
いいことばかりでは済まされないのが現実だと思います。施主様と共に、いい家づくりを実現していきたいと改めて実感した上棟式でした。
ではまた。
おさむ
もともと上棟式は、『建て方』と言われる工事の最終段階のことです。昔の建て方は機械もなかったので近所中の男衆が集まり、一週間も二週間もかけて工事を進めたのです。その最終段階で、『棟木』を取り付け、上棟式を行ったわけです。
現在は機械化が進み、一日で組み上がるため、建て方と上棟式が一緒になっています。
上棟式では私が祝詞を奏上し、酒・塩・米でお清めをします。そして、『千年棟 万年棟 永々棟 と大きな掛け声と共に棟木を玄翁で3回叩きます。
その後下に降り、家族と共に四方をお清めし、全員そろって施主様のご挨拶を頂戴します。今回は、そのご挨拶に感激しました。
『本日は大変ありがとうございました。僭越ではありますが、ご挨拶と言うことで、皆様に3つほどお願いがあります。
一つ目は、工事中はお怪我のないように、安全第一で工事を進めてください。
二つ目は、狭い場所ですので、ご近所の皆様へのご配慮をお願いします。
三つ目は、4年目にしてやっと実現できる家造りに対する私たち家族の思いを組んでください・・・・・・・・』
簡潔で気持ちのよい、実に思慮深い心のこもった施主様のご挨拶に、深い感動を覚えたのでした。
いいことばかりでは済まされないのが現実だと思います。施主様と共に、いい家づくりを実現していきたいと改めて実感した上棟式でした。
ではまた。
おさむ