シロアリ（涙）

キッチンのリフォーム工事でご相談を承ったＫさまにおじゃまさせていただきました。キッチンのリフォームは女性にとって憧れの大事業。笑顔で迎えていただいたものの・・・・。

和室に入り畳を踏むとなにか違和感。『４年前に見たばかりだから大丈夫よ！』とおっしゃるＫさまでしたが、やはり気になる。



『畳を上げさせてもらっていいですか！？』



完全にシロアリです。



今現在は乾いていてシロアリはいないようですが、惨状を見たＫさまから笑顔が消えてしまった・・・。

楽しみにしていたリフォーム工事も根本から練り直しです。私もなんと申し上げていいか。。。私が謝っても仕方ないのですが、『申し訳ございません・・・』と言わずにはおられませんでした。

ではまた。

おさむ

坪内棟梁、すばらしい！！

先日発覚した梁の虫喰いによる危険な状態のＨ様宅納屋。坪内棟梁に施工してもらいました。



ちゃちゃっと！！！



あの横割れも



こんな感じ。



しかし、思ったよりも侵食激しく、本来であれば大工事しなければならないところですが、お客様の状況からして今回の判断となりました。



その後、Ｈ様から『床鳴りがするのよねぇ』とのご相談。坪内さん『んじゃみてみっかぁ』と二つ返事。床下の工事なんです。坪内さん昭和１６年生まれなんです。でもまったく意に介さず笑顔で床の下へ・・・・神々しさを感じるほどのその姿に、カメラなど向けられませんでした。狭い中、大汗かいて、しかも笑顔でバッチリ治してくれました。職人として、最高の姿を見た感じがします。

有り難いです。

北澤工務店は、このような職人に支えられています。

ではまた。

おさむ

伐根（ばっこん）

OB施主様でもあり、日頃からたいへんお世話になっているＫ様の伐根（ばっこん）作業が始まりました。



伐根とは、伐採と異なり根っこから抜き取る作業を指します。境界の生垣が大きくなり過ぎ、今後は手入れのかからないアルミフェンスにするそうです。生垣の風情はとてもいいし、『もったいないわぁ』と外部の方は言うかもしれませんが、とにかく長大な量なものですから適切なご判断ですね。



ではまた。

おさむ

思うようにはならないものです、子供部屋。

１３年前に新築工事をさせていただいた２軒のお客様から、続けて子供部屋の間仕切りについてのご相談をいただきました。

昔から私は『子供部屋中心の家づくり反対！家族優先！！』っていっているものですから、賛同者も多く、初めから子供用の個室をつくらないケースが今でも多いです。今回ご相談いただいた両家とも、新築当時は子供が一人か二人。将来の家族構成も見えないし、大きな部屋で仲良くやってくれればいいし、必要になったら仕切れるような間取りで新築しました。

あれから１３年です。家族構成も変わり、子供たちはぐんぐん成長しました。親の思惑通りにはいかないものです。独立心の強い子もいれば、親にべったりの子もいる。ひとりが好きな子もいる。友達をたくさん連れてくる子もいる・・・。

で、両家ともに悩んだ結果共通しているのは、『完全個室化計画』です。

でも、、、あと何年でもないんですよね、子供たちが家にいるのは。ま、簡単に取り壊しできる間仕切りとドアにする方向で落ち着きそうです。

どのみち思うのは、『可変性の高い間取り』がいいなぁ、ということです。あまり現状あるいは数年先の家族像をイメージしただけの『細切れ間取り』ではなく、ざっくりと、必要に応じて広さも用途も変更できる間取りがいいなぁ、と。

間取りの話は、ほんとうに奥が深いです。

ではまた。

おさむ

Ａ様邸 古民家大改装工事

稲敷市で古民家の大改装工事中のＡ様邸。解体した時には『いったいどうなってしまうんだろう・・・』と感じるほどでしたが、だいぶいい感じになってまいりました。



内部も天井が張られ、室内らしくなってきました。



北澤工務店では耐震に適したお家には耐震工事を、そうでない場合にはこの制振装置『ＭＡＫ-１』をお勧めしています。



ＭＡＫ-１のＵＲＬはこちら

着々とすすむＡ様邸です。



ではまた。

おさむ

もう１３年

突風による被害が出たために訪問したＹ様邸。もう新築させていただいてから１３年が経つのですね。（実はあたくしの高校時代の同級生です(笑)）今見てもなかなか素敵なお家です。



素晴らしいのはお家もそうなんですが、この芝のお手入れ！！！



芝の手入れは『こまめにやること』に尽きるのだそうです。長くしてしまったらたいへん！！なんだとか。

家づくりという仕事を通して、同級生でもあるけれど、OB施主様家族とこうして長くつながっていることがほんとうにうれしい。

ではまた。

おさむ

こりゃやばいっす！！

２９年前に新築工事をさせていただいたＨ様宅に昔からある納屋。別件でご相談を受けたのですが、いやいやいやいや、それどころではないです。そーとーやばいっす！！



天井も『く』の字になっています。赤丸のところをアップすると、



二階に相当な荷物を上げてしまっているのとキクイムシが原因のようです。梁の下端が横割れして、非常に危険な状態です。早急に対策を打ちます。

Ｈ様ご夫婦も高齢になられ、ほとんど手つかずの納屋やその周辺。このような場面に多々遭遇する昨今です。

家づくりという仕事。素晴らしいんだけど、、、いろいろ考えさせられます。

ではまた。

おさむ

仮設風呂

とあるリフォーム工事の現場に現れた小屋！？！？



在来式のタイルの浴室をシステムバスにリフォームする場合、通常は５日間の工期です。しかし今回お世話になっている現場は、洗面所の拡張などがあるため１０日間以上かかる見込み。そのため仮設のお風呂をつくりました。監督長澤と谷棟梁のアイディア仮設風呂です。

正面の扉は、これまでお風呂についていたもの。屋根はちゃんと雨が流れるように傾斜が。。。



扉を開けるとこれまでの浴槽が鎮座していて、そこに入るために階段が！！！



シャワーも、浴槽にお湯を貯めることもできます。（これもこれまでに使われていたもの）



給水・給湯・排水・照明（工事用ですが）・浴槽・小屋・・・カンペキです(^_^;)

すごいなぁ、現場の知恵。

ではまた。

おさむ

営業の現場でも

営業の仕事を覚えたてのころ、勉強会に行くと毎度のように教えられたのが、『政治・宗教の話は御法度』ということです。ところが今回の衆議院解散と総選挙です。ほとんどの場面で『なにやってんだかねぇ、国会議員は！』とか『税金の無駄遣いだ、国民を馬鹿にしてる、なりふり構わず自分のことしか考えていない』等々、真っ先にお客様が口火を切る。でもそれもみーーーーんなマスゴミ情報。

告示まであと５日。

日本人、日本国民が試されます。

ではまた。

おさむ

瓦破損のご相談

東日本大震災の時にも大きく瓦が損壊し、隅棟一本と本棟の取り直しをさせていただいたＵ様からお電話。早速お邪魔してみると・・・。



矢印の丸棟瓦が落ちてしまっています。

職人と一緒に屋根に上ると（いやいやいやシャレにならんくらい傾斜が強くて怖い(^_^;)）



その勢いで丸印の平瓦も割れてしまったようです。



適切な処置を施します。

『なにかあったらきたざわを呼べ』ということで。

ではまた。

おさむ

玄関引き分け戸

重厚な日本家屋の玄関引き分け戸を新調させていただきました。用材は米ヒバで鏡板はスギ赤です。今は黄色みが強く違和感を感じますが、数年もすれば風合いもまして建物に溶け込むことでしょう！！



今回も河崎建具さんの作。緻密できめ細かな配慮を感じます。差し口のホゾは人の目に触れることはありませんが、何年使っても隙間や反り曲がりが出ないような仕込みがしてあります。



これでガタつきも少なく、鍵もカシャッ！と、スースー気持ちよく動く玄関引き分け戸になりました。

家づくりの仕事って、おもしろい！！

ではまた。

おさむ

Ｋ様邸 地鎮祭

建て替えによる母屋解体工事が終わった土浦市のＫ様邸。本日はお天気にも恵まれたなかで地鎮祭が行われました。

四方竹にしめ縄を回し作法に従って場をつくり始めると、なんとも神妙な気持ちになるから不思議です。



工事の安全と無事竣工を祈り、手を合わせるＫ様。



今回は八代富士浅間神社さまからご出仕いただきました。



八代富士浅間神社についてはこちら

詳しく書かれたブログがありましたので、よろしければこちらも♫♫

いよいよＫ様邸の家づくりが始まります。

ではまた。

おさむ

家暮楽『お金のお話し』セミナー

今日は家づくりで最も大切な家暮楽『お金のお話し』セミナーでした。講師は筑波銀行の結柴さん。結柴さんは北澤工務店の企画にも積極的に参加して下さり、なんと今年の富士登山にも御夫婦で参加してくださいました。

今日はご自身の専門領域のお話しということもあって、これまでに見たこともない？？？生き生きとした口調、まるで水を得た魚のような、とにかく理路整然としながらもユーモアがあり、私自身おおきな学びの場となしました！！





家暮楽（かぐら）これからもいろいろな角度から企画してまいりますので、どうぞお気軽にご参加ください。詳細はカタロ通信・ホームページで。

ではまた。

おさむ