震災から2週間と少し が過ぎました。
今まであった日常から いくつもの次元を一気に飛び越えて、
もう戻ることのできない世界に押し流されてしまったような、
妙な感覚を 日々の中に感じています。
世界規模で そしてとても身近で起こっている 異常気象。
世界を揺らし続ける 地震、 津波 噴火。
独裁政権からの変革を遂げようとする 世界各地での紛争。
目には見えないけど、 少しづつ生活圏に及んできている 放射能・・・
今、世界で起こっている これらの
ばらばらであるはずの出来事が
今は ばらばらとは 思えない。
それが 一体何を意味しているのか、僕にはわからないし わかり得ようもない。
僕たちができることは ただ 今ある出来事の情報を収集し
それらの断片が持つことの意味を探り
そこから 自分達のできる行動を 選択していくだけなのかもしれない。
先日、東京に住み6カ月の赤ちゃんを持つ友人が 家に泊まりに来ました。
目には見えない放射能から 赤ちゃんを守るために。
彼らは 東京を離れ、京都に移住してくるということを選択しました。
僕は、今 たまたま京都に住んでいます。
少し前までは 長野にいたわけだけど、
もし、今もまだ長野にいたら、僕たちはどういった選択をしていただろう。
日常の なにげない一瞬が そしてささいな選択が とても大切に思えてきます。
今、こうして 家族とここにいれることが どんなに 幸せで ありがたいことか。
今 僕にできることはほんの ささいなことでしかないけれど、
ちいさなステップを踏み続けたいと 想います。
先週 金曜日の ひとまち交流館でのヨーガクラスは 10人程の方が来てくれました。
しばらくの間、このクラスをチャリティークラスということで、
来てくれた方のドネーション(参加費)を義援金として支援に回したいと思います。
小さなステップを ひとつづつ 前へ。
世界がより平和な方向へ 続くことを願って。
Shanti Om
児玉俊彦
インド・伝統ヨーガ研究会
児玉俊彦
earth_living_yoga@yahoo.co.jp