この何日か とっても不思議な心境と経験を通過しています。
なんだかまだインドの旅が続いているみたい。
さて、ちょっと間があきましたが、インド・ヒマラヤの旅写真の続きです。
インドに行ったのには理由がありました。
それは 僕がこれから始めていく「ヨーガを主軸にした生き方」へとシフトするにあたって、
まずは インドにおいてちゃんとした形で 始まりをきる ということでした。
僕は別に宗教的な意味でYOGAというものに興味があるわけではないし、
どこかの宗教に属しているとかは全く無いんですが、
やっぱり 自分の中でまずは YOGAの神々に対して、
ちゃんとお礼をしておきたいと 思ったんです。
YOGAの源であるガンジス河の源流に戻り
そこで 自身を浄化し直し、神々に感謝を伝え、
自身の持つ役割を全うできるように 力添えを願う
それが今回の旅の目的でした。
日本で例えて言うなら
二見ヶ浦でみそぎをして 伊勢神宮に参拝して 頭を垂れるようなものですかね。
家を建てるときの棟上げ式で神官さまを呼んで 御祈祷してもらうのにも近い気持ちかな。
まぁ なんにせよ そう言った訳があって インドに行ってきたんです。
インドでは そんな時 伝統的にHavanaという儀式をします。
これは日本で言う所の護摩焚きに近いもの というかその原型になっているもので
Veda(ヴェーダ)の経典に書かれているマントラを司祭が読誦し 決まったしきたりにのっとって
火をおこし 供物をささげ 祈り 願いを届ける といったものです。
インドではこれを結婚式 葬式 お祝い 願望成就問わず なにかにつけ
この儀式を行います。
で、今回はSwamijiが僕たちのためにこのHavanaを用意して下さいました。
僕たちは司祭さんの先導のもと ヴェーダの旋律にのって 心地良く祈りの中へと導かれていきます。
火の中には水やら米やら油やら、色んなものをくべていきます。
ヴェーダのマントラなので何を言っているのかは全く分かりませんが、
聞いているだけでも とっても気持ちがいいんです。
まぁ対象の相手は神様なのできっと日本語でありがとうと言っても通じているでしょう^^
実はインドに行く前に一つ 決めたことがありました。
それは 僕がこれから活動をしていく団体の名前です。
その名前をこのHavanaでは祈祷してもらって、名実ともに命を吹き込まれることに
なりました。
その名前は
Union Yoga
です。
union
というのは 繋がる 一つになる という意味の英語です。
もとはUN 1というラテン語が語根になっています。
そして YOGAも 語根(YUJ)は繋げる 一つになる という意味があります。
今 世界では色んなタイプのヨガやそれに類するものがあって
ほんとにヨーガのスーパーマーケット状態。
ヨーガ自体に色んな意味が含まれ
色んな解釈がされています。
だからこそもう一度原点に還って
unionという意味合いを 深く捉え
そこに立ち戻りたいと願って
Union Yoga とすることにしました。
・心と体が調和と統合を持って 機能良く働き
健康をたもてるように
・意識が自我の殻を抜け出し Universalな意識と混ざり 全体性を感じれるように
・社会が環境や地球とバランスをとって成長していけるように
このUnion Yogaはそんな願いを形にしていく活動をしていきたいと
思っています。
どうなっていくのかは分かりませんが、
自分の生活と気質と状況とのバランスをとりながら
理想と現実のUnionを進めていきたいと思っていますので
これからも応援していただけたら幸いです^^
スワミジの学校に書かれている Swami Vivekanandaの言葉
起き上がれ、 目覚めよ そしてゴールが達成されるまで立ち止まるな
Om tat sat