2011年9月 スワミ・チェータン師によるサットサンガが
ひとまち交流館京都で行われました。
静寂とわくわくが同居する心地いい サットサンガという時間。
今年は2回行われたんですが、
そのサットサンガでは
お話あり、呼吸法あり、マントラチャンティングありの
とても充実した時間で、あっという間に終了していしまいました。
その「お話し」の中で、
「なぜヨーガを学び 練習しているのか?」ということについて
「目的」という観点からお話しをされていました。
なぜ・・・でしょうか?
「その目的をはっきりさせない限り、ヨーガはフィットネスで終わってしまい、
肉体改造以外のことはしてくれない」と・・・。
インドの 特にヴェーダの教えに触れる時、この目的意識がとても大切になってきます。
「人はまずゴールをしっかりと決めて、そこから一歩づつそのゴールに向かって
進んでいくことができる。
そうでなければ、どこに着くでもなく、たださまよってしまう・・・」
スワミジはそこでこう言われました。
「私たちはみんな「Ananda」に向かっている。
Ananda(アーナンダ)とは一瞬で変化してしまうようなものではなく、
変わることのない至福、幸せであり、それこそが
私たちに本当の幸せを与えてくれる。
私たちはみんな根源的にAnandawo求めて生きているんだ」と。
そして続いて、
「Anandaを達成するには、ただありのままの、本来の自分
「Who am I」を悟らなければいけない・・・
そしてYogaの教えは その「本来の自分」を悟るための手段であり、
8つの部分に分かれた 段階的な練習法なんだ」
と言うようなことをおっしゃっていました。
はて、僕たちがヨーガをする時に そこまで深く目的意識を持って
練習に取り組んでいるだろうか・・・
僕たちはともすれば なおざりに ただのフィットネス運動的に
ヨーガに取り組みがちになってしまう感もありますが、
こういう言葉を改めて聞くと、なんだか背中が
すっと伸びる気がします。
今の瞬間ごとの目的をはっきりさせて、
それを日々の過ごし方に活かしていこうと
改めて思いました。
インドにおいて、「物事の本質を探ること」 についての論議は
いたるところで 日常茶飯事として行われています。
日本ではそういった本質は見落とされがちですが、
そんな国に生きているからこそ、こういうサットサンガの時間を大切に
して、もっとたくさんの人達とシェアができればいいなと思いました。
今年のスワミジの京都でのサットサンガはもう終わってしまいましたが、
来年もスワミジが戻ってきてくれれば、また開催したいと
思っていますので、今年参加できなかった人も
また参加したい人も 楽しみにしていて下さい^^
Shantiな時間を一緒に味わいましょう^^
Yoga is Union
Make a big family in this universe.
Shanti Om
とし