エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

始めてのバードウォッチング in ウトナイ湖

2023年04月19日 | 定年後の生活
始めてのバードウォッチング
   in ウトナイ湖

【4/18 (火)】
先日購入した「単眼鏡型カメラ」を試そうと夫婦でウトナイ湖の散策路を歩きながら始めてのバー
ドウォッチングに挑戦してみる事にした。

購入したのは、キャノンの 「power shot ZOOM」という機種。小さくて非常に軽く、100mm、
400mm、800mm の切替ボタンで簡単ズーム機能、手振れも少なくオートフォーカスそしてファイ
ンダーから見えた画像をカメラにも動画でも収める事が出来る優れものである。当初は双眼鏡を購
入しようとヨドバシカメラ札幌店に出向いたのだが、この機種を見たのが衝撃だった。



これが購入した「power shot ZOOM 」重さは145gしか無い。

★ 夫婦登山を返上してのウォッチング・・・
風も弱く快晴に近い登山日和になってしまった・・。
前日の夫婦の会話では、今季三度目のニセコへBCスキーを楽しみに行く事も話題に上がったが、
購入したばかりのカメラを試したいと思う私の心の内を読んだのか、チーヤンの先取りバードウォ
ッチングを提案してくれた事で内助の功を感じてしまった。

3連休の遠征登山も初日からの雨で流れたため、18日の今日も日帰り山行しか出来なかったが、
以前から夫婦で「双眼鏡が欲しいね」と言う話はあって、早々17日の札幌となった次第だった。


★ 道の駅「ウトナイ湖」・・・
身近な自然は、車で移動しなくても自宅から徒歩で散策出来るところは多い・・。
でも、少し移動する事で新たな自然にふれあい、癒しと心が洗われる新鮮な気持ちになれるのは見
慣れた地元の自然とは一味違って良いものである。

ウトナイ湖を提案したチーヤンは、わが家でもお気に入りとなっている菅原靖彦氏著書の「札幌か
ら日帰り ゆったりハイキング」(北海道新聞社発行) に載っている中からチョイスしたようでほぼ
全コースを巡る一日となった。



道の駅隣にある「野生鳥獣保護センター」から自然観察路をスタート



★ こんなにはっきりと・・・
「習うより慣れろ・・」とよく言うが、新しい機種を扱う場合は先ず使ってみる事が早道だ。
前日は、取説を見てこの機種の使い方を学習したので、あとは実戦あるのみ。

自然観察路を歩き出し、野鳥の鳴き声に注視しながら上ばかり見て歩いていた・・。
そんな時、聞き覚えのある鳴き声に集中してその先を見つめる。
「いた!・・・」見失わないようカメラを向けてファインダーでも姿を確認。そして、倍率を400、
800mmへと移行するとビックリ!

小さな声で・・・「これはシマエナガだよ」と呟き、カメラのシャッターを何度か切って見た。
その後、再生して画像を確認出来るが、それよりもスマホと連動させているので撮った写真をすぐ
にスマホ画面で確認出来るのが凄い。ちゃんと写っていたしピントも合っていて初のバードウォッ
チング成功である。その写真が下のシマエナガ。かわいいね。



カメラ800mmズームで撮影した「シマエナガ」初めての撮影だった・・・





★ ヒヨドリ・・・ゲット!・・・
意外と近くで見付けたのが「ヒヨドリ」シマエナガよりひと回り大きく、その特徴は学習済みだ。

他にもゴジュウカラ、シジュウカラ、アカゲラなどを見付けたが、遠かったり動きが早くて撮れな
かったりでその難しさも実感したが、とにかく楽しい時間だった。

当初予定していた双眼鏡を買っていたら、観る事は出来ても写真には撮れずレンズから見た鳥を頭
に残すだけだが、カメラ付き単眼鏡ならこれが一度に出来るので気に入ってしまった。



ヒヨドリ




ゴジュウカラ




シジュウカラ


飛びだった瞬間のヒヨドリ

★ 仕事でも山でも・・・
私の性格からしても、今後仕事でも夫婦登山でもこのカメラは必需品となる事は間違いない。
ただ、一台しかないのでもう一台双眼鏡があれば、夫婦で同時に被写体を捉える事も可能なので、
今後の検討課題である。

何かまた別の世界に足を踏み出しそうな、変な予感のする一日だったかも・・・。



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