風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

「李香蘭」と山口淑子さん

2015-10-03 11:54:37 | 日記・エッセイ・コラム
ここ数日のニュースや事件報道に接して、改めて「人間には夢が必要」と感じた。



山口淑子氏の著作「『李香蘭』を生きて」を先日読み終えた。

昨年山口氏が亡くなってから、丁度1年がたったのだ。
ミュージカルでも人気のプログラムだ。

彼女の一生を考えると、ずーっといくつもの人格を生きてきたような気がする。
大変な苦労だったのだろう。

華やかな外側の山口氏と、本当の彼女。

庶民に生まれて、本音が言えて良かったと、こんな時に思う(笑)


中国では、国慶節の日に連続爆発事件があった。

今、香港に家族が仕事で行っているので他人事ではない気がする。

「広西チワン族自治区柳州市」の場所が気になった。
多分、上海の奥地ぐらいに思っていたら、
南部の香港の方に近かった。

14億人の中の一人の33才の男性はどんな人生を生きたのか?

考えると何だか寂しくなってしまう。

上野の国立博物館では、
「アート オブ ブルガリ」が素晴らしかった。

展示も素敵だが、やはり一つ一つの宝石の価値が素晴らしい。
物語があるのが、さらに心を動かされるのかもしれない。

人間には、何か「夢」が必要なのだろう。