今週は、出かけてばかりで結構ハードな日々だった (笑)
ハードと言っても、どれもこれも好きでやっていることばかり・・・つまり「道楽」?
家族に言わせると、私は「好きなことをやって毎日遊んでいる」らしい。
悔しいので、最近は自分のことを、一人NPOだと思うようにしている(笑)
先日の、馬込文士村「演劇祭立ち上げイベント」は、楽しかった!
これを機会に、ワクワクすることが増えるといいな。
「馬込文士村」とは?
馬込村と入新井(いりあらい)村(現在の山王、中央付近)は、江戸時代までは農村地帯であった。
1876年に、東海道線(京浜東北線)大森駅が開業。
これ以降、現在の山王一帯は東京近郊の別荘地として開発された。
明治時代の終わり頃、芸術家や詩人達が山王一帯に住むようになり、馬込文士村の原型ができ始めた。
主なメンバーは日夏耿之介、小林古径、川端龍子、伊東深水、片山広子、真野紀太郎、長谷川潔らがいる。
大正時代、彼らは「大森丘の会」を大森駅近くの「望翠楼ホテル」で頻繁に開いた。
その後、尾崎士郎が馬込に引っ越してくると知り合いの文士に声をかけ始めた。
誘いに応じて、萩原朔太郎、今井達雄、川端康成、衣巻省三、榊山潤、藤浦洸、
間宮茂輔、広津和郎、宇野千代、佐多稲子、吉屋信子、
村岡花子、室生犀星、三好達治ら、そうそうたる作家たちがやってきた。
その後も稲垣足穂、小島政二、佐藤惣之助、竹村俊郎などが住んだ。
だが第二次大戦勃発で、その歴史は終わったものとされている。
今では、彼らの書いたものを読むことも少なくなった。
でも、少し前の大森・馬込・池上エリアには、文学や芸術の香りが溢れていたのだ!嬉しい~
川端茅舎・西東三鬼の俳人らも、この地に住んでいた。
三島由紀夫も馬込の住民だったのだ。
世の中、効率ばかりじゃつまらない。
悩んだり回り道したり。。。
文学や芸術って、人間にとって一番大切なものじゃないのかな?