夢心地

1998年02月12日 | タカシ
 夜半,タカシが寝ぼけていた。急にムックと起きあがり,カーテン越しに無言のままで窓の外など見つめている。外には何が見えるのかな? ボンヤリ光る街燈に,空き地を横切る野良猫に,時おり通る車のライト。恐らくそんなものたちを,タカシのまどろむ風体は暫くじっと見続けている。でも,君の魂はどこにいった? 楽園の夢心地かな? 悲しい夢の世界かな? それとも例のアレですかな,魂魄半ば身体を離れたのですかな? . . . 本文を読む